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公開番号2025068817
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023178843
出願日2023-10-17
発明の名称パウチ用の積層フィルムおよびパウチ
出願人東洋製罐株式会社
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類B32B 9/00 20060101AFI20250422BHJP(積層体)
要約【課題】簡素な構成で、ガスバリア性および落下強度を両立させることが可能なパウチ用の積層フィルムおよびパウチを提供すること。
【解決手段】内層側から順に、ヒートシール層30、接着剤層31、基材層40、蒸着層41、第1コート層42、印刷層50、第2コート層51を有し、ヒートシール層30と接着剤層31と基材層40とは、相互間に他の層を介在させることなく積層され、第2コート層51は、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、または、アクリル系樹脂から形成されているパウチ用の積層フィルム20。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内層側から順に、ヒートシール層、接着剤層、基材層、蒸着層、第1コート層、印刷層、第2コート層を有し、
前記ヒートシール層と前記接着剤層と前記基材層とは、相互間に他の層を介在させることなく積層され、
前記第2コート層は、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、または、アクリル系樹脂から形成されていることを特徴とするパウチ用の積層フィルム。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記第1コート層は、水溶性高分子、金属アルコキシド、またはこれらの加水分解物の少なくとも1種類を含むことを特徴とする請求項1に記載のパウチ用の積層フィルム。
【請求項3】
前記積層フィルムは、127℃・30分の条件でレトルトした後の酸素透過度が1.0cc/(m

・day)以下であることを特徴とする請求項1に記載のパウチ用の積層フィルム。
【請求項4】
前記ヒートシール層は、無延伸ポリプロピレンから形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパウチ用の積層フィルム。
【請求項5】
請求項1に記載の積層フィルムを袋状に形成して成ることを特徴とするパウチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パウチ用の積層フィルムおよびパウチに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、重ねた積層フィルムを熱接着することにより袋状に成形されるパウチ用の積層フィルムとして、基材層やヒートシール層等の複数の層を積層して成るものが知られている(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-249176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願人が、このような積層フィルムの研究開発を進めていく中で、従来の積層フィルムに、ガスバリア性および落下強度の両立の観点で改善の余地があることが分かった。
【0005】
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、ガスバリア性および落下強度を両立させることが可能なパウチ用の積層フィルムおよびパウチを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の積層フィルムは、内層側から順に、ヒートシール層、接着剤層、基材層、蒸着層、第1コート層、印刷層、第2コート層を有し、前記ヒートシール層と前記接着剤層と前記基材層とは、相互間に他の層を介在させることなく積層され、前記第2コート層は、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、または、アクリル系樹脂から形成されていることにより、上記課題を解決するものである。
上記積層フィルムでは、前記第1コート層は、水溶性高分子、金属アルコキシド、またはこれらの加水分解物の少なくとも1種類を含んでいてもよい。
上記いずれかの積層フィルムは、127℃・30分の条件でレトルトした後の酸素透過度が1.0cc/(m

・day)以下であってもよい。
上記いずれかの積層フィルムでは、前記ヒートシール層は、無延伸ポリプロピレンから形成されていてもよい。
本発明のパウチは、前記積層フィルムを袋状に形成して成ることにより、上記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ガスバリア性および落下強度を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るパウチを示す平面図。
パウチの断面図。
積層フィルムの性能を確認するために実施した試験の結果を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の一実施形態であるパウチ10について、図面に基づいて説明する。
【0010】
パウチ10は、図1や図2に示すように、重ねた積層フィルム20の外縁を熱接着した製袋用の外縁シール部(ヒートシール部)を形成することにより袋状に形成され、その内層側の収容部に食品等の内容物を収容するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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