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公開番号
2025069711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179605
出願日
2023-10-18
発明の名称
鞍乗型車両
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62K
21/00 20060101AFI20250423BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】適切な姿勢を実現するのに有利な鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗型車両1は、車体フレーム60とステアリング装置19と前輪3と舵角速度検出部82と規制装置32と規制制御部83を備える。ステアリング装置19は、車体フレーム60に回転可能に支持される。前輪3は、ステアリング装置19に操舵される。前輪3がステアリング装置19に操舵されるとき、前輪3の舵角は変化する。舵角速度検出部82は、前輪3の舵角速度を検出する。規制装置32は、前輪3の舵角の変化を規制する。規制制御部83は、舵角速度検出部82の検出結果に基づいて、規制装置32を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車体フレームと、
前記車体フレームに回転可能に支持されるステアリング装置と、
前記ステアリング装置に操舵されて、その舵角を変える前輪と、
前記前輪の舵角速度、前記前輪における舵角の加速度、および前記前輪における操舵トルクの少なくともいずれかを検出する第1検出部と、
前記前輪の前記舵角の変化を規制することが可能な規制部と、
前記第1検出部の検出値が所定値以上であるとき、前記規制部に前記前輪の前記舵角の変化を制限させる制御部と、を備える、
鞍乗型車両。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記第1検出部の前記検出値が前記所定値未満であるとき、前記制御部は前記規制部に前記前輪の前記舵角の変化を許容させる、
鞍乗型車両。
【請求項3】
請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記鞍乗型車両が直進しており、かつ、前記第1検出部の前記検出値が前記所定値以上であるとき、前記制御部は前記規制部に前記前輪の前記舵角の変化を許容させ、
前記鞍乗型車両がカーブを旋回しており、かつ、前記第1検出部の前記検出値が前記所定値以上であるとき、前記制御部は前記規制部に前記前輪の前記舵角の変化を制限させる、
鞍乗型車両。
【請求項4】
請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記鞍乗型車両の速度を検出する速度検出部を備え、
前記速度検出部によって検出された前記速度が高速であり、かつ、前記第1検出部の前記検出値が前記所定値以上であるとき、前記制御部は前記規制部に前記前輪の前記舵角の変化を制限させ、
前記速度検出部によって検出された前記速度が低速であり、かつ、前記第1検出部の前記検出値が前記所定値以上であるとき、前記制御部は前記規制部に前記前輪の前記舵角の変化を許容させる、
鞍乗型車両。
【請求項5】
請求項4に記載の鞍乗型車両において、
前記制御部は、前記鞍乗型車両の速度が40km/hのときは、前記速度が高速であるとして動作する、
鞍乗型車両。
【請求項6】
請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記所定値は、前記鞍乗型車両がカーブを旋回するときの、セルフステアリングによる前記前輪における舵角速度の上限値よりも大きい、
前記所定値は、前記鞍乗型車両がカーブを旋回するときの、セルフステアリングによる前記前輪における舵角の加速度の上限値よりも大きい、または
前記所定値は、前記鞍乗型車両がカーブを旋回するときの、セルフステアリングによる前記前輪における操舵トルクの上限値よりも大きい、
鞍乗型車両。
【請求項7】
請求項1に記載の鞍乗型車両において、
所定期間の前記前輪における舵角速度の平均値が前記所定値以上であるとき、所定期間の前記前輪における舵角の加速度の平均値が前記所定値以上であるとき、または所定期間の前記前輪における操舵トルクの平均値が前記所定値以上であるとき、前記制御部は、前記検出値が前記所定値よりも大きいと判定し、
前記所定期間は、0.2秒以下である、
鞍乗型車両。
【請求項8】
請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記第1検出部は、前記車体フレームに対する前記ステアリング装置の回転を検出する、
鞍乗型車両。
【請求項9】
請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記第1検出部は、前記ステアリング装置の捻れを検出するトルクセンサである、
鞍乗型車両。
【請求項10】
請求項9に記載の鞍乗型車両において、
前記ステアリング装置は、
前輪を支持するフロントフォークと、
前記フロントフォークに連結される軸部材と、
前記軸部材に連結されるハンドルと、
を備え、
前記トルクセンサは、前記軸部材に掛かる前記軸部材回りのトルクを検出する、
鞍乗型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の鞍乗型車両は、操舵角センサと、アクチュエータと、制御装置を備える。操舵角センサは、操舵角を検出する。アクチュエータは、操舵トルクを生成する。制御装置は、操舵角センサの検出結果に基づいて、アクチュエータによって生成される操舵トルクを制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-60187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の鞍乗型車両では、制御装置は、操舵角に基づいて操舵トルクを制御する。このため、鞍乗型車両の姿勢を適切に保つことが困難である場合がある。
【0005】
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであって、鞍乗型車両における適切な姿勢を実現するのに有利な鞍乗型車両の制御を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために次の様な構成をとる。
すなわち、本発明は、
車体フレームと、
前記車体フレームに回転可能に支持されるステアリング装置と、
前記ステアリング装置に操舵されて、その舵角を変える前輪と、
前記前輪の舵角速度、前記前輪における舵角の加速度、および前記前輪における操舵トルクの少なくともいずれかを検出する第1検出部と、
前記前輪の前記舵角の変化を規制することが可能な規制部と、
前記第1検出部の検出値が所定値以上であるとき、前記規制部に前記前輪の前記舵角の変化を制限させる制御部と、を備える、
鞍乗型車両である。
【0007】
[作用・効果]鞍乗型車両は、車体フレームとステアリング装置と前輪と第1検出部と規制部と制御部を備える。ステアリング装置は、車体フレームに回転可能に支持される。前輪は、ステアリング装置に操舵される。前輪がステアリング装置に操舵されるとき、前輪の舵角は変化する。第1検出部は、前輪の舵角速度、前輪における舵角の加速度、または前輪における操舵トルクの少なくともいずれかを検出する。規制部は、前輪の舵角の変化を規制する。制御部は、第1検出部の検出結果に基づいて、規制部を制御する。
【0008】
具体的には、第1検出部の検出値が所定値以上であるとき、制御部は、規制部に前輪の舵角の変化を制限させる。言い換えれば、検出値が所定値以上になれば、規制部は舵角速度を低下させる。検出値が所定値以上となる期間は、長期間とはならない。検出値が所定値以上である期間は、短い。よって、検出値が所定値以上になったとしても、鞍乗型車両における適切な姿勢を実現するのに有利である。
【0009】
上述した鞍乗型車両において、
前記第1検出部の前記検出値が前記所定値未満であるとき、前記制御部は前記規制部に前記前輪の前記舵角の変化を許容させれば好ましい。
【0010】
[作用・効果]上述の構成においては、第1検出部の検出値が所定値未満であるとき、制御部は規制部に前輪の舵角の変化を許容させる。第1検出部の検出値が所定値未満であるとき、制御部は規制部に前輪の舵角の変化を制限することはない。この様に構成すれば、運転者が所望の舵角速度によりステアリング装置を動作させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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