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公開番号2025064317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173958
出願日2023-10-06
発明の名称光源装置及び投影装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類G03B 21/14 20060101AFI20250410BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】シフト機能を備えて小型に形成された光源装置及び投影装置を提供する。
【解決手段】投影装置10の光源装置60は、それぞれ異なる光回折特性を有する複数の領域としての複数の光回折格子(第1光回折格子144-1、第2光回折格子144-2、第3光回折格子144-3、第4光回折格子144-4)を表面に有し、前記表面に入射する光を光学素子である表示素子50に集光させる回折光学素子144と、表示素子50への集光位置を変化させるように回折光学素子144を変位させる回折光学素子駆動部144aと、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれ異なる光回折特性を有する複数の領域を表面に有し、前記表面に入射する光を光学素子に集光させる回折光学素子と、
前記光学素子への集光位置を変化させるように前記回折光学素子を変位させる回折光学素子駆動部と、
を有することを特徴とする光源装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記複数の領域は、複数の光回折格子からなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記回折光学素子駆動部は、前記回折光学素子の光軸方向に垂直な方向に前記回折光学素子を変位させることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項4】
前記回折光学素子駆動部は、前記回折光学素子の光軸方向に平行な回転軸回りに前記回折光学素子を回転させることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項5】
前記回折光学素子駆動部は、前記回折光学素子の光軸方向に前記回折光学素子を変位させることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項6】
前記複数の領域は、同心円状に配置されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項7】
前記回折光学素子と前記光学素子との間の光路上には、ズームレンズが配置されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
【請求項8】
各前記光回折格子からの各出射光は、前記光学素子とは異なる他の一の光学素子に集光される、請求項1に記載の光源装置。
【請求項9】
請求項1乃至請求項8の何れかに記載の光源装置と、
画像光を生成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光を被投影体に投影する投影光学系と、
前記光源装置と前記表示素子とを制御する制御部と、を有することを特徴とする投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置及び投影装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、スクリーン等に投影される投影画像が矩形に投影されるように調整するシフト機能を備えた投影装置が提供されている。例えば、特許文献1には、投写光学系ユニット及び投写光学系ユニットを移動させる投写光学系シフト機構と、画像表示素子ユニット及び画像表示素子ユニットを移動させるDMDシフト機構を有する投影装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-227803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
投写レンズを含む投写光学系ユニットは重量が重くなるため、投写光学系ユニットを動かすためのシフト機構は大型化してしまう傾向にあった。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、装置全体の大型化を抑制しつつ、シフト機能を備える光源装置及び投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の光源装置は、それぞれ異なる光回折特性を有する複数の領域を表面に有し、前記表面に入射する光を光学素子に集光させる回折光学素子と、前記光学素子への集光位置を変化させるように 前記回折光学素子を変位させる回折光学素子駆動部と、を有する。
【0007】
本発明の投影装置は、上述の光源装置と、画像光を生成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光を被投影体に投影する投影光学系と、前記光源装置と前記表示素子とを制御する制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装置全体の大型化を抑制しつつ、シフト機能を備える光源装置及び投影装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る投影装置の機能回路ブロックを示す図である。
本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。
本発明の実施形態に係る投影装置におけるシフト機能を説明するための模式図であり、(a)は回折光学素子の第1光回折格子に光源からの光が照射する様子を示す回折光学素子の正面模式図であり、(b)は、回折光学素子の第1光回折格子に光源からの光が照射して、回折光学素子から光が出射する様子を示す回折光学素子の側面模式図であり、(c)は、回折光学素子からの光が表示素子に照射される様子を示す表示素子の正面模式図である。
本発明の実施形態に係る投影装置におけるシフト機能を説明するための模式図であり、(a)は回折光学素子の第4光回折格子に光源からの光が照射する様子を示す回折光学素子の正面模式図であり、(b)は、回折光学素子の第4光回折格子に光源からの光が照射して、回折光学素子から光が出射する様子を示す回折光学素子の側面模式図であり、(c)は、回折光学素子からの光が表示素子に照射される様子を示す表示素子の正面模式図である。
本発明の実施形態に係る投影装置における回折光学素子駆動部の構成を示す、回折光学素子の表面側から見た模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、投影装置10の機能回路ブロック図である。投影装置制御部は、画像変換部23と制御部38とを含むCPU、入出力インターフェース22を含むフロントエンドユニット、表示エンコーダ24と表示駆動部26等から構成される。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバスSBを介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
(【0011】以降は省略されています)

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