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公開番号
2025067577
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177668
出願日
2023-10-13
発明の名称
カートリッジ、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
21/18 20060101AFI20250417BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トナー漏れを抑制できるカートリッジを提供する。
【解決手段】カートリッジは、現像部材16が内部に配置される第1室151と、トナーを内部に収容する第2室152と、第2室152内のトナーを第1室151に搬送する搬送部材154と、を備え、第2室152の受入口152aは第1領域M1、且つ回転中心P1より上方に位置し、第2室152には、第2室152の内壁から回転中心P1に向かって突出し、回転軸線方向において受入口152aと隣接する突起部156が設けられており、突起部156は、回転軸線方向と交差する方向に延びる第1部分156aと、突起部156の先端と回転中心P1との間隔が徐々に広がるように第1部分156aから回転方向の上流側に延びる第2部分156bと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー像を担持する像担持体が設けられる画像形成装置の装置本体に対して着脱可能で、トナー容器からトナーが供給されるカートリッジであって、
前記像担持体にトナーを供給する現像部材と、
前記現像部材が内部に配置される第1室と、
前記第1室に連通し、前記第1室に供給するトナーを内部に収容する第2室であって、トナーが供給される受入口が設けられた第2室と、
回転軸と、前記回転軸に一端部が固定された可撓性のシートと、を有する搬送部材であって、前記第2室の内部に配置され、回転方向に回転して前記シートで前記第2室の内部のトナーを前記第1室に搬送する搬送部材と、
を備え、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されたときの姿勢において、前記第2室の内部の領域のうち、前記回転軸の回転軸線方向に見たときに、前記回転軸の前記回転方向の回転に伴って前記シートの先端部が重力方向の上方に移動する領域を第1領域、前記シートの先端部が重力方向の下方に移動する領域を第2領域とすると、前記受入口は前記第1領域、且つ前記回転軸の回転中心より上方に位置し、
前記第2室には、前記第2室の内壁から前記回転軸に向かって突出する突起部であって、前記回転軸線方向において前記受入口と隣接する突起部が設けられており、
前記突起部は、前記回転軸線方向と交差する方向に延びる第1部分と、前記突起部の先端と前記回転中心との間隔が徐々に広がるように前記第1部分から前記回転方向の上流側に延びる第2部分と、を有することを特徴とするカートリッジ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記回転方向において、前記突起部の上流端は前記受入口の上流端の上流側に位置し、下流端は前記受入口の下流端の下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記第2室には、二つの前記突起部が設けられており、前記回転軸線方向において、前記受入口の一方側に一つの前記突起部が配置され、前記受入口の他方側に一つの前記突起部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項4】
前記回転中心から前記第2室の前記第1室に連通する開口までの距離は、前記回転中心から前記受入口までの距離よりも長いことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項5】
前記像担持体と、前記トナー容器からトナーが補給される補給口と、前記補給口を介して供給されたトナーを前記受入口に受け渡す受け渡し口と、を有する第1ユニットと、
前記現像部材と、前記第1室と、前記第2室と、前記搬送部材と、を有する第2ユニットと、
を備え、
前記第2ユニットは、前記現像部材が前記像担持体に対して当接及び離間するように前記第1ユニットに対して移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項6】
前記受け渡し口が形成された受け渡し面と、前記受け渡し面に対向する前記第2ユニットの対向面との間には、前記受け渡し口の周りを囲むシール部材が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のカートリッジ。
【請求項7】
前記第2ユニットは、前記現像部材が前記像担持体に対して当接及び離間するように、前記第1ユニットに対して前記回転軸線方向と平行な揺動軸線周りに揺動可能に軸支されており、
前記回転軸線方向に見たときに、前記受け渡し面と前記対向面は、前記第2ユニットの前記揺動軸線を円弧中心とする円弧形状であることを特徴とする請求項6に記載のカートリッジ。
【請求項8】
前記突起部を第1突起部とすると、
前記第2室には、前記第2室の内壁から前記回転中心に向かって突出する第2突起部であって、前記回転方向において、前記受入口と重なる位置であって前記受入口より上流側に位置する第2突起部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項9】
前記第2突起部は、前記回転方向において、前記受入口の全域と重なることを特徴とする請求項8に記載のカートリッジ。
【請求項10】
前記第2突起部は、前記回転方向において、前記受入口の上流側の縁部上に設けられていることを特徴とする請求項8に記載のカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カートリッジと、カートリッジを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
記録材に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置において、像担持体に対して現像剤が供給され、像担持体の表面に形成された静電潜像が現像されることで画像形成が行われる。このような画像形成装置として、像担持体と像担持体に作用するプロセス手段とをカートリッジ化したプロセスカートリッジと、プロセスカートリッジに現像剤を供給するトナーカートリッジとが、画像形成装置の本体に着脱可能に設けられる構成が知られている。
