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公開番号
2025067498
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177530
出願日
2023-10-13
発明の名称
情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/04845 20220101AFI20250417BHJP(計算;計数)
要約
【課題】情報処理装置を使用するユーザの視点から見た画像で、仮想オブジェクトに対する操作を正確かつ容易に行うことができる情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置である表示装置150は、現実空間の画像と、仮想オブジェクトを含む仮想空間の画像とを合成させた複合現実空間を生成する生成手段(描画部105)と、複合現実空間内で仮想オブジェクトが配置可能な配置領域を設定する設定手段(制御部107)と、複合現実空間内で仮想オブジェクトを移動させる操作を行う操作手段(レイ510)と、仮想オブジェクトが配置領域外に配置された状態から操作手段によって配置領域内に移動した場合、操作手段によって仮想オブジェクトが移動可能な移動可能範囲を配置領域内に制限する制限手段(CG制御部104)とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
現実空間の画像と、移動可能な仮想オブジェクトを含む仮想空間の画像とを合成させた複合現実空間を生成する生成手段と、
前記複合現実空間内で前記仮想オブジェクトが配置可能な配置領域を設定する設定手段と、
前記複合現実空間内で前記仮想オブジェクトを移動させる操作を行う操作手段と、
前記仮想オブジェクトが前記配置領域外に配置された状態から前記操作手段によって前記配置領域内に移動した場合、前記操作手段によって前記仮想オブジェクトが移動可能な移動可能範囲を前記配置領域内に制限する制限手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記設定手段は、前記操作手段による前記仮想オブジェクトを移動させる操作が行われる以前に、前記配置領域を予め設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記設定手段は、前記仮想オブジェクトの移動先に応じて、前記配置領域の候補となる候補領域を仮に設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記仮想オブジェクトの移動先に、該仮想オブジェクト以外の他の仮想オブジェクトが配置されている場合、前記設定手段は、前記他の仮想オブジェクトの位置に応じて、前記候補領域を仮に設定可能であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記仮想オブジェクトの移動先に、該仮想オブジェクト以外の複数の他の仮想オブジェクトが配置されている場合、前記設定手段は、前記他の仮想オブジェクト同士の間に、前記候補領域を仮に設定可能であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記設定手段は、前記他の仮想オブジェクト同士の間に、複数の前記候補領域を仮に設定可能であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記設定手段は、前記候補領域が選択された場合、該候補領域を前記配置領域として決定して設定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記複合現実空間を表示する表示手段を備え、
前記表示手段は、前記複合現実空間内に前記配置領域および前記候補領域のうちの少なくとも一方を表示可能であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記仮想オブジェクトの移動先に、該仮想オブジェクト以外の複数の他の仮想オブジェクトが配置されている場合、前記生成手段は、前記他の仮想オブジェクト同士の間の距離に応じて、該他の仮想オブジェクト同士を1つの仮想オブジェクトとすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記複合現実空間を表示する表示手段を備え、
前記制限手段によって前記移動可能範囲が前記配置領域内に制限され、かつ、該配置領域内に前記仮想オブジェクト以外の他の仮想オブジェクトが配置された状態で、前記操作手段による前記仮想オブジェクトの移動中に該仮想オブジェクトと前記他の仮想オブジェクトとが重なった場合、前記表示手段は、前記複合現実空間内で前記仮想オブジェクトを前記他の仮想オブジェクトよりも優先して表示可能であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、現実空間の画像に仮想空間の画像等の情報をリアルタイムに重ね合せることにより、利用者に複合現実を体感させる装置が知られている。この装置は、ビデオカメラ等の撮像装置によって撮像された現実空間の全体または一部の画像に、CG等の仮想空間の画像を重畳した合成画像を表示することができる。また、この装置では、ユーザがCGを操作して、当該CGを任意に移動させることができる。例えば、マイクロソフト(登録商標)社製のHoloLens2では、ユーザは、自身の手でCGを操作する際、手とCGとの間に「レイ」と呼ばれる線状の画像を表示して、操作対象であるCGを明確にすることができる。これにより、操作対象のCGに対する操作を容易に行うことができる。また、例えば特許文献1では、操作対象であるオブジェクト(CG)を操作して、所定領域に配置する際、当該オブジェクトを現実空間の上側から見た状態の画像を介して、その操作を行う技術が開示させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-181131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、操作対象であるオブジェクトを現実空間の上側から見た状態の画像を介して、オブジェクトに対する操作を行うため、ユーザの視点から見た画像を介して操作を行う場合に比べて、操作性が低下するおそれがある。また、ユーザの視点から見た画像を介して操作を行う場合であっても、ユーザの手の動きが不安定となると、例えば当該オブジェクトを他のオブジェクトの手前に配置しようとしても、手を動かし過ぎてしまうおそれがある。そして、手を動かし過ぎた結果、当該オブジェクトが他のオブジェクトの奥側に配置された状態となるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、情報処理装置を使用するユーザの視点から見た画像で、仮想オブジェクトに対する操作を正確かつ容易に行うことができる情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、現実空間の画像と、移動可能な仮想オブジェクトを含む仮想空間の画像とを合成させた複合現実空間を生成する生成手段と、前記複合現実空間内で前記仮想オブジェクトが配置可能な配置領域を設定する設定手段と、前記複合現実空間内で前記仮想オブジェクトを移動させる操作を行う操作手段と、前記仮想オブジェクトが前記配置領域外に配置された状態から前記操作手段によって前記配置領域内に移動した場合、前記操作手段によって前記仮想オブジェクトが移動可能な移動可能範囲を前記配置領域内に制限する制限手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、情報処理装置を使用するユーザの視点から見た画像で、仮想オブジェクトに対する操作を正確かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る情報処理装置を表示装置に適用した場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
表示装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
表示装置がユーザの頭部に装着された状態を示す図である。
ユーザの手と仮想オブジェクトとレイとの関係を示す図である。
仮想オブジェクトの移動範囲を判断するためのデータリストを示す図である。
表示装置のディスプレイに表示される画像の一例を示す図である。
表示装置で実行される処理を示すフローチャートである。
複合現実空間内で仮想オブジェクトを移動させる状態の一例を示す図である。
図7(a)に示す状態で仮想オブジェクトの配置領域が表示されている一例を示す図である。
第2実施形態に係る表示装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
表示装置がユーザの頭部に装着され、小型操作デバイスがユーザの指に装着された状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1A~図8を参照して、第1実施形態について説明する。図1Aは、第1実施形態に係る情報処理装置を表示装置に適用した場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図1Aに示す表示装置150は、本実施形態では、当該表示装置150を使用するユーザが自身の頭部に装着するHMD(Head Mounted Display:ヘッドマウントディスプレイ)である。なお、表示装置150が適用可能な装置としては、HMDに限定されず、例えば、デスクトップ型やノート型のパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等であってもよい。図1Aに示すように、表示装置150は、CPU901、RAM902、ROM903、ディスプレイ103、カメラ106を有する。CPU901は、ROM903、RAM902ともに、表示装置150全体の作動を制御する制御部107(図1B参照)を構成する。ROM903は、各種プログラムや前記各作動の作動条件等を記憶する記憶媒体である。プログラムには、表示装置150の各部や各手段(情報処理装置の制御方法)をCPU901(コンピュータ)に実行させるためのプログラム等が含まれる。RAM902は、CPU901で実行される処理の一時的なデータを格納するワークメモリとしても利用される。
(【0011】以降は省略されています)
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