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公開番号
2025062853
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023172196
出願日
2023-10-03
発明の名称
記録装置、制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250408BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】画像記録中に記録動作を中断して所定のメンテナンス制御を実施する場合であっても、タイリング記録時に、つなぎ合わせ部における濃度ムラを抑制する。
【解決手段】本発明の一実施形態は、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、液体を吐出する記録ヘッドと、を有し、記録動作を一時休止して前記記録ヘッドに対するメンテナンス制御を実施可能であり、記録によって取得される複数の記録物を隣接して配置することが想定される画像を、少なくとも第1ページおよび第2ページを含む複数ページに分割して記録するタイリング記録を実行する記録装置であって、前記タイリング記録を実行する場合、前記複数ページのそれぞれを記録する際に、記録中のページに対するページ先頭からの前記搬送方向に沿った搬送方向距離に基づいて、前記メンテナンス制御を実施するか否かを制御する、ことを特徴とする記録装置である。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、液体を吐出する記録ヘッドと、を有し、記録動作を一時休止して前記記録ヘッドに対するメンテナンス制御を実施可能であり、記録によって取得される複数の記録物を隣接して配置することが想定される画像を、少なくとも第1ページおよび第2ページを含む複数ページに分割して記録するタイリング記録を実行する記録装置であって、
前記タイリング記録を実行する場合、前記複数ページのそれぞれを記録する際に、記録中のページに対するページ先頭からの前記搬送方向に沿った搬送方向距離に基づいて、前記メンテナンス制御を実施するか否かを制御する、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第2ページの記録物は、前記第1ページの記録物の1辺と接して配置される想定の辺を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記タイリング記録において、前記第1ページを含む奇数ページに隣接して配置することが想定される前記第2ページを含む偶数ページを記録する場合、前記奇数ページの画像に対して前記偶数ページの画像を反転して記録する反転印刷が可能である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記反転印刷を実行する場合、前記奇数ページを記録する際に、前記搬送方向距離と、前記ページ先頭を基準とする所定距離とに基づいて、前記メンテナンス制御を実施する一方、前記偶数ページを記録する際に、前記搬送方向距離と、ページ後端を基準とする所定距離とに基づいて、前記メンテナンス制御を実施する、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記第1ページの記録物と、前記第2ページの記録物とは、第1方向に隣接して配置され、
前記第1ページを含む奇数ページの記録物は、前記第1方向と直交する第2方向に隣接して配置され、
前記第2ページを含む偶数ページの記録物は、前記第2方向に隣接して配置される、
ことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項6】
前記複数ページそれぞれについて、前記ページ先頭から前記搬送方向に沿った所定距離の範囲内において、前記メンテナンス制御を実施せず、
前記複数ページそれぞれについて、ページ後端から前記搬送方向に沿った所定距離の範囲内において、前記メンテナンス制御を実施しない、
ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記タイリング記録を実行する場合、前記メンテナンス制御を、ページ記録動作を開始する前に実施する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項8】
前記メンテナンス制御を実施する位置における走査休止時間は、当該位置に対応する走査の前後の走査の位置における走査休止時間より長い、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項9】
前記メンテナンス制御は、前記記録ヘッドから前記液体を吸引する吸引制御と、キャップ内に予備吐出されて溜まった前記液体を排出する排出制御と、前記記録ヘッドの吐出口面をシート部材でふき取るワイピング制御との少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項10】
情報処理装置と接続され、
前記情報処理装置は、グラフィカルユーザインターフェイス画面を表示させる表示制御手段を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タイリング記録物における濃度ムラを低減する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
記録ヘッドから記録媒体に対してインクを吐出することにより記録媒体上に画像を記録する記録装置が知られている。近年、記録装置の用途が広がり、個人の文書、写真から、商業用途のポスター、サイン掲示物にまで至っている。サイン掲示物については、記録する画像サイズの大型化が求められ、それに伴い記録装置の大型化が進んでいる。画像サイズの大型化の要求に応える方法として、記録画像をつなぎ合わせることで記録装置にセットされた記録媒体のサイズよりも大きなサイズの画像を得ることができる「タイリング」と呼ばれる記録方法が知られている。
【0003】
濃度ムラは、タイリングしないときは視認されにくい一方、タイリングするときは、記録画像をつなぎ合わせることでつなぎ合わせ部において濃度ムラが目立つ場合がある。特許文献1には、記録時の記録ヘッドの昇温に伴う濃度変動により、つなぎ合わせ部で視認される濃度ムラが生じる課題に対して、その濃度ムラを抑制する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-122637
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術を用いて、記録ヘッドの昇温に伴う濃度変動ないし濃度ムラを抑制できたとしても、別の要因によって、つなぎ合わせ部における濃度ムラが目立つ場合がある。例えば、画像記録中に記録動作を中断して実施する所定のメンテナンス制御が実施される場合、記録走査の中断に起因して画質の変動が生じる結果、濃度ムラが目立つ場合がある。
【0006】
そこで本開示は、上記課題に鑑み、画像記録中に記録動作を中断して所定のメンテナンス制御を実施する場合であっても、タイリング記録時に、つなぎ合わせ部における濃度ムラを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態は、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、液体を吐出する記録ヘッドと、を有し、記録動作を一時休止して前記記録ヘッドに対するメンテナンス制御を実施可能であり、記録によって取得される複数の記録物を隣接して配置することが想定される画像を、少なくとも第1ページおよび第2ページを含む複数ページに分割して記録するタイリング記録を実行する記録装置であって、前記タイリング記録を実行する場合、前記複数ページのそれぞれを記録する際に、記録中のページに対するページ先頭からの前記搬送方向に沿った搬送方向距離に基づいて、前記メンテナンス制御を実施するか否かを制御する、ことを特徴とする記録装置である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、画像記録中に記録動作を中断して所定のメンテナンス制御を実施する場合であっても、タイリング記録時に、つなぎ合わせ部における濃度ムラを抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
記録装置の斜視図
記録装置の側面図
記録ヘッドの模式図
回復処理装置の側面図
回復処理装置の側面図
記録装置の制御系の構成を示すブロック図
マルチパス記録を示す模式図
マスクパターンを示す模式図
画像処理のフローチャート
グラフィカルユーザインターフェイス画面を示す模式図
記録走査休止ムラを示す模式図
タイリング記録物を示す模式図
記録走査休止ムラを示す模式図
ページ記録処理のフローチャート
ページ記録処理のフローチャート
記録休止が実施される位置を示す模式図
タイリング記録物を示す模式図
グラフィカルユーザインターフェイス画面を示す模式図
ページ記録処理のフローチャート
記録休止が実施される位置を示す模式図
タイリング記録物を示す模式図
グラフィカルユーザインターフェイス画面を示す模式図
記録走査休止ムラを示す模式図
ページ記録処理のフローチャート
ページ記録処理のフローチャート
記録休止が実施される位置を示す模式図
グラフィカルユーザインターフェイス画面を示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本開示に係る実施形態について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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