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公開番号
2025066849
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2025019323,2023085580
出願日
2025-02-07,2019-06-26
発明の名称
登録決済装置
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/12 20060101AFI20250416BHJP(チェック装置)
要約
【課題】複数のタイプを使い分けることを可能とする。
【解決手段】実施形態の登録決済装置は、第1及び第2の判定手段、判定制御手段、決済手段及び決済制御手段を備える。第1及び第2の判定手段は、第1及び第2の操作者による操作に応じて取引の内容を判定する。判定制御手段は、いずれか一方を有効とするように第1及び第2の判定手段を制御する。決済手段は、決済金額を複数の決済方法の1つを用いて決済する。決済制御手段は、第1の判定手段による判定がなされた場合と、第2の判定手段による判定がなされ、かつ決済の指示までに操作が第2の操作者によって行われなかった場合とでは、第1の操作者により指定された決済方法を用いて、また第2の判定手段による判定がなされ、かつ決済の指示までに操作が行われた場合は、第2の操作者により指定された決済方法を用いた決済処理を決済手段に行わせる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の操作者による操作に応じて決済の対象となる取引の内容を判定する第1の判定手段と、
前記第1の操作者とは異なる第2の操作者による操作に応じて前記取引の内容を判定する第2の判定手段と、
いずれか一方を有効とするように前記第1の判定手段及び前記第2の判定手段を制御する判定制御手段と、
前記取引の内容についての決済金額を決定し、前記決済金額を複数の決済方法の少なくともいずれか1つを用いて決済するための決済処理を行う決済手段と、
前記第1の判定手段により前記取引の内容が判定された場合と、前記第2の判定手段により前記取引の内容が判定され、かつ前記決済処理の開始が指示されるまでに予め定められた操作が前記第2の操作者によって行われなかった場合とでは、前記複数の決済方法から前記第1の操作者により指定された決済方法を用いて前記決済処理を行い、前記第2の判定手段により前記取引の内容が判定され、かつ前記決済処理の開始が指示されるまでに前記予め定められた操作が前記第2の操作者によって行われた場合は、前記複数の決済方法から前記第2の操作者により指定された決済方法を用いて前記決済処理を行うように前記決済手段を制御する決済制御手段と、
を具備する登録決済装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記決済制御手段は、前記決済処理に用いる決済方法を指定する操作が前記第2の操作者によりなされた場合に前記予め定められた操作がなされたと判定する、
請求項1に記載の登録決済装置。
【請求項3】
前記決済制御手段は、少なくとも1つの決済方法に関しては、その決済方法が前記第1の操作者及び前記第2の操作者のいずれにより指定されたかに応じてそれぞれ異なる決済処理を行うように前記決済手段を制御する、
請求項1又は請求項2に記載の登録決済装置。
【請求項4】
第1の操作デバイスと、
第2の操作デバイスと、
をさらに備え、
前記第1の判定手段及び前記決済制御手段は、前記第1の操作デバイスでの操作を前記第1の操作者による操作とし、
前記第2の判定手段及び前記決済制御手段は、前記第2の操作デバイスでの操作を前記第2の操作者による操作とする、
請求項1に記載の登録決済装置。
【請求項5】
第1の操作者による操作に応じて決済の対象となる取引の内容を判定する第1の判定処理と、前記第1の操作者とは異なる第2の操作者による操作に応じて前記取引の内容を判定する第2の判定処理とのいずれか一方を有効とし、
前記取引の内容についての決済金額を決定し、かつ前記決済金額を複数の決済方法の少なくともいずれか1つを用いて決済するための決済処理を、前記第1の判定処理により前記取引の内容が判定された場合と、前記第2の判定処理により前記取引の内容が判定され、かつ前記決済処理の開始が指示されるまでに予め定められた操作が前記第2の操作者によって行われなかった場合とでは、前記複数の決済方法から前記第1の操作者により指定された決済方法を用いて行い、前記第2の判定処理により前記取引の内容が判定され、かつ前記決済処理の開始が指示されるまでに前記予め定められた操作が前記第2の操作者によって行われた場合は、前記複数の決済方法から前記第2の操作者により指定された決済方法を用いて行う、
登録決済方法。
【請求項6】
登録決済装置を制御するコンピュータを、
第1の操作者による操作に応じて決済の対象となる取引の内容を判定する第1の判定手段と、
前記第1の操作者とは異なる第2の操作者による操作に応じて前記取引の内容を判定する第2の判定手段と、
いずれか一方を有効とするように前記第1の判定手段及び前記第2の判定手段を制御する判定制御手段と、
前記取引の内容についての決済金額を決定し、前記決済金額を複数の決済方法の少なくともいずれか1つを用いて決済するための決済処理を行う決済手段と、
