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公開番号2025074646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185605
出願日2023-10-30
発明の名称情報処理システム
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 21/62 20130101AFI20250507BHJP(計算;計数)
要約【課題】ブロックチェーンにおける計算量を抑える。
【解決手段】情報処理システムSSは、複数の端末1~4と、複数の端末を管理する管理サーバISとを有する。前記管理サーバは、前記複数の端末の位置情報を定期的に取得し、第1端末が、ブロックチェーンにおける第1ブロックに第1ハッシュ値と第1トランザクションデータ群とを書き込む権限を有し、前記管理サーバは、前記第1ブロックが満杯になったときに前記第1端末との距離が所定距離以下であるという条件を含む引継ぎ条件を満たす第2端末を承認し、前記第1端末は、前記第1端末及び前記第2端末の識別情報からナンスを生成し、前記ナンスと前記第1ハッシュ値と前記第1トランザクションデータ群とから第2ハッシュ値を生成し、前記第1端末とは異なる端末が、前記第1ブロックに続く第2ブロックに前記第2ハッシュ値と第2トランザクションデータ群とを書き込む権限を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の端末と、前記複数の端末を管理する管理サーバとを有する情報処理システムであって、
前記管理サーバは、前記複数の端末の位置情報を定期的に取得し、
第1端末が、ブロックチェーンにおける第1ブロックに第1ハッシュ値と第1トランザクションデータ群とを書き込む権限を有し、
前記管理サーバは、前記第1ブロックが満杯になったときに前記第1端末との距離が所定距離以下であるという条件を含む引継ぎ条件を満たす第2端末を承認し、
前記第1端末は、前記第1端末及び前記第2端末の識別情報からナンスを生成し、前記ナンスと前記第1ハッシュ値と前記第1トランザクションデータ群とから第2ハッシュ値を生成し、
前記第1端末とは異なる端末が、前記第1ブロックに続く第2ブロックに前記第2ハッシュ値と第2トランザクションデータ群とを書き込む権限を有する、
情報処理システム。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記第1端末は、前記第1端末及び前記第2端末の識別情報と、前記第1端末及び前記第2端末の位置情報と、前記引継ぎ条件が満たされたと判定された時刻とから前記ナンスを生成する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第1端末及び前記第2端末のいずれとも異なる端末が、前記第2ハッシュ値と第2トランザクションデータ群とを前記第2ブロックに書き込む、請求項1又は2に記載の情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、分散台帳を保有している複数の装置を備える分散台帳システムにおいて、当該複数の装置のうちの第一装置が実行する制御方法が記載されている。この制御方法は、前記複数の装置のうちの前記第一装置と異なる第二装置から、近距離無線通信を介して前記第二装置の第二識別情報を受信し、前記第一装置が有するトランザクションプールから選択したトランザクションデータと、前記第二識別情報と、前記第一装置の第一識別情報とを含むブロックを生成し、生成した前記ブロックを、前記複数の装置が保有している前記分散台帳に格納する格納処理を実行するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/215401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ブロックチェーンにおける計算量を抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る情報処理システムは、複数の端末と、前記複数の端末を管理する管理サーバとを有する。
前記管理サーバは、前記複数の端末の位置情報を定期的に取得する。
第1端末が、ブロックチェーンにおける第1ブロックに第1ハッシュ値と第1トランザクションデータ群とを書き込む権限を有する。
前記管理サーバは、前記第1ブロックが満杯になったときに前記第1端末との距離が所定距離以下であるという条件を含む引継ぎ条件を満たす第2端末を承認する。
前記第1端末は、前記第1端末及び前記第2端末の識別情報からナンスを生成し、前記ナンスと前記第1ハッシュ値と前記第1トランザクションデータ群とから第2ハッシュ値を生成する。
前記第1端末とは異なる端末が、前記第1ブロックに続く第2ブロックに前記第2ハッシュ値と第2トランザクションデータ群とを書き込む権限を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ブロックチェーンにおける計算量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
情報処理システムを示す説明図である。
端末及び管理サーバの機能部を示すブロック図である。
情報処理システムにおいて行われる処理を示すシーケンス図である。
情報処理システムにおいて行われる処理を示すシーケンス図である。
情報処理システムにおいて行われる処理を示すシーケンス図である。
コンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。
【0009】
<発明者が行った検討>
発明者はまず、以下のような検討を行った。
【0010】
情報を記録する媒体としてメモ帳や台帳等多くのものが広く一般的に使われており、昨今、電子化が進んでいる。電子的な記録を管理する技術の中で通信を活用した分散型台帳という技術が実用化されており、中でも複数の端末が記録に寄与することを特徴とした技術が実用化されている。特に、分散型台帳の一種としてブロックチェーン技術を活用することで、記録を改ざんしづらくすることができることが広く知られており、ビットコインなどのサービスを支える技術として実用化されている。
(【0011】以降は省略されています)

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