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公開番号
2025074675
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185659
出願日
2023-10-30
発明の名称
車両の給電システム
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
B60H
1/22 20060101AFI20250507BHJP(車両一般)
要約
【課題】車室を居住スペースとして使うときに長時間の空調を可能にする。
【解決手段】バッテリ(3)と、ユーザの所定の操作によって前記バッテリ(3)との接続と遮断とを切換えられる電装品(7、8)とを備えた車両の給電システムであって、前記バッテリ(3)を前記電装品(7、8)のうちの空調に必要な電装品(7)にのみ接続する空調モードを有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリと、ユーザの所定の操作によって前記バッテリとの接続と遮断とを切換えられる電装品とを備えた車両の給電システムであって、
前記バッテリを前記電装品のうちの空調に必要な電装品にのみ接続する空調モードを有することを特徴とする車両の給電システム。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記バッテリと前記電装品のうちの走行に必要な電装品と接続する走行可能モードを有し、
前記空調に必要な電装品は、電動コンプレッサ及びコンデンサファンを含み、
前記空調モード時は、前記電動コンプレッサ及び前記コンデンサファンのうちの少なくともいずれか一方の回転数を、前記走行可能モードでの回転数よりも制限することを特徴とする請求項1に記載の車両の給電システム。
【請求項3】
前記空調モード時に、前記バッテリの状態を表す指標が所定の値になったとき、前記遮断モードに遷移させることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の給電システム。
【請求項4】
前記空調モード時に、前記バッテリの状態を表す指標が所定の値になるまでの時間を推定して、報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の給電システム。
【請求項5】
前記車両はハイブリッド車又は電動車であり、
前記バッテリは駆動用バッテリであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の給電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の給電システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、駆動エネルギーの少なくとも一部に電力を用いる電動車において、アクセサリ電源(ACC)のみがオンとなるACCオンモード、アクセサリ電源およびイグニッション電源(IG)がオンとなり全ての電装機器が使用可能となるIGオンモード、およびアクセサリ電源およびイグニッション電源がオフとなるオフモードを有すること、IGオンモードでエアコンが使用可能となること、駆動用バッテリに蓄積された電力が、駆動用モータの他電動エアコンの作動にも用いられること等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6812771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
昨今、自動車の使われ方は多様化しており、例えば休憩や睡眠のための空間やテレワーク等の作業空間といった、居住スペースとしての機能、価値が求められるようになっている。車室を居住スペースとして快適に使えるようにするためには、車室内の空調が必須である。
特許文献1にあるようにIGオンモードでエアコンが使用可能となる場合、車室を居住スペースとして使いたいときにも、走行を前提としてスタンバイすることになるため、バッテリからは、空調に必要な電装品のみならず、空調に必要のない電装品にも給電される。そのため、バッテリの電力が余分に消費されてしまい、空調を利用できる時間が短くなってしまう。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、車室を居住スペースとして使うときに長時間の空調を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両の給電システムは、バッテリと、ユーザの所定の操作によって前記バッテリとの接続と遮断とを切換えられる電装品とを備えた車両の給電システムであって、前記バッテリを前記電装品のうちの空調に必要な電装品にのみ接続する空調モードを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車室を居住スペースとして使うときに長時間の空調が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係る自動車の給電システムの構成を示す図である。
モード遷移について説明するための図である。
報知電装品の例を説明するための図である。
実施例に係る制御装置の機能構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係る車両の給電システムは、バッテリ(3)と、ユーザの所定の操作によって前記バッテリ(3)との接続と遮断とを切換えられる電装品(7、8)とを備えた車両の給電システムであって、前記バッテリ(3)を前記電装品(7、8)のうちの空調に必要な電装品(7)にのみ接続する空調モードを有することを特徴とする。
これにより、車室を居住スペースとして使うときに長時間の空調が可能になる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1は、実施例に係る車両である自動車の給電システム1の構成を示す図である。図1において、実線はバッテリ2、3からの電源供給ラインを示し、破線は信号のやり取りをしたり、電流を流してスイッチを動かしたりするためのハーネスや電波信号を示す。
本実施例に係る自動車は、プラグインハイブリッド車であり、補機バッテリと呼ばれる低電圧バッテリ2と、駆動用バッテリと呼ばれる高電圧バッテリ3とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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