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公開番号2025069346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2025016700,2023506433
出願日2025-02-04,2021-03-16
発明の名称端末及び無線通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人
主分類H04W 72/121 20230101AFI20250422BHJP(電気通信技術)
要約【課題】特定または不特定の複数の端末への同時データ送信サービスにおいて、より確実に再送されるデータを受信する端末及び無線通信方法を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末UEは、複数の端末向けのデータ配信において、端末グループに共通である下りデータチャネル(PDSCH)を受信し、PDSCHにおける自動再送要求(HARQ)のプロセス番号が、端末固有のPDSCHにおけるHARQのプロセス番号と異なると想定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
端末グループに共通のスケジューリングを適用する下りデータチャネルを介して、データを受信する受信部と、
前記データの再送には、前記端末グループに共通のスケジューリングと端末に固有のスケジューリングの何れか一方のスケジューリングが適用されると想定する制御部と
を備える端末。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記下りデータチャネルは、動的又は半固定的にスケジューリングされる請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記制御部は、前記下りデータチャネルに対して、肯定応答及び否定応答の両方を送信するフィードバックを適用する請求項1に記載の端末。
【請求項4】
端末グループに共通のスケジューリングを適用する下りデータチャネルを介して、データを受信するステップと、
前記データの再送には、前記端末グループに共通のスケジューリングと端末に固有のスケジューリングの何れか一方のスケジューリングが適用されると想定するステップと
を含む端末の通信方法。
【請求項5】
端末グループに共通のスケジューリングを適用する下りデータチャネルを介して、データを送信する送信部と、
前記データの再送には、前記端末グループに共通のスケジューリングと端末に固有のスケジューリングの何れか一方のスケジューリングを適用する制御部と
を備える基地局。
【請求項6】
基地局と複数の端末を含む通信システムであって、
前記基地局は、
端末グループに共通のスケジューリングを適用する下りデータチャネルを介して、データを送信する送信部と、
前記データの再送には、前記端末グループに共通のスケジューリングと端末に固有のスケジューリングの何れか一方のスケジューリングを適用する制御部とを備え、
前記端末は、
前記下りデータチャネルを介して、前記データを受信する受信部と、
前記データの再送には、前記端末グループに共通のスケジューリングと端末に固有のスケジューリングの何れか一方のスケジューリングが適用されると想定する制御部とを備える通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、マルチキャスト/ブロードキャスト・サービスに対応した端末及び無線通信方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)またはNext Generation(NG)とも呼ばれる)を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolution或いは6Gと呼ばれる次世代の仕様化も進めている。
【0003】
3GPPのRelease 17では、NRにおける特定または不特定の複数の端末(User Equipment, UE)への同時データ送信(配信と呼ばれてもい)サービス(MBS:Multicast and Broadcast Services)(仮称)と呼ぶ)が対象となっている(非特許文献1)。
【0004】
MBSでは、例えば、サービスの対象となるUEグループのスケジューリング、及び信頼性向上(例えば、HARQ(Hybrid Automatic repeat request)の無線基地局(gNB)へのフィードバック)について検討が進められている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
"New Work Item on NR support of Multicast and Broadcast Services", RP-193248, 3GPP TSG RAN Meeting #86, 3GPP, 2019年12月
【発明の概要】
【0006】
MBSでは、複数のUEに向けて送信されたデータ(トランスポートブロック(TB))が、特定のUEに向けて、つまり、ユニキャストによって再送され得る。
【0007】
この場合、HARQ(自動再送要求)プロセスの扱い及び再送方法が複数あるため、UEは、再送されるデータを正しく受信できない可能性がある。
【0008】
そこで、以下の開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特定または不特定の複数の端末への同時データ送信サービスにおいて、より確実に再送されるデータを受信できる端末及び無線通信方法の提供を目的とする。
【0009】
本開示の一態様は、複数の端末向けのデータ配信において、端末グループに共通である下りデータチャネルを受信する受信部(無線信号送受信部210)と、前記下りデータチャネルにおける自動再送要求のプロセス番号は、端末固有の下りチャネルにおける自動再送要求のプロセス番号と異なると想定する制御部(制御部270)とを備える端末(UE200)である。
【0010】
本開示の一態様は、複数の端末向けのデータ配信において、端末グループに共通である下りデータチャネルを受信する受信部(無線信号送受信部210)と、前記下りデータチャネルが特定の端末に向けて再送される場合、下り制御チャネル及び端末固有の下りチャネルのスクランブリングには、再送用の特定の識別情報が用いられると想定する制御部(制御部270)とを備える端末(UE200)である。
(【0011】以降は省略されています)

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