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公開番号
2025067562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177645
出願日
2023-10-13
発明の名称
通信方法、通信装置、通信システム、及びプログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H04W
72/121 20230101AFI20250417BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】UWB(Ultra Wide Band)通信における、再送信による電波干渉のおそれを低減する通信方法及びプログラム並びにをマスター通信装置、スレーブ通信装置及び通史システムを提供する。
【解決手段】UWB通信において、UWB通信を行う2つの通信システムA、Bが隣接し、2つの通信システム間で、マスター通信装置からスレーブ通信装置に向けて信号を送信タイミングが一致して、電波干渉が発生し通信が失敗した場合に、2つの通信システム間で再送のタイミングがずれる可能性を高くするため、各通信システムで、再送間隔時間Taと再送間隔時間Tbを異ならせ、独自に設定されたタイミングで再送を行う。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
UWB通信において、複数の通信装置により構成された通信システムが、独自に再送タイミングを設定し、前記再送タイミングで再送信を行う、通信方法。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
UWB通信において前記通信システムが使用するプリアンブルコードに基づき、前記再送タイミングを設定する、請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記通信システムを構成する装置に関する識別符号に基づきに前記再送タイミングを設定する、請求項1に記載の通信方法。
【請求項4】
UWB通信において前記通信システムが使用するプリアンブルコードと、前記通信システムを構成する装置に関する識別符号に基づき前記再送タイミングを設定する、請求項1に記載の通信方法。
【請求項5】
前記UWB通信の使用用途に応じて使用する前記プリアンブルコードを割り当てる、請求項2又は請求項4に記載の通信方法。
【請求項6】
前記通信システムを構成する装置に関する識別符号に基づき前記プリアンブルコードを割り当てる、請求項2又は請求項4に記載の通信方法。
【請求項7】
前記再送タイミングは、割り当てられた通信タイムスロットにおける中央の時刻から、前記通信システムに独自に設定された再送オフセット時間が経過した時刻である、請求項1に記載の通信方法。
【請求項8】
前記通信システムがマスター通信装置及び複数のスレーブ通信装置で構成された通信方法であって、
前記マスター通信装置が複数のスレーブ通信装置に対して前記プリアンブルコードをブロードキャスト送信で通知する、請求項2または請求項4に記載の通信方法。
【請求項9】
マスター通信装置及び複数のスレーブ通信装置で構成されたUWB通信の通信システムにおけるマスター通信装置であって、
前記通信システムにおいて独自に設定された再送タイミングで前記スレーブ通信装置への再送信を行う、
マスター通信装置。
【請求項10】
マスター通信装置及び複数のスレーブ通信装置で構成されたUWB通信の通信システムにおけるスレーブ通信装置であって、
前記通信システムにおいて独自に設定された再送タイミングに基づく再受信タイミングでマスター通信装置による再送信に対する受信を行う、
スレーブ通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、UWB(Ultra Wide Band)通信の通信技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、通信分野においては、配線が不要であるといった設置面等での優位性から無線通信が増加しつつある。例えば、広帯域の電波を使用するUWB通信は、Wi-Fi(登録商標)、スマートフォン等の携帯端末で使用される電波等との電波干渉が少なく、かつ、透過性がよく、その用途が広がっている。
【0003】
UWB通信は、金属の狭空間であり配線が多い車内でも通信が成立しやすいため、車載機器の通信手段として期待されている。例えば特許文献1には、車両及び電子キーの双方が、距離照合を実行するために、ランダムなパターンでUWB電波を互いに送り合うことが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-38332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、UWB通信が広く普及した場合、UWB通信同士の干渉が生じ易くなり、当該干渉により通信途絶が生じるおそれがある。この通信途絶の問題は、車載機器の通信手段に限らず、UWB通信を行う通信手段全般で同様に生じるおそれがある。
【0006】
通信干渉対策の有効な手法として、再送信処理があるが、再送信においても干渉が発生することがあるため、再送信における電波干渉のおそれを低減することができる手法が望まれている。
【0007】
本開示は、上記の点に鑑み、再送信における電波干渉のおそれを低減することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
例示的な本発明の通信方法は、UWB通信において、複数の通信装置により構成された通信システムが、独自に再送タイミングを設定し、前記再送タイミングで再送信を行う。
【発明の効果】
【0009】
例示的な本発明によれば、UWB通信を行う2つの通信システムが隣接し、2つの通信システム間で電波干渉が発生し通信が失敗した場合に、各通信システムで独自に設定されたタイミングで再送が行われることになる。このため、2つの通信システム間で再送のタイミングがずれる可能性が高くなるので、再送信における電波干渉のおそれを低減することができる。したがって、例示的な本発明によれば、再送信における通信成功率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
通信システムの構成例を示す図
UWB通信に用いられるフレームフォーマットを示す図
UWB通信における受信時の問題点について説明するための模式図
通信システムにおける電波干渉対策の概要を示す模式図
受信モード開始時刻の設定の仕方の詳細例について説明するための模式図
プリアンブルコードと再送オフセット時間との関係の一例を示す図
2つの通信システム間で電波干渉が発生し互いに通信が失敗した場合を示すタイムチャート
マスター通信装置の構成例を示す図
剰余値とプリアンブルコードと再送オフセット時間との関係の一例を示す図
スレーブ通信装置の構成例を示す図
通常のUWB通信の各フェーズを示すタイムチャート
マスター通信装置の同期通信フェーズにおける動作例を示すフローチャート
無線通信スケジュールのデータフォーマット例を示す図
スレーブ通信装置の同期通信フェーズにおける動作例を示すフローチャート
再送信が行われる場合の周期通信フェーズを示すタイムチャート
マスター通信装置が行う周期処理を示すフローチャート
マスター通信装置が行う受信モード切替処理を示すフローチャート
マスター通信装置が行う再送送信処理を示すフローチャート
マスター通信装置が行う再送受信処理を示すフローチャート
スレーブ通信装置が行う周期処理を示すフローチャート
スレーブ通信装置が行う受信モード切替処理を示すフローチャート
スレーブ通信装置が行う送信処理を示すフローチャート
スレーブ通信装置が行う再送受信処理を示すフローチャート
スレーブ通信装置が行う再送送信処理を示すフローチャート
プリアンブルコードと第1再送オフセット時間と第2再送オフセット時間との関係の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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