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公開番号
2025063419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172586
出願日
2023-10-04
発明の名称
シート積載装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
29/52 20060101AFI20250409BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】排出積載モジュールを大型化せずに、ジャム処理時にユーザが台車上のシートに誤って接触することを防止する。
【解決手段】排出積載モジュール7000は、シートが搬送される搬送路73と、搬送路の一部分を形成し、搬送路に対して開閉可能な開閉ガイド901と、開閉ガイドが搬送路に対して閉じた閉状態CSを維持するように開閉ガイドをロックするラッチ907と、台車120と、を備える。台車が排出積載モジュールの中の所定の位置PPに配置されている場合に、ラッチが開閉ガイドをロックする固定状態LSが解除されることが禁止されて開閉ガイドが閉状態に維持される。台車が所定の位置に配置されていない場合に、固定状態が解除可能になる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シートが搬送される搬送路と、
前記搬送路の一部分を形成し、前記搬送路に対して開閉可能なガイドと、
前記ガイドが前記搬送路に対して閉じた閉状態を維持するように前記ガイドをロックするロック部材と、
台車と、
を備えるシート積載装置であって、
前記台車が前記シート積載装置の中の所定の位置に配置されている場合に、前記ロック部材が前記ガイドをロックするロック状態が解除されることが禁止されて前記ガイドが前記閉状態に維持され、
前記台車が前記所定の位置に配置されていない場合に、前記ロック状態が解除可能になることを特徴とするシート積載装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記台車には、前記台車を操作するための操作部が設けられており、
前記台車が前記所定の位置に配置されている場合に、前記操作部は、前記ロック部材の移動を規制して前記ロック状態が解除されることを禁止することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項3】
前記台車が前記所定の位置に配置されたことを検知するセンサと、
前記センサの検知結果に基づいて前記台車が前記所定の位置に配置されていると判断した場合に、前記ロック部材の移動を規制して前記ロック状態が解除されることを禁止する制御システムと、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項4】
前記ロック部材は、前記ガイドが前記閉状態を維持するように前記ガイドをロックする前記ロック状態と、前記ガイドが前記閉状態から開状態へ移動することを許容するロック解除状態とをとることができる請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項5】
前記ロック部材が前記ロック解除状態をとるときに、前記ガイドは、前記搬送路を開放するように開くことができることを特徴とする請求項4に記載のシート積載装置。
【請求項6】
前記ロック部材が係止可能な被係止部を更に備え、
前記ロック部材は、前記ガイドに回動可能に設けられ、
前記ロック部材が前記被係止部に係止することにより前記ガイドが前記搬送路に対して閉じた前記閉状態を維持することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
【請求項7】
前記ガイドを開閉する際にユーザによって把持される把持部を更に備え、
前記把持部は、前記ロック部材と一体的に回動可能であることを特徴とする請求項4に記載のシート積載装置。
【請求項8】
前記台車が前記所定の位置に配置されていない場合に、前記把持部を回動することにより前記ロック部材を前記ロック状態と前記ロック解除状態に切り替えることができることを特徴とする請求項7に記載のシート積載装置。
【請求項9】
前記台車が前記所定の位置に配置されている場合に、前記台車の一部は、前記把持部に当接することにより、前記ロック部材が前記ロック解除状態になることを妨げることを特徴とする請求項8に記載のシート積載装置。
【請求項10】
前記台車の前記一部は、前記台車を操作するための操作部であることを特徴とする請求項9に記載のシート積載装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、台車を備えるシート積載装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置によって画像が形成されたシートを整列して積載するシート積載装置(スタッカ)がある。このようなシート積載装置には、シートが積載される積載トレイと、シートが積載された積載トレイをユーザがシート積載装置の外へ運び出すための、操作部(取っ手)を有する台車と、を備えたものがある(特許文献1)。また、シート積載装置は、シート積載装置の内部で搬送中に停止してしまったジャムシートを取り除くために開閉される開閉ガイドが備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-215015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のシート積載装置においては、台車にシートが積載された状態でジャム処理が可能なため、ジャム処理時にユーザが台車上に整列して積載されたシート束に誤って接触し、シート束にズレや崩れを発生させることがある。ジャム処理時にユーザが台車上のシート束に接触しないように、ジャム処理用の開閉ガイドから遠い位置に台車を配置すると、シート積載装置が大型化する。
【0005】
そこで、本発明は、シート積載装置を大型化せずに、ジャム処理時にユーザが台車上のシートに誤って接触することを防止することができるシート積載装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施例によるシート積載装置は、
シートが搬送される搬送路と、
前記搬送路の一部分を形成し、前記搬送路に対して開閉可能なガイドと、
前記ガイドが前記搬送路に対して閉じた閉状態を維持するように前記ガイドをロックするロック部材と、
台車と、
を備え、
前記台車が前記シート積載装置の中の所定の位置に配置されている場合に、前記ロック部材が前記ガイドをロックするロック状態が解除されることが禁止されて前記ガイドが前記閉状態に維持され、
前記台車が前記所定の位置に配置されていない場合に、前記ロック状態が解除可能になることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シート積載装置を大型化せずに、ジャム処理時にユーザが台車上のシートに誤って接触することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の断面図。
排出積載モジュールの断面図。
台車の説明図。
開閉ガイドの説明図。
操作部とノブとの位置関係の説明図。
実施例2の開閉ガイドのロック制御システムのブロック図。
制御部によるロック解除制御動作を示す流れ図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでない。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題の解決に必須のものとは限らない。
【実施例】
【0010】
(画像形成装置)
以下、図1を参照して、実施例1による画像形成装置1について説明する。図1は、画像形成装置1の断面図である。画像形成装置1は、インク像を記録媒体としてのシートに形成するインクジェット方式の記録装置(インクジェット記録装置)である。しかし、画像形成装置1は、これに限らず、例えば、トナー像をシートに形成する電子写真方式の画像形成装置であってもよい。画像形成装置1は、反応液とインクとの2液を用いてシートにインク像(画像)を形成する枚葉式のインクジェット記録装置である。画像形成装置1は、給送モジュール1000、プリントモジュール2000、乾燥モジュール3000、定着モジュール4000、冷却モジュール5000、反転モジュール6000及び排出積載モジュール7000を備える。給送モジュール1000から給送される枚葉のシート(カットシート)は、搬送経路に沿って搬送され、各モジュールで処理がなされ、排出積載モジュール7000へ排出される。
(【0011】以降は省略されています)
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