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公開番号
2025069607
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179420
出願日
2023-10-18
発明の名称
画像形成装置、制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250423BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ネスティング印刷を実行する際に用紙の無駄を削減する。
【解決手段】本発明の一実施形態は、複数の画像を第1方向に沿って配置して印刷するネスティング印刷を実行する画像形成装置であって、少なくとも1つの印刷対象画像を含む前記複数の画像を、前記第1方向に沿って配置する配置手段と、前記配置手段によって配置された前記複数の画像を、記録媒体に印刷する印刷手段と、を有し、調整パターンを印刷する必要が生じた場合、前記配置手段は、前記印刷対象画像と、前記調整パターンとを、前記第1方向に沿って配置し、前記印刷手段は、前記配置手段によって前記第1方向に沿って配置された前記印刷対象画像および前記調整パターンを印刷する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の画像を第1方向に沿って配置して印刷するネスティング印刷を実行する画像形成装置であって、
少なくとも1つの印刷対象画像を含む前記複数の画像を、前記第1方向に沿って配置する配置手段と、
前記配置手段によって配置された前記複数の画像を、記録媒体に印刷する印刷手段と、
を有し、
調整パターンを印刷する必要が生じた場合、前記配置手段は、前記印刷対象画像と、前記調整パターンとを、前記第1方向に沿って配置し、前記印刷手段は、前記配置手段によって前記第1方向に沿って配置された前記印刷対象画像および前記調整パターンを印刷する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記印刷手段は、記録ヘッドを含み、
前記第1方向は、前記記録ヘッドの走査方向である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
印刷する必要のある1または複数の調整パターンの情報を保持するテーブルが一時記憶される記憶手段を更に有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
ネスティング印刷が有効か否かを判定する第1判定手段を更に有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記調整パターンは、機器調整のために印刷される画像であり、
前記調整パターンとして、色スジを調整するために印刷される第1パターンと、前記記録ヘッドのノズルの詰まりを確認するために印刷される第2パターンと、罫線の長さを正確に調整するために印刷される第3パターンと、がある、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1パターンに対し、画質優先モードが指定され、
前記第2パターンに対し、画質優先モードが指定され、
前記第3パターンに対し、長さ優先モードが指定される、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
余白領域のサイズを取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記サイズに基づいて、前記1または複数の調整パターンの中に、前記余白領域に収まるサイズの調整パターンがあるか否かを判定する第2判定手段と、
を更に有する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第2判定手段は、発生順序の低い調整パターンから順に判定する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2判定手段によって、あると判定された調整パターンに対する印刷設定の内容が、現在のネスティング印刷の印刷設定の内容と適合するか否かを判定する第3判定手段を更に有する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記配置手段は、前記第3判定手段によって適合すると判定された調整パターンを、前記余白領域に配置する、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ネスティング印刷の技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ホスト装置から受信した画像データを、内蔵するハードディスク等の不揮発性メモリに一旦記憶し、その不揮発性メモリに記憶されている画像データを適宜読み出し、プリントアウトするプリンタや複写機等の画像形成装置が知られている。
【0003】
この種の画像形成装置の中で、ポスター等を印刷するために大きな用紙を用いて画像データを印刷する大判プリンタ等の画像形成装置が知られている。大判プリンタでは用紙としてロール紙が用いられ印刷されるところ、複数の印刷対象画像は、通常、図1(a)に示すように、用紙搬送方向(後述の主走査方向に対する副走査方向であり、縦方向とも称する)に並べられ印刷が行われる。
【0004】
前述した従来の画像形成装置において、個々の画像の幅に対し、非常に大きな幅のロール紙がセットされていると、図1(a)に示すように、印刷された画像の右端から用紙の右端まで、何も印刷が行われず、用紙の無駄が発生する。そこで、複数の画像データをハードディスク等の記憶装置に記憶し、図1(b)に示すように、複数の印刷対象画像を記録ヘッドが記録走査する方向(いわゆる主走査方向、横方向とも称する)に沿って配置することで、用紙の無駄を削減する機能が知られている。この機能は、ネスティング(印刷)機能と呼ばれる。このように、ネスティング印刷とは、複数の画像を主走査方向並べて配置した上で印刷することを指す。
【0005】
ネスティング印刷時、画像形成装置は、印刷開始条件を満たすまで、画像データの受信ないし記憶を継続する。印刷開始条件を満たすこととして、用紙の主走査方向の余白がなくなる程度に複数の画像データを受信ないし記憶した場合、所定の待機時間を超えた場合、印刷品位などの印刷設定が異なる印刷ジョブを受信した場合などが挙げられる。ネスティング印刷は用紙の無駄を削減する機能であるが、所定の待機時間を超えた場合や印刷設定が異なる印刷ジョブを受信した場合は、用紙の主走査方向の余白が大きい場合でも印刷を開始することがあり、用紙の無駄が発生する課題がある。
【0006】
用紙の無駄を削減する技術としては、ネスティングの他にも印刷の余白部分に機器調整用の調整印刷を行う技術が知られている。特許文献1では、カットされる余白部分に印刷品位の調整に関わる調整を行うための調整パターンを印刷する。特許文献2では、2台の印刷装置で印刷する場合に、第2印刷装置で印刷する調整パターンのサイズに合わせて、第1印刷装置で印刷しないスキップ領域(余白領域)を設けるためのスキップデータを生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2007―136943
特開2016―64606
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前述の特許文献では、用紙の搬送方向(副走査方向)の余白の無駄を削減できるが、ネスティング印刷を実行する際に画像が配置される主走査方向の余白の無駄を削減できない。
【0009】
そこで本開示は、上記課題に鑑み、ネスティング印刷を実行する際に用紙の無駄を削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態は、複数の画像を第1方向に沿って配置して印刷するネスティング印刷を実行する画像形成装置であって、少なくとも1つの印刷対象画像を含む前記複数の画像を、前記第1方向に沿って配置する配置手段と、前記配置手段によって配置された前記複数の画像を、記録媒体に印刷する印刷手段と、を有し、調整パターンを印刷する必要が生じた場合、前記配置手段は、前記印刷対象画像と、前記調整パターンとを、前記第1方向に沿って配置し、前記印刷手段は、前記配置手段によって前記第1方向に沿って配置された前記印刷対象画像および前記調整パターンを印刷する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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