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公開番号2025067666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177811
出願日2023-10-13
発明の名称ベルトモジュール
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 5/02 20060101AFI20250417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】装置の大型化を抑制しつつ、下ベルトユニットを装置本体から引き出した状態で下ベルトの交換が可能な構成を提供する。
【解決手段】スライドガイド432a及びスライド部材433aは、下ベルトの内側に配置されている。固定部434は、挿入位置において、引き出し方向に関して下ベルトの上流端部よりも更に上流側でスライドガイド432aを本体フレーム450に固定し、スライド部材433a及びスライドガイド432aを介して下ベルトユニットを支持する。補助輪ユニット460は、挿入位置において、引き出し方向に関して下ベルトの上流端部よりも更に上流側で下ベルトユニットを支持し、引き出し位置において、引き出し方向に関して下ベルトの上流端部と固定部434との間で下ベルトユニットを支持する。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体と、
前記装置本体に対して挿入及び引き出しが可能であって、回転する無端状のベルトを有するベルトユニットと、を備え、
前記ベルトユニットを前記装置本体から引き出した引き出し位置において、前記ベルトを交換可能なベルトモジュールであって、
前記装置本体は、
本体フレームと、
前記ベルトの内側に配置され、前記ベルトユニットの引き出し方向に沿って配置されたガイド部材と、
前記ベルトの内側に配置され、前記ベルトユニットが前記装置本体に挿入された挿入位置と前記引き出し位置との間で、前記ガイド部材に沿ってスライド移動可能なスライド部材と、
前記挿入位置において、前記引き出し方向に関して前記ベルトの上流端部よりも更に上流側で、前記ガイド部材を前記本体フレームに固定して、前記スライド部材及び前記ガイド部材を介して前記ベルトユニットを支持する固定部と、を有し、
前記ベルトユニットは、
前記ベルトと、
前記ベルトを張架する複数の張架部材と、
前記複数の張架部材を支持すると共に、前記スライド部材に固定されたベルトフレームと、を有し、
前記ベルトモジュールは、
前記挿入位置において、前記引き出し方向に関して前記ベルトの上流端部よりも更に上流側で前記ベルトユニットを支持し、
前記引き出し位置において、前記引き出し方向に関して前記ベルトの上流端部と前記固定部との間で前記ベルトユニットを支持する補助支持部を備えた
ことを特徴とするベルトモジュール。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
ベルトユニットは、前記挿入位置において、前記本体フレームの一部と接触して前記ベルトユニットを支持する支持部を有し、
前記支持部は、前記引き出し位置において、前記本体フレームの一部と接触しない位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のベルトモジュール。
【請求項3】
前記補助支持部は、前記ベルトユニットの挿入及び引き出し動作時に前記本体フレームの一部と接触しながら移動する
ことを特徴とする請求項1に記載のベルトモジュール。
【請求項4】
前記補助支持部は、前記ベルトユニットの挿入及び引き出し動作時に前記本体フレームの一部と接触して回転する回転体を有する
ことを特徴とする請求項3に記載のベルトモジュール。
【請求項5】
前記本体フレームは、前記ベルトユニットの挿入及び引き出し動作時に前記補助支持部の移動をガイドする補助支持部ガイド部を有する
ことを特徴とする請求項3に記載のベルトモジュール。
【請求項6】
前記複数の張架部材のうちの1つの張架部材は、前記ベルトフレームから前記引き出し方向に取り外し可能である
ことを特徴とする請求項1に記載のベルトモジュール。
【請求項7】
前記1つの張架部材は、前記ベルトに張力を付与するための張力ローラであり、
前記ベルトユニットは、前記張力ローラを前記ベルトに向けて付勢する付勢部を有する
ことを特徴とする請求項6に記載のベルトモジュール。
【請求項8】
前記付勢部は、前記張力ローラへの付勢を解除可能に前記張力ローラに接続された第1付勢部であり、
前記ベルトユニットは、前記付勢部による前記張力ローラへの付勢が解除された状態で、前記張力ローラを前記ベルトから離間する方向に付勢する第2付勢部を有し、
前記第2付勢部の付勢力は、前記第1付勢部の付勢力よりも小さい
ことを特徴とする請求項7に記載のベルトモジュール。
【請求項9】
前記本体フレームは、前記挿入位置における前記ベルトユニットの鉛直方向下方に配置された第1荷重受け部と、前記第1荷重受け部との間で前記補助支持部を挟むように前記補助支持部の鉛直方向上方に配置された第2荷重受け部と、を有し、
前記補助支持部は、前記第1荷重受け部と接触する第1接触部と、前記第2荷重受け部と接触する第2接触部と、を有し、前記引き出し位置において、前記第1接触部が前記第1荷重受け部と接触すると共に、前記第2接触部が前記第2荷重受け部と接触することで、前記ベルトユニットを支持する
ことを特徴とする請求項1に記載のベルトモジュール。
【請求項10】
前記第1接触部及び前記第2接触部は、それぞれ前記ベルトユニットの挿入及び引き出し動作時に前記第1荷重受け部及び前記第2荷重受け部と接触して回転する回転体である
