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公開番号
2025068319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178130
出願日
2023-10-16
発明の名称
電池の検査方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/48 20060101AFI20250421BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、電極積層体をラミネートフィルムで封止した後であっても、ラミネートフィルムの金属層と集電端子との間の短絡を検出することができる、電池の検査方法を提供する。
【解決手段】電池を検査する本開示の方法において、電池1は、電極積層体10、電極積層体の集電箔に電気的に接続されている集電端子20、及び電極積層体を封止しているラミネートフィルム30を備え、ラミネートフィルムは、融着樹脂層、金属層及び保護樹脂層を有する。電池を検査する本開示の方法は、第1の検査端子100を、ラミネートフィルムの延出部30aに突き刺して、金属層に接触させること、第2の検査端子200を、集電端子に接触させること、及び金属層と集電端子との間の短絡の有無を評価すること、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電池の検査方法であって、
前記電池は、電極積層体、前記電極積層体の集電箔に電気的に接続されている集電端子、及び前記電極積層体を封止しているラミネートフィルムを備え、
前記ラミネートフィルムは、融着樹脂層、金属層、及び保護樹脂層を有し、
前記方法が、
第1の検査端子を、前記ラミネートフィルムの延出部に突き刺して、前記金属層に接触させること、
第2の検査端子を、前記集電端子に接触させること、及び
前記金属層と前記集電端子との間の短絡の有無を評価すること、
を含む、電池の検査方法。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記延出部は、前記ラミネートフィルムの端部の融着樹脂層同士が融着された融着端部によって形成されている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記延出部を前記電極積層体に向かって折り曲げること、
折り曲げられた前記延出部と前記ラミネートフィルムの他の部分との間に受部材を挿入すること、及び
前記受部材を挿入した箇所で、前記第1の検査端子を、前記延出部に突き刺して、前記金属層に接触させること、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記受部材が、前記延出部を前記ラミネートフィルムの他の部分に固定するための接着部材である、請求項3に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池の検査方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電極積層体、及び電極積層体の集電箔に電気的に接続されている集電端子を備え、電極積層体をラミネートフィルムで封止したラミネート電池が知られている。このような電池において、ラミネートフィルム内の金属層と集電端子との間で短絡が生じることがある。そのため、このような短絡を検出するための電池の検査方法が開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1は、正極、セパレータ、及び負極が積層された電極積層体と、前記正極に接続された正極端子と、前記負極に接続された負極端子と、金属層及び該金属層の内側に配置された樹脂層を含み、前記正極端子及び前記負極端子の一端を外部に突出させた状態で前記電極積層体及び電解液を内部に収納し密封する外装体とを有する電池の検査方法であって、前記外装体内に前記電極積層体を収容し、かつ前記電解液を注入していない状態で、前記正極端子及び前記負極端子の少なくとも1つと前記金属層との間の耐電圧判定を行うステップを含む電池の検査方法を開示している。
【0004】
すなわち、特許文献1では、検査時において、ラミネートフィルムの1辺は、電解液の注入口として用いるために非接合のままにしておく必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-073900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ラミネートフィルムの金属層と集電端子との間の短絡を検出するための方法として、ラミネートフィルムの全周を接合して、電極積層体をラミネートフィルムで封止した後であっても、短絡を検査できる方法が望まれている。
【0007】
本開示は、電極積層体をラミネートフィルムで封止した後であっても、ラミネートフィルムの金属層と集電端子との間の短絡を検出することができる、電池の検査方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本件開示者等は、以下の手段により上記課題を解決することができることを見出した。
〈態様1〉
電池の検査方法であって、
前記電池は、電極積層体、前記電極積層体の集電箔に電気的に接続されている集電端子、及び前記電極積層体を封止しているラミネートフィルムを備え、
前記ラミネートフィルムは、融着樹脂層、金属層及び保護樹脂層を有し、
前記方法が、
第1の検査端子を、前記ラミネートフィルムの延出部に突き刺して、前記金属層に接触させること、
第2の検査端子を、前記集電端子に接触させること、及び
前記金属層と前記集電端子との間の短絡の有無を評価すること、
を含む、電池の検査方法。
〈態様2〉
前記延出部は、前記ラミネートフィルムの端部の融着樹脂層同士が融着された融着端部によって形成されている、態様1に記載の方法。
〈態様3〉
前記延出部を前記電極積層体に向かって折り曲げること、
折り曲げられた前記延出部と前記ラミネートフィルムの他の部分との間に受部材を挿入すること、及び
前記受部材を挿入した箇所で、前記第1の検査端子を、前記延出部に突き刺して、前記金属層に接触させること、
を含む、態様1に記載の方法。
〈態様4〉
前記受部材が、前記延出部を前記ラミネートフィルムの他の部分に固定するための接着部材である、態様3に記載の方法。
【発明の効果】
【0009】
本開示の方法によれば、電極積層体をラミネートフィルムで封止した後であっても、ラミネートフィルムの金属層と集電端子との短絡を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の電池の検査方法の一例を示す概略図である。
図2は、本開示の電池の検査方法の一例を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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