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公開番号
2025061409
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025006383,2021212667
出願日
2025-01-16,2021-12-27
発明の名称
車載装置、プログラム及び、情報処理方法
出願人
国立大学法人東海国立大学機構
,
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04L
41/0631 20220101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】車載ECUから送信されるデータを、当該データの受信時点等の経時的要素と関連付けて保存等し、当該経時的要素が関連付けられたデータを用いて、車載ECUから送信されるデータに関する処理を効率的に行うことができる車載装置等を提供する。
【解決手段】車載装置は、車両に搭載される車載ECUと通信可能に接続される車載装置であって、前記車載ECUから送信される送信データに関する処理を行う制御部を備え、前記制御部は、前記車載ECUから送信される送信データを受信し、受信した送信データと、該送信データの受信時点とを関連付けて、時系列データベースに登録し、前記時系列データベースに登録された送信データから、異常な送信データを特定し、特定した異常な送信データに関する情報を、異常履歴データベースに登録する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される車載ECUと通信可能に接続される車載装置であって、
前記車載ECUから送信される送信データに関する処理を行う制御部を備え、
前記制御部は、
前記車載ECUから送信される送信データを受信し、
受信した送信データと、該送信データの受信時点とを関連付けて、時系列データベースに登録し、
前記時系列データベースに登録された送信データから、異常な送信データを特定し、
特定した異常な送信データに関する情報を、異常履歴データベースに登録する
車載装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記車載ECUから受信した送信データが正常であるか否かを判定し、
正常と判定した送信データを前記時系列データベースに登録し、
異常と判定した送信データを前記異常履歴データベースに登録する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車載ECUから受信した送信データが、予め定められた正常データリストに含まれる場合、該送信データは正常であると判定する
請求項2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記車載ECUから受信した送信データに含まれる認証コード、検査コード、及びフォームの少なくとも1つにおいてエラーを検知した場合、該送信データは異常であると判定する
請求項2又は請求項3に記載の車載装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記時系列データベースに対し、所定の検索式を用いて複数の送信データを抽出し、
複数の送信データの抽出結果に基づいて、異常な送信データを特定する
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記時系列データベース用の検索式を用いた送信データの抽出処理を周期的に行い、
前記周期は、前記車載ECUから送信される送信データの受信頻度よりも長い
請求項5に記載の車載装置。
【請求項7】
前記時系列データベース用の検索式は、送信データの受信時点を含む期間において、連関する複数の送信データにおける送信頻度、及びペイロードに含まれる内容の変化度の少なくとも1つに関する検索条件を含む
請求項5又は請求項6に記載の車載装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記時系列データベース及び異常履歴データベースに登録した情報に基づき、レポート情報を生成し、
生成したレポート情報を、車外の外部サーバに出力する
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記異常履歴データベースに登録された異常な送信データから、攻撃性を有する送信データを特定し、
特定した攻撃性を有する送信データに関する情報を、攻撃検出データベースに登録する
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記異常履歴データベースに対し、前記時系列データベース用の検索式に含まれる複数の検索条件の組み合わせにより構成される検索式を用いて、攻撃性を有する送信データを特定する
請求項9に記載の車載装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置、プログラム及び、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載されたECU(Electronic Control Unit)等の複数の装置間で行われる通信に用いられる通信プロトコルには、CAN(Controller Area Network)の通信プロトコルが広く採用されていた。
【0003】
特許文献1においては、車両のCANに接続され、装置診断コマンドにより車載機器に動作を実行させて、この車載機器が送信する状態応答データを取り込み、車載機器の動作状態を判断する検知・制御統合装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-220800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の検知・制御統合装置は、車載ECU(Electronic Control
Unit)から送信されるCAN(Controller Area Network)メッセージ等のデータを、当該データの受信時点等の経時的要素と関連付けて保存及び管理等を行う点が、考慮されていないという問題点がある。
【0006】
本開示の目的は、車載ECUから送信されるデータを、当該データの受信時点等の経時的要素と関連付けて保存等し、当該経時的要素が関連付けられたデータを用いて、車載ECUから送信されるデータに関する処理を効率的に行うことができる車載装置等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る車載装置は、車両に搭載される車載ECUと通信可能に接続される車載装置であって、前記車載ECUから送信される送信データに関する処理を行う制御部を備え、前記制御部は、前記車載ECUから送信される送信データを受信し、受信した送信データと、該送信データの受信時点とを関連付けて、時系列データベースに登録し、前記時系列データベースに登録された送信データから、異常な送信データを特定し、特定した異常な送信データに関する情報を、異常履歴データベースに登録する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、車載ECUから送信されるデータを、当該データの受信時点等の経時的要素と関連付けて保存等し、当該経時的要素が関連付けられたデータを用いて、車載ECUから送信されるデータに関する処理を効率的に行う車載装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る車載装置を含む車載システムの構成を例示する模式図である。
車載装置の物理構成を例示するブロック図である。
車載装置の記憶部に記憶される各種データベースを例示した説明図(ER図)である。
時系列データベース(CANメッセージ用テーブル)を例示した説明図である。
時系列データベース(IPパケット用テーブル)を例示した説明図である。
異常履歴データベースを例示した説明図である。
攻撃検出データベースを例示した説明図である。
車載装置の制御部に含まれる機能部を例示する機能ブロック図である。
攻撃検出の態様を例示した説明図である。
車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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