TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025061471
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025007376
出願日2025-01-20
発明の名称化合物、光酸発生剤、およびフォトリソグラフィー用樹脂組成物
出願人サンアプロ株式会社
代理人弁理士法人G-chemical
主分類C07D 221/14 20060101AFI20250403BHJP(有機化学)
要約【課題】固体化可能な化合物を提供する。
【解決手段】本発明の化合物は、下記一般式(1)で表される。下記一般式(1)中、R1はアルキレン基を示す。R2は置換されていてもよいアルキル基または水素原子を示す。Rfは少なくとも1つの水素原子がフッ素原子で置換されていてもよいフェニル基を示す。但し、R1が炭素数2以上のアルキレン基であるか、またはR2がアルコキシ基で置換されているアルキル基もしくは水素原子である。
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025061471000008.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">48</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし


特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物。
JPEG
2025061471000007.jpg
48
170
[式(1)中、


はアルキレン基を示す。


は置換されていてもよいアルキル基または水素原子を示す。
Rfは少なくとも1つの水素原子がフッ素原子で置換されていてもよいフェニル基を示す。
但し、R

が炭素数2以上のアルキレン基であるか、または、R

がアルコキシ基で置換されているアルキル基もしくは水素原子である。]
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】


がメチレン基またはエチレン基を示し、R

がアルコキシ基で置換されているアルキル基を示す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】


がエチレン基を示し、R

がアルコキシ基で置換されていてもよいアルキル基または水素原子を示す、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Rfがパーフルオロフェニル基を示す、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物を含む非イオン系光酸発生剤(A)。
【請求項6】
請求項5に記載の非イオン系光酸発生剤(A)を含むフォトリソグラフィー用樹脂組成物(Q)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化合物、光酸発生剤、およびフォトリソグラフィー用樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、固体化可能な化合物、当該化合物を含む非イオン系光酸発生剤、および当該非イオン系光酸発生剤を含むフォトリソグラフィー用樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、光酸発生剤およびフォトリソグラフィー用樹脂組成物に関する開示がある。また、特許文献2には、スルホン酸誘導体化合物に関する開示がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-86083号公報
特表2017-535595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フォトリソグラフィー用樹脂組成物等に含まれる光酸発生剤として有用な化合物は固体化することでその後の晶析により純度を向上させることができる。しかし、特許文献1の一般式(1)のRfが、例えば、フルオロフェニル基等のPFAS(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称)でない置換基である場合、一般式(1)の化合物は固体化しないということが明らかとなった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、固体化可能な化合物、当該化合物を含む非イオン系光酸発生剤、および当該非イオン系光酸発生剤を含むフォトリソグラフィー用樹脂組成物の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、前記の課題を解決するために鋭意検討した結果、下記一般式(1)で表される化合物は、RfがPFASでなくとも、固体化可能であることを見出した。本願は、このような知見に基づいて完成させたものである。
【0007】
すなわち、本発明は、下記一般式(1)で表される化合物を提供する。
【0008】
JPEG
2025061471000001.jpg
48
170
【0009】
[式(1)中、


はアルキレン基を示す。


は置換されていてもよいアルキル基または水素原子を示す。
Rfは少なくとも1つの水素原子がフッ素原子で置換されていてもよいフェニル基を示す。
但し、R

が炭素数2以上のアルキレン基であるか、または、R

がアルコキシ基で置換されているアルキル基もしくは水素原子である。]
【0010】
前記化合物は、R

がメチレン基またはエチレン基を示し、R

がアルコキシ基で置換されているアルキル基を示すことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

サンアプロ株式会社
化合物、光酸発生剤、およびフォトリソグラフィー用樹脂組成物
3日前
サンアプロ株式会社
化合物、非イオン光酸発生剤、およびフォトリソグラフィー用樹脂組成物
3日前
高砂香料工業株式会社
香料組成物
2か月前
花王株式会社
ポリアミド系ポリマー
19日前
日本化薬株式会社
新規顕色剤及び記録材料
6日前
日本化薬株式会社
新規顕色剤及び記録材料
6日前
トヨタ自動車株式会社
メタン製造装置
2か月前
日産化学株式会社
ピリジン化合物の製造方法
2か月前
日本化薬株式会社
シアノ複素環化合物の製造方法
1か月前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
2か月前
花王株式会社
新規ピリジニウム化合物
5日前
個人
メタンガス生成装置およびメタンガス生成方法
1か月前
個人
メタンガス生成装置およびメタンガス生成方法
1か月前
東ソー株式会社
1,2-ジクロロエタンの製造方法
2か月前
JNC株式会社
ジアミンおよびこれを用いた重合体
2か月前
株式会社トクヤマ
結晶形Iのリオシグアトの製造方法
1か月前
株式会社クラレ
メタクリル酸メチルの製造方法
2か月前
日産化学株式会社
ピラゾール化合物及び有害生物防除剤
19日前
日本曹達株式会社
エチルメチルスルホンの製造方法
2か月前
ダイキン工業株式会社
分離方法
1か月前
石原産業株式会社
シアノイミダゾール系化合物の製造方法
25日前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物、発光デバイス
1か月前
三井金属鉱業株式会社
金属化合物含有物
2か月前
大正製薬株式会社
MMP9阻害作用を有するインドール化合物
2か月前
石原産業株式会社
シクラニリプロールの製造中間体の製造方法
1か月前
住友化学株式会社
芳香族複素環化合物の製造方法
2か月前
株式会社アイティー技研
炭化水素の合成方法及び合成装置
1か月前
オリザ油化株式会社
新規化合物及びその用途
18日前
日本化薬株式会社
イソシアヌレート環を有する多官能アミン化合物
2か月前
株式会社フラスク
含ホウ素化合物および有機EL素子
2か月前
国立大学法人 東京大学
アシルヒドラゾン誘導体
1か月前
ユニマテック株式会社
フェノチアジン誘導体化合物の精製方法
2か月前
国立大学法人九州大学
重水素化化合物の製造方法
1か月前
株式会社レゾナック
C2化合物の製造方法
1か月前
キッコーマン株式会社
ナノポアタンパク質
1か月前
マナック株式会社
2-ナフタレン誘導体の製造方法
1か月前
続きを見る