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公開番号
2025070062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180108
出願日
2023-10-19
発明の名称
情報処理装置の制御方法、プログラム、および情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約
【課題】機種が異なるいずれの印刷装置に対しても通信できるプリンタドライバに関連付けられた拡張アプリケーションで、印刷装置の状態を詳細に表示することができる情報処理装置の制御方法、プログラム、および情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】機種が異なるいずれの印刷装置に対してもInternet Printing Protocolで通信できる標準ドライバ202と、標準ドライバ202に関連付けられて標準ドライバ202の機能の拡張を行う拡張アプリケーション204を有するホストコンピュータ101の制御方法は、拡張アプリケーション204が、ホストコンピュータ101に接続された印刷装置のステータス情報を、Internet Printing Protocolによる通信とは異なる方法で取得し、拡張アプリケーション204が、取得したステータス情報に基づいて、ステータス情報報知画面701の表示を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
機種が異なるいずれの印刷装置に対しても第1プロトコルで通信できるプリンタドライバと、前記プリンタドライバに関連付けられて前記プリンタドライバの機能の拡張を行う拡張アプリケーションと、を有する情報処理装置の制御方法であって、
前記拡張アプリケーションが、前記情報処理装置に接続された印刷装置の第1ステータス情報を、前記第1プロトコルによる通信とは異なる方法を用いて取得する第1取得工程と、
前記拡張アプリケーションが、前記第1ステータス情報に基づいて、ステータス情報報知画面の表示を行う表示制御工程と、を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記拡張アプリケーションが、前記情報処理装置に接続された印刷装置の第2ステータス情報を、前記第1プロトコルによる通信で取得する第2取得工程を備え、
前記表示制御工程において、前記拡張アプリケーションは、前記第1ステータス情報および前記第2ステータス情報に基づいて、前記ステータス情報報知画面の表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項3】
前記第1ステータス情報は、前記情報処理装置に接続された印刷装置の状態、印刷処理の状態、前記情報処理装置に接続された印刷装置に搭載されている消耗品の状態のうち、少なくとも1つを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項4】
前記第1ステータス情報は、前記第1プロトコルによる通信では取得できない情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項5】
前記第1取得工程において、前記拡張アプリケーションは、前記第1プロトコルによる通信とは異なる方法として、サーバのデータベースを利用することにより、前記第1ステータス情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項6】
前記第1取得工程において、前記拡張アプリケーションは、前記第1プロトコルによる通信とは異なる方法として、クラウドサービスを利用することにより、前記第1ステータス情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項7】
前記第1取得工程において、前記拡張アプリケーションは、前記第1プロトコルによる通信とは異なる方法として、候補一覧に対するユーザの選択操作を利用することにより、前記第1ステータス情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
前記第1取得工程において、前記拡張アプリケーションは、前記第1プロトコルによる通信とは異なる方法として、サーバのデータベース、クラウドサービス、および候補一覧に対するユーザの選択操作のうち、少なくとも2つを組み合わせて利用することにより、前記第1ステータス情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
前記第1プロトコルは、Internet Printing Protocolであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項10】
