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公開番号2025061829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025011282
出願日2025-01-27
発明の名称樹脂組成物、成形品および樹脂組成物の製造方法
出願人株式会社ADEKA
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C08L 101/00 20060101AFI20250403BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】リサイクル樹脂を含み、かつ優れた熱安定性および/または耐候性を有する樹脂組成物、その成形品および樹脂組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】合成樹脂と、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤および紫外線吸収剤からなる群より選ばれる少なくとも一種の添加剤と、を含み、合成樹脂がリサイクル樹脂を含む、樹脂組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
合成樹脂と、
フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤および紫外線吸収剤からなる群より選ばれる少なくとも一種の添加剤と、
を含み、
前記合成樹脂がリサイクル樹脂を含む、
樹脂組成物。
続きを表示（約 430 文字）【請求項２】
前記合成樹脂がポリオレフィン系樹脂である、請求項１に記載の樹脂組成物。
【請求項３】
前記リサイクル樹脂の含有量が、合成樹脂全体の５質量％以上である、請求項１に記載の樹脂組成物。
【請求項４】
請求項１～３のいずれか一項に記載の樹脂組成物を成形して得られる成形品。
【請求項５】
合成樹脂と、
フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤および紫外線吸収剤からなる群より選ばれる少なくとも一種の添加剤と、を配合する配合工程を含み、
前記合成樹脂がリサイクル樹脂を含む、
樹脂組成物の製造方法。
【請求項６】
前記合成樹脂がポリオレフィン系樹脂である、請求項５に記載の樹脂組成物の製造方法。
【請求項７】
前記リサイクル樹脂の含有量が、合成樹脂全体の５質量％以上である、請求項５に記載の樹脂組成物の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、樹脂組成物、成形品および樹脂組成物の製造方法に関し、詳しくは、リサイクル樹脂を含み、かつ優れた熱安定性および／または耐候性を有する樹脂組成物、成形品および樹脂組成物の製造方法に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、環境意識の高まりにより、プラスチックのマテリアルリサイクルが求められている。マテリアルリサイクルに関する技術として、例えば下記特許文献１には、リサイクル樹脂と酸化防止剤とを含む樹脂組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０２２－５１８０４７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記特許文献１で提案されている樹脂組成物は、熱安定性、耐候性など観点において、さらなる改善の余地があった。
【０００５】
そこで、本発明の目的は、リサイクル樹脂を含み、かつ優れた熱安定性および／または耐候性を有する樹脂組成物、その成形品および樹脂組成物の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、種々の添加剤を使用することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【０００７】
すなわち、本発明は、合成樹脂と、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤および紫外線吸収剤からなる群より選ばれる少なくとも一種の添加剤と、を含み、前記合成樹脂がリサイクル樹脂を含む、樹脂組成物である。
【０００８】
また、本発明は、上記の樹脂組成物を成形して得られる成形品である。
【０００９】
さらに、本発明は、合成樹脂と、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤および紫外線吸収剤からなる群より選ばれる少なくとも一種の添加剤と、を配合する配合工程を含み、前記合成樹脂がリサイクル樹脂を含む、樹脂組成物の製造方法である。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、リサイクル樹脂を含み、かつ優れた熱安定性および／または耐候性を有する樹脂組成物、その成形品および樹脂組成物の製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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