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公開番号
2025067677
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177824
出願日
2023-10-13
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノンファインテックニスカ株式会社
代理人
主分類
B41J
2/17 20060101AFI20250417BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】
正面からメンテナンスカートリッジの交換を行える記録装置を提供すること。
【解決手段】
記録装置の左右方向におけるメンテナンスカートリッジの位置を、左右のインクタンクホルダの間とする。左右のインクタンクホルダは、キャリッジが左右に走査する領域よりも右側と左側に配置される。さらに、メンテナンスカートリッジは、記録装置の左右方向において、プラテンの下部に配置されるファンボックスと重なって位置するとともに、記録装置の手前奥方向においてファンボックスよりも手前側に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
連続するシートに複数のラベルが貼りつけられたラベルシートに記録を行う記録装置であって、
インクジェット方式で記録を行う記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを保持し、前記記録装置の左右方向に走査するキャリッジと、
前記ラベルシートを前記記録装置の手前奥方向において手前側に向かって搬送する搬送手段と、
前記キャリッジに保持されて走査する記録ヘッドと対向し、前記搬送手段に搬送される前記ラベルシートを支持するプラテンと、
前記プラテンの下部で前記プラテンに設けられた開口部と接続し、前記開口部に負圧を伝えるファンボックスと、
前記キャリッジが走査する範囲よりも前記左右方向の右側に位置し、前記記録ヘッドで使用するインクを貯留するインクタンクを保持する第1のインクタンクホルダと、
前記キャリッジが走査する範囲よりも前記左右方向の左側に位置し、前記記録ヘッドで使用するインクを貯留するインクタンクを保持する第2のインクタンクホルダと、
前記記録ヘッドからインクを吸引する吸引回復手段と、
前記プラテンよりも下方に位置し、前記吸引回復手段が排出するインクを貯留するメンテナンスカートリッジと、
を備え、
前記メンテナンスカートリッジは、前記左右方向において、前記第1のインクタンクホルダと前記第2のインクタンクホルダの間に位置するとともに前記ファンボックスと少なくとも一部が重なって位置し、前記手前奥方向において、前記ファンボックスよりも前記手前側に位置する
ことを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット方式の記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
コンピュータやワークステーションなどの出力装置の一種として、インクを吐出して記録紙などの記録媒体に画像を形成するインクジェット方式の記録装置が知られている。このインクジェット記録装置は、インクが吐出するノズルが形成された記録ヘッドと、この記録ヘッドを搭載して所定方向に往復移動するキャリッジと、記録媒体を搬送する記録媒体搬送装置とを備えている。インクジェット記録装置では、記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うことから、記録ヘッドを常に吐出可能な状態で維持する必要がある。記録ヘッドの吐出性能を維持するための動作として、ノズル吸引と予備吐出がある。
【0003】
ノズル吸引は、ノズル内に混入した気泡や異物を外部からの吸引により排出して除去するものである。インクジェット記録装置は記録ヘッドのノズルを覆うキャップを備えている。キャップには負圧を発生させるためのポンプが接続されている。ノズルをキャップで覆った状態でポンプを駆動してノズルに負圧を与えることで、ノズルからインクを吸引する。
【0004】
予備吐出は、ノズル内部のインクを吐出によって排出することで、ノズル内インクの乾燥を防止するものである。予備吐出は予備吐ともいう。予備吐出を行う場合、ノズルからキャップに向けてインクを吐出する。ノズルから吐出されたインクは、キャップ内部に貯まる。キャップ内部には多孔質材料からなる吸収体が設置されており、キャップに排出されたインクを吸収して保持する。
【0005】
キャップ内部に排出されたインクは、キャップに連結されたポンプによって廃インクを貯留するメンテナンスカートリッジに排出される。メンテナンスカートリッジは着脱が可能となっており、内部に貯留する廃インクが一定の量になると、交換される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-130089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の構成において、廃インクタンクの交換は、ユーザが記録装置の側面から行う。一方で、ユーザによるインクタンクの交換や操作パネルを用いた操作は正面から行われるものが多い。そのため、廃インクタンクの交換も記録装置の正面から行えることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る記録装置は、 インクジェット方式で記録を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドを保持し、前記記録装置の左右方向に走査するキャリッジと、前記ラベルシートを前記記録装置の手前奥方向において手前側に向かって搬送する搬送手段と、前記キャリッジに保持されて走査する記録ヘッドと対向し、前記搬送手段に搬送される前記ラベルシートを支持するプラテンと、前記プラテンの下部で前記プラテンに設けられた開口部と接続し、前記開口部に負圧を伝えるファンボックスと、前記キャリッジが走査する範囲よりも前記左右方向の右側に位置し、前記記録ヘッドで使用するインクを貯留するインクタンクを保持する第1のインクタンクホルダと、前記キャリッジが走査する範囲よりも前記左右方向の左側に位置し、前記記録ヘッドで使用するインクを貯留するインクタンクを保持する第2のインクタンクホルダと、前記記録ヘッドからインクを吸引する吸引回復手段と、前記プラテンよりも下方に位置し、前記吸引回復手段が排出するインクを貯留するメンテナンスカートリッジと、を備え、前記メンテナンスカートリッジは、前記左右方向において、前記第1のインクタンクホルダと前記第2のインクタンクホルダの間に位置するとともに前記ファンボックスと少なくとも一部が重なって位置し、前記手前奥方向において、前記ファンボックスよりも前記手前側に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、メンテナンスカートリッジの交換を、ユーザが記録装置の正面に立った状態で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明における記録装置の内部構成を示す図である。
本発明における記録装置の断面を示す模式図である。
記録ヘッドの吸引回復ユニットを示す模式図である。
メンテナンスカートリッジの斜視図である。
本発明における記録装置の外装を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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