前記第1取得工程において、前記拡張アプリケーションは、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルによる通信ができない場合に、前記第1プロトコルによる通信とは異なる方法を用いて前記第1ステータス情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置の制御方法、プログラム、および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバを印刷装置の制御用ソフトウェアとして利用することで、ホストコンピュータに接続された印刷装置に対して印刷指示を行う技術が知られている。この技術では、ホストコンピュータにおいて、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(以下、「OS」という)がインストールされており、また、プリンタドライバは、OSの規定する仕様に従って構成されることで、OSから呼び出されて動作する。詳しくは、例えば、OSの仕様に適合する機種固有のプリンタドライバが印刷装置のベンダ(Manufacturer)から提供され、そのプリンタドライバは、印刷装置の状態に関する情報(以下、「ステータス情報」という)を、OSを用いて取得し、コンピュータ画面上に表示する。これにより、印刷装置のベンダは、ユーザがステータス情報を確認する手段を提供できる。
【0003】
また、近年、Windows(登録商標)には、複数のベンダそれぞれによって提供される各印刷装置に対して、つまり機種が異なる各印刷装置に対して共通して利用可能なクラスドライバ(以下、「標準ドライバ」ともいう)が標準で搭載されている。標準ドライバは、OSのパッケージの中に同梱されており、ホストコンピュータに任意の印刷装置が接続されることで、簡易に利用可能となる。よって、ホストコンピュータは、OSとしてWindows(登録商標)がインストールされると、印刷指示を行うために、機種固有のプリンタドライバが別途インストールされる必要が無い。そのため、標準ドライバは、その利便性が高い。
【0004】
また、標準ドライバは、ホストコンピュータに接続された印刷装置から、標準の通信プロトコルを用いてステータス情報を取得する。詳しくは、ホストコンピュータでは、標準ドライバが、例えば、Internet Printing Protocol(以下、「IPP」という)の通信規格に従って印刷装置と通信を行うことで、ステータス情報を取得する。これにより、標準ドライバを利用するユーザは、1つの標準ドライバを利用しているにも拘わらず、ホストコンピュータに接続された印刷装置の能力に応じたステータス情報を確認できる。
【0005】
また、標準ドライバには、機能拡張用のアプリケーション(以下、「拡張アプリケーション」という)を関連付けることができる。拡張アプリケーションは、印刷装置のベンダが提供できる。印刷装置のベンダは、拡張アプリケーションを提供することで、標準ドライバのみでは実現できない機能(つまり、拡張機能)を提供できる。なお、特許文献1には、汎用のドライバにおいて、機種固有の機能に関する情報を取得することで、機種固有の機能を利用する方法が記載されている。また、特許文献2には、印刷装置のステータス情報を、通信プロトコルごとに切り替えて取得して、端末画面上に表示するモニタプログラムの提供方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-4159号公報
特開2017-68659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、印刷装置のベンダが提供する機種固有のプリンタドライバでは、印刷装置のベンダが独自に規定する通信プロトコル(以下、「ベンダプロトコル」という)を使用できる。機種固有のプリンタドライバは、ベンダプロトコルの使用により、ベンダ特有または機種固有の機能に関するステータス情報をも取得できるので、印刷装置の状態について詳細な案内が可能である。
【0008】
これに対して、印刷装置の機種によらず利用可能な標準ドライバは、標準の通信規格であるIPPを用いるため、ベンダ特有または機種固有の機能に関するステータス情報を取得できず、印刷装置の状態について詳細な案内が不可能な場合がある。また、印刷装置のベンダが提供する拡張アプリケーションは、標準ドライバの種別や通信インタフェースの種別によって、ベンダプロトコルを使用できる場合と、ベンダプロトコルを使用できない場合がある。しかしながら、拡張アプリケーションは、標準ドライバの機能を拡張するものであるので、ベンダプロトコルを使用できなくても、ユーザがステータス情報を正確に確認できる機能を提供することが求められる。
【0009】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、機種が異なるいずれの印刷装置に対しても通信できるプリンタドライバに関連付けられた拡張アプリケーションで、印刷装置の状態を詳細に表示することができる情報処理装置の制御方法、プログラム、および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置の制御方法は、機種が異なるいずれの印刷装置に対しても第1プロトコルで通信できるプリンタドライバと、前記プリンタドライバに関連付けられて前記プリンタドライバの機能の拡張を行う拡張アプリケーションと、を有する情報処理装置の制御方法であって、前記拡張アプリケーションが、前記情報処理装置に接続された印刷装置の第1ステータス情報を、前記第1プロトコルによる通信とは異なる方法を用いて取得する第1取得工程と、前記拡張アプリケーションが、前記第1ステータス情報に基づいて、ステータス情報報知画面の表示を行う表示制御工程と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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