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公開番号2025064185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173743
出願日2023-10-05
発明の名称情報提供装置および情報提供方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250410BHJP(信号)
要約【課題】あおり運転の状況をオペレータがより正確に把握し、被害者を適切にサポートすること。
【解決手段】実施形態に係る情報提供装置は、車載装置からあおり運転の通報を受けた場合に、上記車載装置から送信される位置情報に基づいて、オペレータが使用する端末装置の地図画面上に上記車載装置を搭載する被害車両の現在位置を表示し、上記車載装置との通信頻度に応じて上記被害車両の現在位置に関する表示を変化させるコントローラ、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車載装置からあおり運転の通報を受けた場合に、前記車載装置から送信される位置情報に基づいて、オペレータが使用する端末装置の地図画面上に前記車載装置を搭載する被害車両の現在位置を表示し、
前記車載装置との通信頻度に応じて前記被害車両の現在位置に関する表示を変化させるコントローラ、
を備える情報提供装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記被害車両が搭載する前記車載装置は第1の車載装置であり、
前記コントローラは、
前記第1の車載装置によって撮像された映像の画像認識を行うことによって加害車両を判別し、
前記加害車両に紐付けられた第2の車載装置の識別情報を有する場合に、当該第2の車載装置から送信される位置情報に基づいて、前記地図画面上に前記加害車両の現在位置を表示する、
請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記被害車両の現在位置の履歴に基づいて、前記地図画面上に前記被害車両の直近の走行ルートを表示する、
請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記通報を受けた際に前記車載装置から送信された位置情報に基づいて、前記地図画面上に前記通報が行われた時点の位置を示す通報位置を表示する、
請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記被害車両の走行履歴または一般的な走行ルートに基づいて、前記地図画面上に前記被害車両の予測ルートを表示する、
請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記被害車両の現在位置に基づいて、地図情報から前記現在位置の付近で避難に適した場所を検索し、前記地図画面上に避難場所として表示する、
請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記被害車両の現在位置に関する表示として、前記被害車両の最新の現在位置および前記通信頻度に基づいて推定される前記被害車両の移動しうる範囲を前記地図画面上に表示する、
請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項8】
前記コントローラは、
前記通信頻度に基づいて前記範囲の大きさを変化させる、
請求項7に記載の情報提供装置。
【請求項9】
前記コントローラは、
前記被害車両のドライバと前記オペレータの通話が可能となるように前記第1の車載装置と前記端末装置とを接続する、
請求項2に記載の情報提供装置。
【請求項10】
前記コントローラは、
前記加害車両のドライバと前記オペレータの通話が可能となるように前記第2の車載装置と前記端末装置とを接続する、
請求項9に記載の情報提供装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、情報提供装置および情報提供方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の運転中に他の車両からあおり運転を受けた場合に、ドライバの通報操作等に基づき、コールセンタや警察等の予め決められた通報先への通報を行うシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
こうしたシステムにおいては、通報を受けたオペレータが使用するオペレータ端末の地図画面上に例えば通報位置が表示されるとともに、オペレータは、通話によってドライバとのやり取りを行い、あおり運転の状況を把握することが一般的である。
【0004】
なお、通報位置を含む車両の位置情報の表示方法としては、受信感度に応じて大きさが変化する動的円によって位置情報を表示するもの等がある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-201753号公報
特開2015-161615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した従来技術を用いた場合、オペレータがあおり運転の状況を正確に把握することが難しいという問題があった。
【0007】
例えば、あおり運転は車両の走行中に行われる危険運転行為であるため、被害車両および加害車両は通報後も走行を続けている可能性が高く、被害車両の現在位置は通報位置から刻々と離れていくと考えられる。
【0008】
このとき、オペレータ端末の地図画面上に例えば通報位置のみが表示された状態では、オペレータは警察を手配する際に被害車両の現在位置が分からず、対応が困難であった。また、通話により現在位置を把握しようとしても、ドライバ自身が現在位置を把握できていないケースも多々ある。こうした状況は、例えば警察が到着するまでの時間的ロスを招いてしまう。
【0009】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、あおり運転の状況をオペレータがより正確に把握し、被害者を適切にサポートすることができる情報提供装置および情報提供方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
実施形態の一態様に係る情報提供装置は、車載装置からあおり運転の通報を受けた場合に、前記車載装置から送信される位置情報に基づいて、オペレータが使用する端末装置の地図画面上に前記車載装置を搭載する被害車両の現在位置を表示し、前記車載装置との通信頻度に応じて前記被害車両の現在位置に関する表示を変化させるコントローラ、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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