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公開番号
2025067293
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177186
出願日
2023-10-13
発明の名称
電池パックの製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
10/653 20140101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】熱伝導部材が品質基準を満たしているか否かを簡便に判断する。
【解決手段】実施形態に係る電池パックの製造方法は、溝部を有する電池パックケースと溝部を視認可能な状態で電池パックケースに隣接する隣接部材との間に熱伝導材を配置し、荷重を印加する工程と、溝部内に流れ込んだ熱伝導材を検知する工程と、検知した熱伝導材に関する情報を用いて、熱伝導材の品質を推定する工程とを備える。隣接部材は、少なくとも一つの電池モジュールを含み、電池パックケースは、電池モジュールを収容する底部及び壁部から形成される収容部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溝部を有する電池パックケースと前記溝部を視認可能な状態で前記電池パックケースに隣接する隣接部材との間に熱伝導材を配置し、荷重を印加する工程と、
前記溝部内に流れ込んだ熱伝導材を検知する工程と、
検知した熱伝導材に関する情報を用いて、前記熱伝導材の品質を推定する工程と、
を備える、
電池パックの製造方法。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記隣接部材は、少なくとも一つの電池モジュールを含み、
前記電池パックケースは、前記電池モジュールを収容する底部及び壁部から形成される収容部を備え、
前記荷重を印加する工程は、前記収容部内に前記電池モジュールを収容して、前記溝部が上面側から視認可能な状態で荷重を印加する、
請求項1に記載の電池パックの製造方法。
【請求項3】
前記溝部は、前記底部又は壁部の少なくともいずれかに一方に形成される、
請求項2に記載の電池パックの製造方法。
【請求項4】
前記隣接部材は、前記電池モジュールを冷却する冷却器を含み、
前記荷重を印加する工程は、前記電池パックケースの前記底部の裏面側に前記冷却器を配置して、前記溝部が下面側から視認可能な状態で荷重を印加する、
請求項2に記載の電池パックの製造方法。
【請求項5】
前記熱伝導材の品質を推定する工程は、前記溝部の前記熱伝導材の充填率に基づいて品質を推定する、
請求項1に記載の電池パックの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池パックの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
BEV(Battery Electric Vehicle)やPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)といった電気自動車に搭載される電池パックとして、複数の電池と、冷却媒体を内部に流通させて、これらの電池を冷却する冷却器と、複数の電池と冷却器との間に配置され、電池の熱を冷却器に伝える熱伝導部材とを備える電池パックが知られている。
【0003】
熱伝導部材としては、例えば、弾性変形可能な柔軟性のある熱伝導シートなどを用いて電池の放熱面と冷却器の冷却面との間に形成される粘弾性層が用いられる。特許文献1には、電池パックの使用に伴い粘弾性層の厚みが薄くなって電池が冷却器で冷却され難くなるのを抑制する技術が開示されている。特許文献1に記載の電池パックは、放熱面と冷却面と間に介在する粘弾性層が拡がることにより粘弾性層の厚みが薄くなるのを規制する拡がり規制部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-009672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような熱伝導部材は、電池と冷却器の2つの部材間に配置されるため、熱伝導部材が厚みや面積を含む品質基準を満たしているか否かの判断が難しい。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、熱伝導部材が品質基準を満たしているか否かを簡便に判断することが可能な電池パックの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る電池パックの製造方法は、溝部を有する電池パックケースと前記溝部を視認可能な状態で前記電池パックケースに隣接する隣接部材との間に熱伝導材を配置し、荷重を印加する工程と、前記溝部内に流れ込んだ熱伝導材を検知する工程と、検知した熱伝導材に関する情報を用いて、前記熱伝導材の品質を推定する工程とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、熱伝導部材が品質基準を満たしているか否かを簡便に判断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電池パックの構成を概略的に示す分解斜視図である。
図1の電池パックの一部の分解断面図である。
図1の電池パックケースの上面の構成を示す図である。
電池パックの製造方法を説明する図である。
熱伝導材の品質を推定する工程を説明する図である。
図1の電池パックケースの下面の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本開示の実施形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略される。以下の実施形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態において説明する構造等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、本開示に係る技術思想に必ずしも必須のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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