前記第1の判定手段により前記取引の内容が判定された場合と、前記第2の判定手段により前記取引の内容が判定され、かつ前記決済処理の開始が指示されるまでに予め定められた操作が前記第2の操作者によって行われなかった場合とでは、前記複数の決済方法から前記第1の操作者により指定された決済方法を用いて前記決済処理を行い、前記第2の判定手段により前記取引の内容が判定され、かつ前記決済処理の開始が指示されるまでに前記予め定められた操作が前記第2の操作者によって行われた場合は、前記複数の決済方法から前記第2の操作者により指定された決済方法を用いて前記決済処理を行うように前記決済手段を制御する決済制御手段と、
して機能させる情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、登録決済装置、登録決済方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
POS端末装置などとして知られる登録決済装置は近年、対面式、セミセルフ式及びフルセルフ式などの種々のタイプが存在している。
対面タイプの登録決済装置は、商品リストへの買上商品の登録などのような取引の内容の登録のための登録操作と、その取引の決済のための決済操作とをともに店員が行う。セミセルフタイプの登録決済装置は、登録操作は店員が行い、決済操作は客が行う。フルセルフタイプの登録決済装置は、登録操作及び決済操作を客が行う。
【0003】
これら各タイプの登録決済装置は、それぞれに長所及び短所があるため、スーパーマーケットなどの大型な店舗では、複数のタイプの登録決済装置が設置されて、客が選択して利用できるようにする場合もある。
しかしながら、コンビニエンスストアのような比較的小型の店舗においては、多数の登録決済装置を設置することが困難である。
このような事情から、複数のタイプを使い分けることができることが望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願2010-86202号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、複数のタイプを使い分けることを可能とする登録決済装置、登録決済方法及び情報処理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の登録決済装置は、第1の判定手段、第2の判定手段、判定制御手段、決済手段及び決済制御手段を備える。第1の判定手段は、第1の操作者による操作に応じて決済の対象となる取引の内容を判定する。第2の判定手段は、第1の操作者とは異なる第2の操作者による操作に応じて取引の内容を判定する。判定制御手段は、いずれか一方を有効とするように第1の判定手段及び第2の判定手段を制御する。決済手段は、取引の内容についての決済金額を決定し、決済金額を複数の決済方法の少なくともいずれか1つを用いて決済するための決済処理を行う。決済制御手段は、第1の判定手段により取引の内容が判定された場合と、第2の判定手段により取引の内容が判定され、かつ決済処理の開始が指示されるまでに予め定められた操作が第2の操作者によって行われなかった場合とでは、複数の決済方法から第1の操作者により指定された決済方法を用いて決済処理を行い、第2の判定手段により取引の内容が判定され、かつ決済処理の開始が指示されるまでに予め定められた操作が第2の操作者によって行われた場合は、複数の決済方法から第2の操作者により指定された決済方法を用いて決済処理を行うように決済手段を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るPOS端末装置の外観の斜視図。
図1中のPOS端末装置の要部回路構成を示すブロック図。
図2中のプロセッサによる情報処理のフローチャート。
図2中のプロセッサによる情報処理のフローチャート。
図2中のプロセッサによる情報処理のフローチャート。
図2中のプロセッサによる情報処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、登録決済装置としての機能を備えたPOS(point-of-sale)端末装置を例に説明する。
図1は本実施形態に係るPOS端末装置100の外観の斜視図である。
POS端末装置100は例えば、店員のワークスペースと売場とを隔てる状態で設けられたレジカウンタに配置される。POS端末装置100は、店員及び客により操作される。POS端末装置100を操作する店員は、図1における右奥側に位置する。POS端末装置100を操作する客は、図1中の左手前側に位置する。そこで以下においては、図1における右奥側及び左手前側を、店員側及び客側とそれぞれ称することとする。
【0009】
POS端末装置100は、客側タッチパネル1、固定スキャナ2、硬貨ユニット3、紙幣ユニット4、クレジットカードリーダ5、近接通信ユニット6、プリペイドカードリーダ/ライタ(プリペイドカードR/W)7、レシートプリンタ8、店員側タッチパネル9及びキーボード10を備える。
【0010】
客側タッチパネル1は、図1に示すように客側に向けて設けられている。客側タッチパネル1は、客に対する情報提示のための画面を表示する。また客側タッチパネル1は、客による画面へのタッチ操作による指示を入力する。客側タッチパネル1は、第1の操作デバイスの一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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