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公開番号
2025066557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176246
出願日
2023-10-11
発明の名称
外装容器及びこれを具備したバッグインボックス
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
B65D
77/04 20060101AFI20250416BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】減容化が可能であり、使い勝手に優れる外装容器及びこれを具備したバッグインボックスを提供すること。
【解決手段】本発明の外装容器10は、内箱2と、外箱3とを具備している。外箱3及び内箱2の一方は上部開口箱である。外箱3及び内箱2の他方は、下部開口箱である。上部開口箱の上から下部開口箱を被せた状態、又は上部開口箱内に下部開口箱を収容した状態において、において、上部開口箱と下部開口箱とが帯状部材15によって拘束されることにより一体化されている。外装容器10は、前記拘束の解除により、上部開口箱と下部開口箱との一体化状態を解除可能である。下部開口箱を取り外す前の外装容器10の全体高さに対して上部開口箱の高さが低い。下部開口箱を取り外した状態において、上部開口箱で袋容器4を保持しつつ、注出操作を行うことが可能になされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を注出する注出部を具備する袋容器を収容し、奥行方向、及び該奥行方向と直交する幅方向を有する、外装容器であって、
前記袋容器が内部に配される内箱と、該内箱を被覆可能な外箱とを具備しており、
前記内箱及び前記外箱それぞれは、前記奥行方向において相対向する正面部及び背面部と、前記幅方向において相対向する一対の側面部とを含む周壁部を有しており、
前記内箱及び前記外箱の一方は、前記周壁部の上部が開口し、該周壁部の下部の開口が底面部によって閉塞され、且つ前記正面部に、前記注出部を挿通させる挿通部が形成可能になされた上部開口箱であり、
前記内箱及び前記外箱の他方は、前記周壁部の下部が開口し、該周壁部の上部の開口が天面部によって閉塞された下部開口箱であり、
前記上部開口箱の上から前記下部開口箱を被せた状態、又は前記上部開口箱内に前記下部開口箱を収容した状態において、前記上部開口箱と前記下部開口箱とが、これらの周囲に配された別体の帯状部材によって拘束されることにより一体化されており、
前記帯状部材による拘束の解除により、前記上部開口箱と前記下部開口箱との一体化状態を解除可能であり、
前記上部開口箱から前記下部開口箱を取り外す前の前記外装容器の全体高さに対して前記上部開口箱の高さが低く、
前記下部開口箱を取り外した状態において、前記上部開口箱で前記袋容器を保持しつつ、該袋容器からの注出操作を行うことが可能になされている、外装容器。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記下部開口箱を取り外す前の前記外装容器の全体高さが、前記上部開口箱の高さの1.2倍以上である、請求項1に記載の外装容器。
【請求項3】
前記上部開口箱は、接着剤を用いずに組み立てられている、請求項1又は2に記載の外装容器。
【請求項4】
前記底面部は底面側係合部を有し、且つ前記天面部は天面側係合部を有しており、
前記上部開口箱を前記下部開口箱の上に載置した状態において、前記底面側係合部と前記天面側係合部とが互いに係合する、請求項1~3の何れか1項に記載の外装容器。
【請求項5】
前記上部開口箱は、前記側面部に把持開口が形成されている、請求項1~4の何れか1項に記載の外装容器。
【請求項6】
前記上部開口箱が前記内箱であり、前記下部開口箱が前記外箱である、請求項1~5の何れか1項に記載の外装容器。
【請求項7】
前記上部開口箱が前記外箱であり、前記下部開口箱が前記内箱である、請求項1~5の何れか1項に記載の外装容器。
【請求項8】
請求項1~7の何れか1項に記載の外装容器と、該外装容器に収容された前記袋容器とを具備した、バッグインボックス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外装容器及びこれを具備したバッグインボックスに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
内部に液体等の内容物を収容した可撓性を有する袋容器と、該袋容器を収容する外装容器とを具備する、バッグインボックスが知られている。バッグインボックスは、一般的に、袋容器に設けられた注出部を介して、内容物を注出可能に構成されている。斯かる内容物の注出を容易とする観点から、外装容器の構成について種々の検討がなされている。
