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公開番号
2025070235
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180398
出願日
2023-10-19
発明の名称
電力管理システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H02J
13/00 20060101AFI20250424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】異なる通信経路で取得した情報を適切に取り扱う。
【解決手段】管理サーバは、DCM経由で第1データを受信すると(S300にてYES)、第1データを記憶するステップ(S302)と、屋内コントローラ経由で第2データを受信すると(S304にてYES)、第2データを記憶するステップ(S308)と、直近の両データの送信時刻が一致しないと(S308にてNO)、第2データを用いて電力制御を実行するステップ(S314)と、送信時刻が一致し(S308にてYES)、電池情報が一致しないと(S310にてNO)、システムに異常が発生したと判定するステップ(S316)と、電池情報が一致すると(S310にてYES)、第1データと第2データとを用いて電力制御を実行するステップ(S312)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電装置を搭載する車両と、
電力網と前記蓄電装置との間で電力伝送を行なう伝送設備と、
前記車両と通信を行なうサーバとを備え、
前記サーバは、
前記車両と前記サーバとの間で通信を行なう第1通信経路と、前記伝送設備と前記サーバとの間で通信を行なう第2通信経路とのうちの少なくともいずれかかの通信経路で通信を行なう通信装置と、
前記車両と前記伝送設備との間における電力制御を実行する制御装置とを含み、
前記制御装置は、
前記第1通信経路における前記蓄電装置についての情報を含む第1データを受信し、
前記第2通信経路における当該情報を含む第2データを受信し、
前記第1データが前記車両から前記サーバに送信された第1時刻と、前記第2データが前記伝送設備から前記サーバに送信された第2時刻とが乖離する場合、前記第2データを用いて前記電力制御を実行する、電力管理システム。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記第1時刻と前記第2時刻とが一致する場合であって、かつ、取得された前記情報が前記第1データと前記第2データとで一致しない場合には、前記電力管理システムに異常が発生したと判定する、請求項1に記載の電力管理システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記電力管理システムが異常であると判定される場合には、前記伝送設備を用いて前記蓄電装置を充電する充電制御を実行する、請求項2に記載の電力管理システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記電力管理システムの異常によって前記充電制御を実行する場合に前記充電制御を実行する旨を通知する処理を実行する、請求項3に記載の電力管理システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記第1時刻と前記第2時刻とが一致する場合であって、かつ、取得された前記情報が前記第1データと前記第2データとで一致する場合には、前記第1データと前記第2データとを用いて前記電力制御を実行する、請求項1に記載の電力管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電力網内のエネルギー管理を行なう電力管理システムが公知である。この電力網には、たとえば、建物を介在して蓄電装置を搭載する車両が接続される場合がある。車両に搭載される蓄電装置の電力を制御するために、サーバと車両との間において各種通信規格に従って通信が行なわれる場合がある。
【0003】
特開2022-184741号公報(特許文献1)には、たとえば、複数の通信規格に従った形式の通信を行なう機器を制御する場合に、通信形式を変換するなどして対応する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-184741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のようなサーバと車両との間においては、たとえば、無線通信で通信が行なわれる場合がある他に、電力網と車両とがケーブル等で接続されている場合には有線通信で通信が行なわれる場合がある。このように複数の通信経路で通信が行なわれる場合に、各通信経路の信頼性によっては、受信するタイミングや受信する内容にずれが生じる場合がある。そのため、このような場合に受信した情報を適切に取り扱うことが求められる。
【0006】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、異なる通信経路で取得した情報を適切に取り扱う電力管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に係る電力管理システムは、蓄電装置を搭載する車両と、電力網と蓄電装置との間で電力伝送を行なう伝送設備と、車両と通信を行なうサーバとを備える。サーバは、車両とサーバとの間で通信を行なう第1通信経路と、伝送設備とサーバとの間で通信を行なう第2通信経路とのうちの少なくともいずれかかの通信経路で通信を行なう通信装置と、車両と伝送設備との間における電力制御を実行する制御装置とを含む。制御装置は、第1通信経路における蓄電装置についての情報を含む第1データを受信し、第2通信経路における当該情報を含む第2データを受信し、第1データが車両からサーバに送信された第1時刻と、第2データが伝送設備からサーバに送信された第2時刻とが乖離する場合、第2データを用いて電力制御を実行する。
【0008】
このようにすると、第1データが車両からサーバに送信された第1時刻と、同じ情報を含む第2データが伝送設備からサーバに送信された第2時刻とが乖離する場合、第2通信経路と比較して信頼性の低い第1通信経路で送信された第1データが電力制御に用いられないため、制御精度の低下を抑制することができる。そのため、異なる通信経路で取得した情報を適切に取り扱うことができる。
【0009】
ある実施の形態においては、制御装置は、第1時刻と第2時刻とが一致する場合であって、かつ、取得された情報が第1データと第2データとで一致しない場合には、電力管理システムに異常が発生したと判定する。
【0010】
このようにすると、蓄電装置の情報を適切に取得できない状態であるため、電力管理システムに異常が発生していることを精度高く判定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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