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公開番号
2025065505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025021482,2020081218
出願日
2025-02-13,2020-05-01
発明の名称
着色飲料、変色抑制方法、及び着色飲料の製造方法。
出願人
アサヒ飲料株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
2/58 20060101AFI20250410BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】アントシアニン色素を安定化させることのできる新たな手段を提供すること。
【解決手段】着色飲料は、アントシアニン色素とクチナシ青色素とを含有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アントシアニン色素とクチナシ青色素とを含有する、着色飲料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、着色飲料、変色抑制方法、及び着色飲料の製造方法に関し、特に、アントシアニン色素を含有する着色飲料に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
着色飲料として、アントシアニン色素を有する飲料が知られている。例えば、ぶどう果汁やブルーベリー果汁を使用する場合、アントシアニン色素を添加することで、飲料を紫色に着色することができる。
【0003】
一方で、アントシアニン色素には、安定性についての課題がある。
色素の安定性に関連して、特許文献1(特開2009-136187号公報)には、天然色素含有飲料に鉄イオンを含有させることが記載されている。
また、特許文献2(特開2019-33722号公報)には、アントシアニン系色素と、リン酸とを含有し、pHが3.5以下である着色飲料が記載されている。
特許文献3(特開2010-130992号公報)には、N-メチルアントラニル酸メチルによるアントシアニン色素の退色防止法について記載されている。
特許文献4(特開2001-64531号公報)には、アントシアニン色素に、所定の界面活性剤を配合することを特徴とするアントシアニン色素の安定化方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-136187号公報
特開2019-33722号公報
特開2010-130992号公報
特開2001-64531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
アントシアニン色素を安定化させることができる新たな手段が提供できれば、着色飲料の商品設計度等が増し、有用であると考えられる。そこで、本発明の課題は、アントシアニン色素を安定化させることのできる新たな手段を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、クチナシ青色素を用いることにより、アントシアニン色素の安定性を向上できることを見出した。すなわち、本発明は、以下の事項を含んでいる。
[1]アントシアニン色素とクチナシ青色素とを含有する、着色飲料。
[2]pHが4.0以下である、[1]に記載の飲料。
[3]乳成分を含有する、[1]または[2]に記載の飲料。
[4]a値が5~13であり、b値が-8~-4である、[1]~[3]のいずれかに記載の飲料。
[5]前記アントシアニン色素が、ムラサキイモ色素、アカダイコン色素、及びアカキャベツ色素のうちの少なくとも1種を含む、[1]~[4]のいずれかに記載の飲料。
[6]透明容器詰飲料である、[1]~[5]のいずれかに記載の飲料。
[7]常温保管可能な飲料である、[1]~[6]のいずれかに記載の飲料。
[8]アントシアニン色素含有飲料に、クチナシ青色素を配合する工程を含む、アントシアニン色素含有飲料の変色抑制方法。
[9]飲用可能な液に、アントシアニン色素と、クチナシ青色素とを含有させる工程を含む、着色飲料の製造方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、アントシアニン色素を安定化させることのできる新たな手段が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、a値及びb値のそれぞれについての、色差(絶対値)のグラフを示す。
図2は、着色飲料の外観を示す写真である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施態様について説明する。本実施形態に係る着色飲料は、アントシアニン色素とクチナシ青色素とを含有する。
【0010】
アントシアニン色素としては、例えば、アカキャベツ色素(主色素はシアニジンアシルグリコシドと言われている)、シソ色素(主色素はシアニジン、マロニルシソニンと言われている)、ブドウ果汁色素(主色素はマルビジン-3-グルコシド等と言われている)およびブドウ果皮色素(主色素はマルビジン-3-グルコシドと言われている)、ムラサキイモ色素(主色素はシアニジンアシルグルコシドおよびペオニジンシルグルコシドと言われている)、アカダイコン色素(主色素はペラルゴニジンアシルグリコシドと言われている)が挙げられる。これらの中でも、アカキャベツ色素、アカダイコン色素、及びムラサキイモ色素が好ましく、ムラサキイモ色素がより好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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