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公開番号
2025074827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185891
出願日
2023-10-30
発明の名称
階段下構造
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04H
1/02 20060101AFI20250507BHJP(建築物)
要約
【課題】 本発明は、スペースを有効活用することができ、在宅勤務と子供の見守りの両立を図ることができる階段下構造を提供する。
【解決手段】少なくとも折り返されない直線部10を有し、居室5に隣接し、下階と上階とを接続する階段2の下に形成される階段下構造1であって、前記直線部10の下側に形成される勾配天井3と、少なくとも前記勾配天井3の下側を含む階段下に形成される階段下空間4と、を備え、前記階段下空間4は、前記勾配天井3の下側に配置され前記下階の床面13から立ち上がる腰壁17によって2つの空間に隔てられており、前記2つの空間は、前記勾配天井3の低い側に配置される子供空間7、及び、前記勾配天井3の高い側に配置され、前記腰壁17から突出するデスク天板27を有するワーク空間6である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも折り返されない直線部を有し、居室に隣接し、下階と上階とを接続する階段の下に形成される階段下構造であって、
前記直線部の下側に形成される勾配天井と、
少なくとも前記勾配天井の下側を含む階段下に形成される階段下空間と、
を備え、
前記階段下空間は、前記勾配天井の下側に配置され前記下階の床面から立ち上がる腰壁によって2つの空間に隔てられており、
前記2つの空間は、前記勾配天井の低い側に配置される子供空間、及び、前記勾配天井の高い側に配置され、前記腰壁から突出するデスク天板を有するワーク空間である階段下構造。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記腰壁の上に透明板が立設されており、
前記透明板の上端は前記勾配天井に繋がる請求項1に記載の階段下構造。
【請求項3】
前記子供空間は前記居室に向かって開放されるとともに、前記ワーク空間と前記居室との間に、建具が設置された第一の間仕切壁が設けられ、
前記居室と反対側は前記階段下空間全体が第二の間仕切壁によって閉じられている請求項2に記載の階段下構造。
【請求項4】
前記建具は透明部を有する請求項3に記載の階段下構造。
【請求項5】
前記ワーク空間は、前記子供空間と反対側が外壁に面して形成されており、
当該外壁に沿って高窓が形成される請求項1に記載の階段下構造。
【請求項6】
前記高窓は、開閉可能である請求項5に記載の階段下構造。
【請求項7】
前記外壁に沿って前記高窓の下に造作棚収納が形成される請求項5に記載の階段下構造。
【請求項8】
前記子供空間は前記下階の床面と、前記勾配天井と、前記腰壁及び前記透明板と、当該腰壁と反対側に設けられる鉛直壁面と、に囲まれた空間であり、
前記子供空間と前記居室との開放された境界は、その上縁が勾配天井に沿った第一勾配部と、前記第一勾配部と逆勾配の第二勾配部と、で山形状に形成される請求項3に記載の階段下構造。
【請求項9】
前記勾配天井の天井裏、又は前記第二の間仕切壁は、防音性を有する構造が配置される請求項3に記載の階段下構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として居住性の建物の階段下構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
住宅などの建物の階段下には低い勾配天井となる空間が形成されることになり、一般的な居室としての利用には適さないことから、従来は収納やトイレ等の目的で利用されていた。
【0003】
そして、このような階段下の空間をより有効に活用すべく、様々な発明がなされている。例えば、階段下にホームオフィスやワークスペースを設けた発明が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。この発明では、基本的に着座した姿勢で利用することとなるワークスペース等を階段下に設けるので、天井の低い階段下空間でも圧迫感を感じにくく、階段下空間の有効活用を図ることができる。
【0004】
また、階段下空間に子供の遊び場やスタディスペースを設けた発明も提案されている(特許文献3、特許文献4参照)。階段下空間を子供の空間とすれば、天井が低くても当該天井が邪魔になりにくく、適度に天井が低い空間は、子供に静的な行動である、昼寝、読書、勉強などをさせやすい利点もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-227237号公報
特開2013-57172号公報
特開2014-62419号公報
特開2015-209646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、近年では、在宅勤務の機会が多くなり、住宅においても在宅勤務に適した空間が求められている。また、子育て世代の在宅勤務の場合には、在宅勤務と子供の見守りの両立を図りたい要望がある。
【0007】
そこで、本発明は、スペースを有効活用することができ、在宅勤務と子供の見守りの両立を図ることができる階段下構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願の第1発明は、少なくとも折り返されない直線部を有し、居室に隣接し、下階と上階とを接続する階段の下に形成される階段下構造であって、前記直線部の下側に形成される勾配天井と、少なくとも前記勾配天井の下側を含む階段下に形成される階段下空間と、を備え、前記階段下空間は、前記勾配天井の下側に配置され前記下階の床面から立ち上がる腰壁によって2つの空間に隔てられており、前記2つの空間は、前記勾配天井の低い側に配置される子供空間、及び、前記勾配天井の高い側に配置され、前記腰壁から突出するデスク天板を有するワーク空間である。
【0009】
本願の第2発明は、第1発明の階段下構造であって、前記腰壁の上に透明板が立設されており、前記透明板の上端は前記勾配天井に繋がる。
【0010】
本願の第3発明は、第2発明の階段下構造であって、前記子供空間は前記居室に向かって開放されるとともに、前記ワーク空間と前記居室との間に、建具が設置された第一の間仕切壁が設けられ、前記居室と反対側は前記階段下空間全体が第二の間仕切壁によって閉じられている。
(【0011】以降は省略されています)
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