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公開番号2025074823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185885
出願日2023-10-30
発明の名称報知システム、報知方法およびコンピュータプログラム
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人個人,個人
主分類B62J 45/00 20200101AFI20250507BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】自転車を運転するユーザに、適切な走行速度で自転車を走行させることを意識させる。
【解決手段】実施形態に係る報知システム(10)は、自転車(1)の運転に関する情報をユーザに報知する。報知システム(10)は、処理装置(111)と、処理装置(111)の動作を制御するコンピュータプログラムを記憶する記憶装置(102)とを備える。処理装置(111)は、コンピュータプログラムに従って、自転車(1)の走行速度を示す走行速度情報を取得し、走行速度情報に基づいて走行速度が第1所定速度以下である第1状態が継続する時間をカウントする第1カウント動作を行い、第1状態が第1所定時間継続した場合、ユーザによる自転車(1)の運転が適切であったことを示す第1情報を、報知装置(105)、(106)を介してユーザに報知する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
自転車の運転に関する情報をユーザに報知する報知システムであって、
処理装置と、
前記処理装置の動作を制御するコンピュータプログラムを記憶する記憶装置と、
を備え、
前記処理装置は、前記コンピュータプログラムに従って、
前記自転車の走行速度を示す走行速度情報を取得し、
前記走行速度情報に基づいて、前記走行速度が第1所定速度以下である第1状態が継続する時間をカウントする第1カウント動作を行い、
前記第1状態が第1所定時間継続した場合、前記ユーザによる前記自転車の運転が適切であったことを示す第1情報を、報知装置を介して前記ユーザに報知する、報知システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記処理装置は、
前記走行速度が前記第1所定速度より大きくなった場合は、前記走行速度が前記第1所定速度より大きい第2状態が継続する時間をカウントする第2カウント動作を行い、
前記第2状態が第2所定時間以上継続した場合、前記第1カウント動作においてカウントした時間をリセットする(ここで前記第2所定時間は前記第1所定時間よりも小さい)、請求項1に記載の報知システム。
【請求項3】
前記処理装置は、前記第2状態が前記第2所定時間以上継続せずに、前記走行速度が前記第1所定速度以下に戻った場合、前記第1カウント動作においてカウントした時間をリセットしない、請求項2に記載の報知システム。
【請求項4】
前記処理装置は、
前記走行速度が前記第1所定速度より大きい期間は、前記第1カウント動作を停止し、
前記走行速度が前記第1所定速度以下になった場合、前記第1カウント動作を行う、請求項2または3に記載の報知システム。
【請求項5】
前記処理装置は、
前記走行速度が第2所定速度より小さい期間は、前記第1カウント動作を停止し(ここで前記第2所定速度は前記第1所定速度よりも小さく)、
前記走行速度が前記第2所定速度以上前記第1所定速度以下になった場合、前記第1カウント動作を行う、請求項1または2に記載の報知システム。
【請求項6】
前記処理装置は、前記第1カウント動作においてカウントした時間をリセットした後、前記第1状態が継続する時間のカウントを再開する、請求項2に記載の報知システム。
【請求項7】
前記処理装置は、前記報知装置を介して前記第1情報を前記ユーザに報知した後、前記第1状態が継続する時間のカウントを再開する、請求項1または2に記載の報知システム。
【請求項8】
前記処理装置は、一回目に前記ユーザに報知する前記第1情報の内容と、n(nは2以上の整数)回目に前記ユーザに報知する前記第1情報の内容とを互いに異ならせる、請求項7に記載の報知システム。
【請求項9】
前記処理装置は、前記ユーザに前記第1情報を報知した回数に応じて、前記第1所定時間の大きさを変更する、請求項7に記載の報知システム。
【請求項10】
前記処理装置は、
前記自転車の現在地を示す位置情報を取得し、
前記自転車の現在地に応じて、前記第1所定速度の大きさを変更する、請求項1または2に記載の報知システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、報知システム、報知方法およびコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自転車は、手軽に利用できる交通手段として、老若男女を問わず、広く普及している。近年、ユーザがペダルを漕ぐ力を電動モータにより補助する電動補助自転車の普及が進んでいる(例えば特許文献1参照)。電動補助自転車では、ユーザがペダルに加えた人力に応じた駆動力を電動モータに発生させ、例えば坂道の走行時や荷物を積んでいるときのユーザの負担を減らすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-230411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動補助自転車などの自転車は適切な走行速度で走行させることが求められており、自転車を運転するユーザに、適切な走行速度で自転車を走行させることを意識させることが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、以下の項目に記載の報知システム、報知方法およびコンピュータプログラムを開示している。
【0006】
[項目1]
自転車の運転に関する情報をユーザに報知する報知システムであって、
処理装置と、
前記処理装置の動作を制御するコンピュータプログラムを記憶する記憶装置と、
を備え、
前記処理装置は、前記コンピュータプログラムに従って、
前記自転車の走行速度を示す走行速度情報を取得し、
前記走行速度情報に基づいて、前記走行速度が第1所定速度以下である第1状態が継続する時間をカウントする第1カウント動作を行い、
前記第1状態が第1所定時間継続した場合、前記ユーザによる前記自転車の運転が適切であったことを示す第1情報を、報知装置を介して前記ユーザに報知する、報知システム。
【0007】
自転車の走行速度が第1所定速度以下である第1状態が第1所定時間継続した場合、運転が適切であったことをユーザに報知する。適切な走行速度での運転が継続できている場合はユーザを称賛することで、適切な運転を行おうとするユーザの意識を向上させることができる。
【0008】
[項目2]
前記処理装置は、
前記走行速度が前記第1所定速度より大きくなった場合は、前記走行速度が前記第1所定速度より大きい第2状態が継続する時間をカウントする第2カウント動作を行い、
前記第2状態が第2所定時間以上継続した場合、前記第1カウント動作においてカウントした時間をリセットする(ここで前記第2所定時間は前記第1所定時間よりも小さい)、項目1に記載の報知システム。
【0009】
自転車の走行速度が第1所定速度より大きい第2状態が第2所定時間以上継続した場合、第1カウント動作においてカウントした時間をリセットする。これにより、適切な走行速度を維持できていない場合は、第1情報の報知を行わないようにすることができる。
【0010】
[項目3]
前記処理装置は、前記第2状態が前記第2所定時間以上継続せずに、前記走行速度が前記第1所定速度以下に戻った場合、前記第1カウント動作においてカウントした時間をリセットしない、項目2に記載の報知システム。
(【0011】以降は省略されています)

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