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公開番号2025064567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174433
出願日2023-10-06
発明の名称通知装置、通知システムおよび通知方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250410BHJP(信号)
要約【課題】各ドライバが互いに快適な車間距離を保つこと。
【解決手段】本願に係る通知装置は、対象車両で計測されたセンサ情報から前記対象車両と周辺車両との車間距離および前記対象車両を運転するドライバの挙動情報を取得し、対象車両を運転するドライバの挙動情報と、車間距離とに基づいてドライバが車間距離に対して不快に感じる不快状態を検知し、不快状態を検知した場合に、周辺車両に対してアラートを通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象車両で計測されたセンサ情報から前記対象車両と周辺車両との車間距離および前記対象車両を運転するドライバの挙動情報を取得し、
前記対象車両を運転するドライバの挙動情報と、前記車間距離とに基づいて前記ドライバが前記車間距離に対して不快に感じる不快状態を検知し、
前記不快状態を検知した場合に、前記周辺車両に対してアラートを通知する、
通知装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記周辺車両は前記対象車両の後方車両である、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項3】
前記挙動情報と前記車間距離との履歴に基づいて設定された不快条件を満たすシチュエーションを前記不快状態として検知する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項4】
前記対象車両で撮影された画像から前記周辺車両の車種を特定し、
前記車種を含む不快条件を満たすシチュエーションを前記不快状態として検知する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項5】
前記対象車両の走行環境に関する情報を取得し、
前記走行環境を含む不快条件を満たすシチュエーションを前記不快状態として検知する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項6】
前記ドライバの運転操作情報を取得し、
前記ドライバが前記車間距離を広げる運転操作を検知したことをトリガとして、前記不快状態を検知する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項7】
前記不快状態を検知した場合に、前記不快状態が解消される前記車間距離となるようにサーバ装置に対して前記周辺車両の走行制御を求める、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項8】
前記挙動情報は、
前記ドライバによる音声情報を含み、
前記ドライバによる不快ワードを前記音声情報から検知したことをトリガとして、前記不快状態の検知を開始する、
請求項1~7のいずれか一つに記載の通知装置。
【請求項9】
対象車両で計測されたセンサ情報から前記対象車両と周辺車両との車間距離および前記対象車両を運転するドライバの挙動情報を取得し、
前記対象車両を運転するドライバの挙動情報と、前記車間距離とに基づいて前記ドライバが前記車間距離に対して不快に感じる不快状態を検知し、
前記不快状態を検知した場合に、前記周辺車両に対してアラートを通知する、
通知装置と、
前記通知装置から前記周辺車両へ通知される前記アラートを中継するサーバ装置と、
を備える、通知システム。
【請求項10】
対象車両で計測されたセンサ情報から前記対象車両と周辺車両との車間距離および前記対象車両を運転するドライバの挙動情報を取得することと、
前記対象車両を運転するドライバの挙動情報と、前記車間距離とに基づいて前記ドライバが前記車間距離に対して不快に感じる不快状態を検知することと、
前記不快状態を検知した場合に、前記周辺車両に対してアラートを通知することと、
をコントローラが実行する通知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、通知装置、通知システムおよび通知方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の走行中にドライバが好む適切な車間距離を算出する技術がある。特許文献1には、車両制御によって先行車両を追従する際に、先行車両との車間距離をドライバが好む車間距離に制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-15492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術には、各ドライバが互いに快適な車間距離を保つうえで改善の余地があった。具体的には、特許文献1の技術は、先行車両との車間距離を制御するものであり、後方車両を含む周辺車両との車間距離については考慮されていなかった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各ドライバが互いに快適な車間距離を保つことができる通知装置、通知システムおよび通知方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る通知装置は、対象車両で計測されたセンサ情報から前記対象車両と周辺車両との車間距離および前記対象車両を運転するドライバの挙動情報を取得し、前記対象車両を運転するドライバの挙動情報と、前記車間距離とに基づいて前記ドライバが前記車間距離に対して不快に感じる不快状態を検知し、前記不快状態を検知した場合に、前記周辺車両に対してアラートを通知する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、各ドライバが互いに快適な車間距離を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、通知装置の搭載例を示す図である。
図2は、通知システムの構成例を示す図である。
図3は、車載装置のブロック図である。
図4は、記憶部に記憶される不快条件の一例を示す図である。
図5は、サーバ装置のブロック図である。
図6は、サーバ装置に記憶される情報の一例を示す図である。
図7は、アラート画像の一例を示す図である。
図8は、車載装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図9は、サーバ装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る通知装置、通知システムおよび通知方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る通知装置、通知システムおよび通知方法が限定されるものではない。
【0010】
まず、図1を用いて、実施形態に係る通知装置の搭載例について説明する。図1は、通知装置の搭載例を示す図である。なお、以下では、実施形態に係る通知装置が、図1に示す車載装置1であり、車載装置1が搭載された車両が対象車両である場合について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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