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公開番号
2025074261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2025033246,2024227442
出願日
2025-03-03,2021-12-06
発明の名称
グリス交換時期予測方法
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16N
29/02 20060101AFI20250502BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】グリス交換時期を予測することができる。
【解決手段】グリス交換時期予測方法は、ギヤが収容され且つ規定量のグリスが封入されるケーシング41を有する減速機4におけるグリス交換時期予測方法であって、減速機4の稼働開始日におけるケーシング41内のグリスの添加剤の消費率と、任意の日におけるケーシング41内のグリスの添加剤の消費率とを通る直線の傾きに基づいて、稼働開始日からケーシング41内のグリスの添加剤の消費率が予め定められた管理基準値に達する日までの予測時間を、グリス交換時期として予測する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
ギヤが収容され且つ規定量のグリスが封入されるケーシングを有するギヤ装置におけるグリス交換時期予測方法であって、
前記ギヤ装置の稼働開始日における前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率と、任意の日における前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率とを通る直線の傾きに基づいて、前記稼働開始日から前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率が予め定められた管理基準値に達する日までの予測時間を、グリス交換時期として予測するグリス交換時期予測方法。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
ギヤが収容され且つ規定量のグリスが封入されるケーシングを有するギヤ装置におけるグリス交換時期予測方法であって、
任意の2日分の前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率を通る直線の傾きに基づいて、前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率が所定値P0である日を前記ギヤ装置の稼働開始日とみなし、前記稼働開始日とみなされた日から前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率が予め定められた管理基準値に達する日までの予測時間を、グリス交換時期として予測するグリス交換時期予測方法。
【請求項3】
請求項1または2に記載のグリス交換時期予測方法において、
前記添加剤は、リン化合物、またはリン-硫黄二重結合基を含む化合物であるグリス交換時期予測方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、グリス交換時期予測方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ロボットや工作機械等に設けられる減速機等のギヤ装置内には潤滑のためのグリスが封入されており、そのグリスは、稼働状況に応じて劣化していくため適宜交換する必要がある。例えば、特許文献1に開示されている交換方法では、新しいグリスをギヤケースの給脂口から注入することによって、古いグリスをギヤケースの排脂口から押し出す。そして、排脂口から押し出されるグリスの色が新しいグリスの色に変わると、新しいグリスの注入を停止し、グリス交換が終了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-177914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記特許文献1のグリス交換方法では、古いグリスを新しいグリスで押し出すのみであり、これでは減速機内の古いグリスを十分に交換できておらず、グリス交換率は十分ではない。
【0005】
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、グリス交換率を向上させることにあり、また、グリス交換時期を予測することができることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示された技術は、ギヤが収容され且つ規定量のグリスが封入されるケーシングを有するギヤ装置におけるグリス交換方法である。このグリス交換方法は、前記ケーシングからグリスを排出させ、且つ、前記ケーシング内のグリスの量が前記規定量より多くなるまで新しいグリスを前記ケーシングに注入する、入替え動作を行うことと、前記入替え動作の後、前記ギヤを回転動作させることと、前記ギヤの回転動作の後、前記ケーシング内のグリスの量が前記規定量になるまで前記ケーシングからグリスを排出させる量調整動作を行うこととを含む。
グリス交換時期予測方法は、ギヤが収容され且つ規定量のグリスが封入されるケーシングを有するギヤ装置におけるグリス交換時期予測方法であって、前記ギヤ装置の稼働開始日における前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率と、任意の日における前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率とを通る直線の傾きに基づいて、前記稼働開始日から前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率が予め定められた管理基準値に達する日までの予測時間を、グリス交換時期として予測する。
グリス交換時期予測方法は、ギヤが収容され且つ規定量のグリスが封入されるケーシングを有するギヤ装置におけるグリス交換時期予測方法であって、任意の2日分の前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率を通る直線の傾きに基づいて、前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率が所定値P0である日を前記ギヤ装置の稼働開始日とみなし、前記稼働開始日とみなされた日から前記ケーシング内のグリスの添加剤の消費率が予め定められた管理基準値に達する日までの予測時間を、グリス交換時期として予測する。
【発明の効果】
【0007】
前述のグリス交換方法によれば、グリス交換率を向上させることができる。前述のグリス交換時期予測方法によれば、グリス交換時期を予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、ロボットの概略構成を示すブロック図である。
図2は、グリス交換方法を示すフローチャートである。
図3は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図4は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図5は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図6は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図7は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図8は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図9は、1回目のグリス交換日の予測について一例を説明するためのグラフである。
図10は、1回目のグリス交換日の予測について一例を説明するためのグラフである。
図11は、2回目以降のグリス交換日の予測について一例を説明するためのグラフである。
図12は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図13は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図14は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
図15は、減速機のグリス交換時の一状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、ロボットの概略構成を示すブロック図である。
【0010】
本実施形態のグリス交換方法は、ギヤが収容され且つ規定量のグリスが封入されるケーシング41を有する減速機4におけるグリスの交換方法である。減速機4は、ギヤ装置の一例である。この例では、減速機4は、産業用のロボット100に設けられるものを対象としている。
(【0011】以降は省略されています)
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