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公開番号2025071283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2025027347,2022069593
出願日2025-02-21,2022-04-20
発明の名称撮像システムの制御装置および制御方法、ならびに撮像システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250424BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数の撮像装置を用いたインカメラVFX映像の撮影をより容易にすることが可能な撮像システムの制御装置および制御方法を提供すること。
【解決手段】表示装置に表示された画像を背景にした撮像を行う撮像システムの制御装置であって、個々の撮像装置に対して、タイミングが異なる撮像期間を割り当てる割り当て手段と、個々の撮像装置が割り当てられた撮像期間に撮像を行うように個々の撮像装置を制御する撮像制御手段と、撮像期間それぞれにおいて、当該撮像期間が割り当てられた撮像装置の位置姿勢に応じた画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする制御装置。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置に表示された画像を背景にした撮像を行う撮像システムの制御装置であって、
個々の撮像装置に対して、タイミングが異なる撮像期間を割り当てる割り当て手段と、
前記個々の撮像装置が割り当てられた撮像期間に撮像を行うように前記個々の撮像装置を制御する撮像制御手段と、
前記撮像期間それぞれにおいて、当該撮像期間が割り当てられた撮像装置の位置姿勢に応じた画像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記割り当て手段は、前記個々の撮像装置に割り当てた撮像期間が1フレーム期間に収まるように前記撮像期間を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記割り当て手段は、撮像期間が互いに重複しないように前記個々の撮像装置に撮像期間を割り当ることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記割り当て手段は、撮像期間が部分的に重複するように前記個々の撮像装置に撮像期間を割り当ることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記撮像期間にそれぞれにおいて、他の撮像期間と重複しない期間に、前記画像を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記画像と前景の被写体との露出量の差を補正する補正手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項7】
前記補正手段は、前記画像の明るさを補正することにより、前記露出量の差を補正することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記補正手段は、前記表示装置の表示輝度を補正することにより、前記露出量の差を補正することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
【請求項9】
表示装置に表示された画像を背景にした撮像を行う撮像システムが実行する制御方法であって、
個々の撮像装置に対して、タイミングが異なる撮像期間を割り当てることと、
前記個々の撮像装置が割り当てられた撮像期間に撮像を行うように前記個々の撮像装置を制御することと、
前記撮像期間それぞれにおいて、当該撮像期間が割り当てられた撮像装置の位置姿勢に応じた画像を前記表示装置に表示させることと、
を有することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
外部装置から、自装置および他の撮像装置についての撮像タイミングに関する情報を取得する取得手段と、
前記情報に基づいて、前記他の撮像装置の撮像タイミングを制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像システムの制御装置および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
実写映像にコンピュータグラフィクス(CG)を合成することにより、非現実的なシーンの映像を生成するVFX(Visual Effects)技術が注目されている。また、CGを表示する表示装置やスクリーンを背景にして被写体を撮像することで、合成処理なしにVFX映像を取得する方法(インカメラVFX)が知られている。
【0003】
違和感のないVFXを実現するには、CGをレンダリングする際の仮想カメラの位置姿勢と、実写映像を撮像するカメラの位置姿勢とを合わせる必要がある。したがって、カメラの位置姿勢を検出し、検出した位置姿勢に応じてCGも変化させる必要がある。特許文献1には、ユーザが装着するヘッドマウントディスプレイに表示させる画像をユーザの位置姿勢に応じて変化させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-525049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
複数のカメラで同一シーンのVFX映像を撮影する場合、1台のカメラの位置姿勢に応じて背景の画像を変化させると、他のカメラの位置姿勢と背景とが整合しなくなるという問題がある。そのため、従来は1台のカメラによる撮影が完了するまで他のカメラによる撮影を行うことができなかったり、位置姿勢と背景とが整合しないカメラの映像についてはポストプロダクション工程で改めて背景を合成し直す必要があったりした。
【0006】
本発明はその一態様において、このような従来技術の課題を少なくとも軽減し、複数の撮像装置を用いたインカメラVFX映像の撮影をより容易にすることが可能な撮像システムの制御装置および制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的は、表示装置に表示された画像を背景にした撮像を行う撮像システムの制御装置であって、個々の撮像装置に対して、タイミングが異なる撮像期間を割り当てる割り当て手段と、個々の撮像装置が割り当てられた撮像期間に撮像を行うように個々の撮像装置を制御する撮像制御手段と、撮像期間それぞれにおいて、当該撮像期間が割り当てられた撮像装置の位置姿勢に応じた画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする制御装置によって達成される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の撮像装置を用いたインカメラVFX映像の撮影をより容易にすることが可能な撮像システムの制御装置および制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る撮像装置の機能構成例を示すブロック図
実施形態に係る撮像システムの構成例を示す模式図
実施形態に係る撮像システムの制御装置の機能構成例を示すブロック図
実施形態に係る制御装置の動作に関するフローチャート
実施形態に係る撮像システムの動作に関するシーケンス図
第1実施形態における露光パターンおよび表示パターンの例を示す図
実施形態において表示される背景画像の例を示す模式図
第2の実施形態における露光パターンおよび表示パターンの例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明をその例示的な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定しない。また、実施形態には複数の特徴が記載されているが、その全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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