【0003】
トナーカートリッジ等のトナー容器からプロセスカートリッジに現像剤を供給する構成においては、プロセスカートリッジの現像剤供給口やトナー容器の現像剤排出口からトナーが漏れることで、部材の汚染等の種々の問題を引き起こしうる。特許文献1には、トナー漏れ抑制をするため、現像剤が通過する開口を開閉可能なシャッターが設けられた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-72703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述の構成においては、シャッターを開閉させるための開閉機構が必要となるため、構成が複雑になるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、トナー漏れを抑制できるカートリッジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するために、本発明のプロセスカートリッジは、
トナー像を担持する像担持体が設けられる画像形成装置の装置本体に対して着脱可能で、トナー容器からトナーが供給されるカートリッジであって、
前記像担持体にトナーを供給する現像部材と、
前記現像部材が内部に配置される第1室と、
前記第1室に連通し、前記第1室に供給するトナーを内部に収容する第2室であって、トナーが供給される受入口が設けられた第2室と、
回転軸と、前記回転軸に一端部が固定された可撓性のシートと、を有する搬送部材であって、前記第2室の内部に配置され、回転方向に回転して前記シートで前記第2室の内部のトナーを前記第1室に搬送する搬送部材と、
を備え、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されたときの姿勢において、前記第2室の内部の領域のうち、前記回転軸の回転軸線方向に見たときに、前記回転軸の前記回転方向の回転に伴って前記シートの先端部が重力方向の上方に移動する領域を第1領域、前記シートの先端部が重力方向の下方に移動する領域を第2領域とすると、前記受入口は前記第1領域、且つ前記回転軸の回転中心より上方に位置し、
前記第2室には、前記第2室の内壁から前記回転軸に向かって突出する突起部であって
、前記回転軸線方向において前記受入口と隣接する突起部が設けられており、
前記突起部は、前記回転軸線方向と交差する方向に延びる第1部分と、前記突起部の先端と前記回転中心との間隔が徐々に広がるように前記第1部分から前記回転方向の上流側に延びる第2部分と、を有することを特徴とする。
また、上述の目的を達成するために、本発明のプロセスカートリッジは、
トナー像を担持する像担持体が設けられる画像形成装置の装置本体に対して着脱可能で、トナー容器からトナーが供給されるカートリッジであって、
前記像担持体にトナーを供給する現像部材と、
前記現像部材が内部に配置される第1室と、
前記第1室に連通し、前記第1室に供給するトナーを内部に収容する第2室であって、トナーが供給される受入口が設けられた第2室と、
回転軸と、前記回転軸に一端部が固定された可撓性のシートと、を有する搬送部材であって、前記第2室の内部に配置され、回転方向に回転して前記シートで前記第2室の内部のトナーを前記第1室に搬送する搬送部材と、
を備え、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されたときの姿勢において、前記第2室の内部の領域のうち、前記回転軸の回転軸線方向に見たときに、前記回転軸の前記回転方向の回転に伴って前記シートの先端部が重力方向の上方に移動する領域を第1領域、前記シートの先端部が重力方向の下方に移動する領域を第2領域とすると、前記受入口は前記第1領域、且つ前記回転軸の回転中心より上方に位置し、
前記第2室には、前記第2室の内壁から前記回転軸に向かって突出する突起部であって、前記回転方向において、前記受入口と重なる位置であって前記受入口より上流側に位置する突起部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、トナー漏れを抑制できるカートリッジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
プロセスカートリッジの受入室受入口の構成を示す断面図である。
レーザープリンタの概略構成を示す断面図である。
プロセスカートリッジの正面図である。
プロセスカートリッジの第2廃トナー搬送路を示す断面図である。
プロセスカートリッジの主断面図である。
プロセスカートリッジの補給口を示す断面図である。
プロセスカートリッジの分解斜視図である。
感光ドラムユニットに対する現像ユニットの当接離間動作の説明図である。
トナーカートリッジの正面図である。
トナーカートリッジのトナー供給部を示す断面図である。
トナーカートリッジの廃トナー収容部を示す断面図である。
トナーカートリッジの分解斜視図である。
トナーカートリッジの側面図である。
カートリッジのプリンタ本体への装着動作を示す斜視図である。
カートリッジのプリンタ本体への装着動作を示す側面図である。
プロセスカートリッジの補給口を示す断面斜視図である。
トナーカートリッジのシャッター部材の回動軸中心を通る断面図である。
トナーカートリッジの内部構成を示す斜視図である。
トナーカートリッジの摺り切り部を示す断面図である。
トナーカートリッジのスクリュー部材の回転軸線を通る断面図である。
プロセスカートリッジの現像の駆動列を示す分解斜視図である。
プロセスカートリッジの側面図である。
プロセスカートリッジの概略断面図である。
トナー逆流防止構成を示す分解斜視図である。
変形例に係るトナー逆流防止構成を示す分解斜視図である。
変形例に係る受入室受入口を示す概略斜視図である。
仕事関数の測定方法を表す概略図である。
変形例に係るトナーシールの構成を示す断面図である。
変形例に係るトナーシールの抜き孔の構成を示す概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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