ことを特徴とする請求項9に記載のベルトモジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装置本体に対して挿入及び引き出しが可能なベルトユニットを有するベルトモジュールに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ベルトの外側に2つのスライドレールを設け、スライドレールに沿ってベルト装置を引き出した状態でベルトを交換可能とした構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-256086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、一対のベルトによりシートを挟持搬送する構成では、一対のベルトにより形成されるニップ部の圧力を均一にすることが望まれる。このため、一対のベルトの大径化が進んでいる。そして、ベルトの大径化に伴ってベルトを含むベルトユニットの大型化すると、ベルトユニットの重量が嵩む。
【0005】
一方で、ベルトを交換するために、ベルトを含むベルトユニットを装置本体から引き出す構成とすべく、上述の特許文献1に記載のようにスライドレールをベルトの外側に配置しようとすると、スライドレールを含む装置全体として更に大型化してしまう。
【0006】
このため、ベルトユニットをスライド支持する構成をベルトの内側に配置することが考えられるが、この場合、ベルトユニットを片持ち支持することになり、ベルトユニットをスライド可能に支持する構成の強度及び剛性を十分に確保することが求められる。この結果、やはり装置が大型化してしまう。
【0007】
本発明は、装置の大型化を抑制しつつ、ベルトユニットを装置本体から引き出した状態でベルトの交換が可能な構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、装置本体と、前記装置本体に対して挿入及び引き出しが可能であって、回転する無端状のベルトを有するベルトユニットと、を備え、前記ベルトユニットを前記装置本体から引き出した引き出し位置において、前記ベルトを交換可能なベルトモジュールであって、前記装置本体は、本体フレームと、前記ベルトの内側に配置され、前記ベルトユニットの引き出し方向に沿って配置されたガイド部材と、前記ベルトの内側に配置され、前記ベルトユニットが前記装置本体に挿入された挿入位置と前記引き出し位置との間で、前記ガイド部材に沿ってスライド移動可能なスライド部材と、前記挿入位置において、前記引き出し方向に関して前記ベルトの上流端部よりも更に上流側で、前記ガイド部材を前記本体フレームに固定して、前記スライド部材及び前記ガイド部材を介して前記ベルトユニットを支持する固定部と、を有し、前記ベルトユニットは、前記ベルトと、前記ベルトを張架する複数の張架部材と、前記複数の張架部材を支持すると共に、前記スライド部材に固定されたベルトフレームと、を有し、前記ベルトモジュールは、前記挿入位置において、前記引き出し方向に関して前記ベルトの上流端部よりも更に上流側で前記ベルトユニットを支持し、前記引き出し位置において、前記引き出し方向に関して前記ベルトの上流端部と前記固定部との間で前記ベルトユニットを支持する補助支持部を備えたことを特徴とするベルトモジュールである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、装置の大型化を抑制しつつ、ベルトユニットを装置本体から引き出した状態でベルトの交換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態の画像形成システムを示す概略構成断面図。
第1の実施形態に係る定着モジュールを示す概略構成断面図。
第1の実施形態に係る定着ベルトユニットを示す概略構成断面図。
第1の実施形態に係る定着ベルトユニットのステアリング部の構成を示す斜視図。
第1の実施形態に係るベルトとエッジセンサの関係を示す平面図。
第1の実施形態に係る定着モジュールの上扉ユニットを閉位置に位置させた第1状態を示す斜視図。
第1の実施形態に係る定着モジュールの上扉ユニットを開位置に位置させ、かつ、上ベルトユニットを上収納位置に位置させた第2状態を示す斜視図。
第1の実施形態に係る定着モジュールの上扉ユニットを閉位置に位置させた状態におけるガススプリングを示す斜視図。
第1の実施形態に係る定着モジュールの上扉ユニットを開位置に位置させ、かつ、上ベルトユニットをメンテナンス位置に位置させた第3状態を示す斜視図。
第1の実施形態に係る定着モジュールのロック機構を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は底面図。
第1の実施形態に係る定着モジュールの第3状態を示す側面から見た断面図。
第1の実施形態に係る定着モジュールが第3状態であるときに下ベルトユニットを引き出し位置に位置させた状態を示す斜視図。
(a)第1の実施形態に係る下ベルトユニットの斜視図、(b)張力ローラユニットの一部を省略して示す斜視図、(c)張力ローラユニットの斜視図。
第1の実施形態に係る張力ローラユニットの一部を省略して示す上面図。
第1の実施形態に係る張力ローラユニット及び下ベルトを装置正面側から見た図で、上側は下ベルトに張力を付与した状態を、下側は張力付与を解除した状態を示す図。
(a)第1の実施形態に係る下ベルトユニットから張力ローラユニットを外した状態を示す斜視図、(b)張力ローラユニットを取り外した状態を示す図、(c)張力ローラユニットを下ベルトユニットに組み付けた状態の拡大図。
第1の実施形態に係る下ベルトユニットに対する下ベルトの着脱の様子を示す図。
第1の実施形態に係る下ベルトユニットのスライドレール部及び張力ローラユニットの位置関係を示す断面図。
第1の実施形態に係る定着モジュールから下ベルトユニットを省略した状態を示す斜視図。
第1の実施形態に係る補助輪ユニット周辺の構成を示す斜視図。
第1の実施形態に係る補助輪ユニット周辺の構成を示す側面図。
第1の実施形態に係る下ベルトユニットを引き出した状態を示す図。
第2の実施形態に係る補助輪ユニット周辺の構成を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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