【0003】
例えば、特許文献1には、袋状の容器と、これを収容する外箱本体部と、台部とを有し、該台部の上に外箱本体部をセットして用いられる、活栓付き液体容器用外箱が開示されている。
特許文献2には、連続側面体の両端に形成された糊代片及び補強片を接着してなるバッグインボックスであって、該連続側面体の両端近傍に形成された一対の長形孔を有するものが開示されている。
特許文献3には、袋と、該袋を収容する内箱と、該内箱を収容する外箱とを備え、該内箱の内部底面に傾斜板が設けられた、液体収容容器が開示されている。
【0004】
特許文献4には、胴部を形成し且つ第1フラップが連設された一対の第1側壁を具備しており、該第1フラップが、該一対の第1側壁の内面に対向する一対の第1内壁部と、一該内壁部の先端部から延設された一対の第1蓋部と、該蓋部の先端部から軸方向一方に向かって延設された一対の支持部とを含んでおり、設置面に設置した状態で、一対の第1蓋部が、後方から前方に向かって下方に傾斜し且つ内袋を支持する傾斜底面部を形成している。
特許文献5には、内袋と、これを覆う外装箱とを備えており、該外装箱は多面体、又は多面体に曲面を加えた立体であって、底面及び天面に水平面に平行な面をそれぞれに有しており、外装箱のいずれかの面には、手指を入れて外装箱を把持可能な孔が設けられている、バッグインボックスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-263239号公報
特開2012-240698号公報
特開2015-000740号公報
特開2021-014289号公報
特開2021-147075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
バッグインボックスは、袋容器内の内容物の残量が少なくなると、該残量の割にバッグインボックスの設置スペースが大き過ぎてしまう事態に陥り易い。特許文献1~5の技術は、このようなバッグインボックスの使い勝手について改善の余地があった。
【0007】
本発明は、減容化が可能であり、使い勝手に優れる、外装容器及びこれを具備したバッグインボックスを提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、内容物を注出する注出部を具備する袋容器を収容し、奥行方向、及び該奥行方向と直交する幅方向を有する、外装容器に関する。
一実施形態として、前記袋容器が内部に配される内箱と、該内箱を被覆可能な外箱とを具備しており、
前記内箱及び前記外箱それぞれは、前記奥行方向において相対向する正面部及び背面部と、前記幅方向において相対向する一対の側面部とを含む周壁部を有していることが好ましい。
一実施形態として、前記内箱及び前記外箱の一方は、前記周壁部の上部が開口し、該周壁部の下部の開口が底面部によって閉塞され、且つ前記正面部に、前記注出部を挿通させる挿通部が形成可能になされた上部開口箱であることが好ましい。
一実施形態として、前記内箱及び前記外箱の他方は、前記周壁部の下部が開口し、該周壁部の上部の開口が天面部によって閉塞された下部開口箱であることが好ましい。
一実施形態として、前記上部開口箱の上から前記下部開口箱を被せた状態、又は前記上部開口箱内に前記下部開口箱を収容した状態において、前記上部開口箱と前記下部開口箱とが、これらの周囲に配された別体の帯状部材によって拘束されることにより一体化されていることが好ましい。
一実施形態として、前記帯状部材による拘束の解除により、前記上部開口箱と前記下部開口箱との一体化状態を解除可能であることが好ましい。
一実施形態として、前記上部開口箱から前記下部開口箱を取り外す前の前記外装容器の全体高さに対して前記上部開口箱の高さが低いことが好ましい。
一実施形態として、前記下部開口箱を取り外した状態において、前記上部開口箱で前記袋容器を保持しつつ、該袋容器からの注出操作を行うことが可能になされていることが好ましい。
【0009】
また本発明はバッグインボックスに関する。
一実施形態において、前記バッグインボックスは、前記外装容器と、該外装容器に収容された前記袋容器とを具備することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の外装容器及びこれを具備したバッグインボックスによれば、減容化が可能であり、使い勝手に優れる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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