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公開番号2025069864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179849
出願日2023-10-18
発明の名称コンバイン
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類A01D 34/24 20060101AFI20250423BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】刈取部の高さ制御を行う構成において、刈高検出装置の検出精度を向上することができ、刈高検出装置の損傷を抑制することができるコンバインを提供する。
【解決手段】引起し装置22を有し走行機体に対して昇降可能に連結された刈取部5と、刈取部5の高さを検出するための刈高検出装置40Bと、を備えたコンバインであって、刈高検出装置40Bを、引起し装置22の後方の位置に、刈取部5のフレームを構成する分草フレーム34に支持させた状態で設けるとともに、刈高検出装置40Bに対して左右方向について穀稈の搬送通路側(第2の搬送通路322側)で、かつ、上下方向について刈高検出装置40Bの上方に、穀稈をガイドする一または複数の穀稈ガイド300を配設した。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
引起し装置を有し走行機体に対して昇降可能に連結された刈取部と、前記刈取部の高さを検出するための刈高検出装置と、を備えたコンバインであって、
前記刈高検出装置を、前記引起し装置の後方の位置に、前記刈取部のフレームを構成する分草フレームに支持させた状態で設けるとともに、前記刈高検出装置に対して左右方向について穀稈の搬送通路側で、かつ、上下方向について前記刈高検出装置の上方に、穀稈をガイドする一または複数の穀稈ガイドを配設した、
ことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記穀稈ガイドは、平面視で前記刈高検出装置の側方に張り出すように設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記分草フレームは、前記引起し装置の下部後方の位置に、上方に向けて山型に屈曲した屈曲部を有し、
前記刈高検出装置は、前記屈曲部で区画される空間部に設けられており、
前記穀稈ガイドは、前記屈曲部の前部に支持されている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記分草フレームは、前記屈曲部を形成する第1フレーム部および第2フレーム部を有し、
前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との間には、前記第1フレーム部および前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に固定された介装部材が設けられており、
前記刈高検出装置は、前記介装部材に支持されている、
ことを特徴とする請求項3に記載のコンバイン。
【請求項5】
前記穀稈ガイドとして、
前記屈曲部の前部に支持された第1の穀稈ガイドと、
前記介装部材に支持された第2の穀稈ガイドと、を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取部の地面からの高さを検出するための刈高検出装置を備えたコンバインに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、コンバインは、走行機体の前側に刈取部を備えるとともに、走行機体上に脱穀部を備え、走行しながら刈取部による穀稈の刈取りや脱穀部による脱穀等を行う。コンバインには、刈取部を走行機体に対して昇降可能に設け、刈取部の地面からの高さである刈高さ(対地高さ)を制御するため、刈高さを検出するための刈高検出装置(刈高センサ)を備えたものがある。このような構成においては、刈高検出装置の検出信号に基づき、刈取部を昇降させる油圧シリンダ等の昇降用装置の動作が制御され、刈高さの自動制御が行われる。
【0003】
このようなコンバインには、走行機体の前側に配設されている穀稈引起し装置の後方下部に、刈高検出装置を配設したものがある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、刈取部を構成する複数の分草フレームに対し、互いに異なる分草フレームのそれぞれに対して設けられた2つの刈高検出装置を備え、一方の刈高検出装置を、引起し装置の後側に配置した構成が開示されている。また、各刈高検出装置は、いずれも分草フレームにおいて上側を凸側とした屈曲部分の下方空間に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5291595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述の従来技術のように引起し装置の後方下部に刈高検出装置を配設した構成によれば、分草部を経て引起し装置内に進入した刈取対象の穀稈が刈高検出装置に接触することがある。その結果、刈高検出装置に不具合が生じ、刈高さの検出が不正確になったり、刈高検出装置が破損したりする等の問題が生じ得る。
【0006】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、刈取部の高さ制御を行う構成において、刈高検出装置の検出精度を向上することができ、刈高検出装置の損傷を抑制することができるコンバインを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るコンバインは、引起し装置を有し走行機体に対して昇降可能に連結された刈取部と、前記刈取部の高さを検出するための刈高検出装置と、を備えたコンバインであって、前記刈高検出装置を、前記引起し装置の後方の位置に、前記刈取部のフレームを構成する分草フレームに支持させた状態で設けるとともに、前記刈高検出装置に対して左右方向について穀稈の搬送通路側で、かつ、上下方向について前記刈高検出装置の上方に、穀稈をガイドする一または複数の穀稈ガイドを配設したものである。
【0008】
本発明の他の態様に係るコンバインは、前記コンバインにおいて、前記穀稈ガイドは、平面視で前記刈高検出装置の側方に張り出すように設けられているものである。
【0009】
本発明の他の態様に係るコンバインは、前記コンバインにおいて、前記分草フレームは、前記引起し装置の下部後方の位置に、上方に向けて山型に屈曲した屈曲部を有し、前記刈高検出装置は、前記屈曲部で区画される空間部に設けられており、前記穀稈ガイドは、前記屈曲部の前部に支持されているものである。
【0010】
本発明の他の態様に係るコンバインは、前記コンバインにおいて、前記分草フレームは、前記屈曲部を形成する第1フレーム部および第2フレーム部を有し、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との間には、前記第1フレーム部および前記第2フレーム部の少なくともいずれか一方に固定された介装部材が設けられており、前記刈高検出装置は、前記介装部材に支持されているものである。
(【0011】以降は省略されています)

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