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公開番号2025061342
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025005644,2023171524
出願日2025-01-15,2018-04-09
発明の名称受電装置、及び、通信方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H02J 50/80 20160101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】インバンド通信とアウトバンド通信の両方を実行可能な受電装置及び送電装置において適切に通信制御を行う受電装置、プログラム及び通信方法を提供する。
【解決手段】無線電力伝送システムにおいて、第1送電装置TX1から無線で受電する第1受電装置RX1は、第一の周波数において第1送電装置から第二の周波数での通信が可能であることを示す第一のパケットを受信した場合、第二の周波数で第1送電装置と通信を行い、第一の周波数において送信した第二のパケットに対して第1送電装置からNAKを示すパケットを受信した場合、送電停止を示すパケットを送信する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
送電装置から無線で受電する受電手段と、
前記送電装置と通信を行う通信手段と、を有し、
前記通信手段は、第一の周波数において前記送電装置から第二の周波数での通信が可能であることを示す第一のパケットを受信した場合、前記第二の周波数で前記送電装置と通信を行い、
前記通信手段は、前記第一の周波数において送信した第二のパケットに対して前記送電装置からNAKを示すパケットを受信した場合、送電停止を示すパケットを送信する、
受電装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第一のパケットは、前記送電装置の能力を示すパケットである請求項1に記載の受電装置。
【請求項3】
前記第二のパケットは、前記第二の周波数における通信を要求するパケットである請求項1又は2に記載の受電装置。
【請求項4】
コンピュータを、請求項1から3のいずれか1項に記載の受電装置の各手段として機能させるためのプログラム。
【請求項5】
送電装置から無線で受電する受電装置によって実行される通信方法であって、
第一の周波数において前記送電装置から第二の周波数での通信が可能であることを示す第一のパケットを受信した場合、前記第二の周波数で前記送電装置と通信を行う第一通信工程と、
前記第一の周波数において送信した第二のパケットに対して前記送電装置からNAKを示すパケットを受信した場合、送電停止を示すパケットを送信する第二通信工程と、
を含む通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は無線電力伝送における制御通信技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
送電装置と受電装置とを含んだ無線電力伝送システムの技術開発が広く行われている。特許文献1には、電力伝送システムにおいて、送受電の際に使用される制御信号の送受信を、送受電に用いるものと異なる周波数、コイルやアンテナを用いて、いわゆるアウトバンド通信で行う手法が記載されている。
【0003】
無線電力伝送規格の標準化団体Wireless Power Consortium(WPC)が策定する規格(WPC規格)では、送受電とそのための制御通信が磁気誘導(magnetic induction)によって行われる。また、現行のWPC規格に準拠した送電装置及び受電装置は、送受電で使用する周波数と同じ周波数を用いて制御通信を行う。この制御通信は、送受電で使用されるコイルを介して行われる、いわゆるインバンド通信である。なお、インバンド通信で誤りなく通信できる通信範囲は、アウトバンド通信の通信範囲よりも狭い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012―217224号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
インバンド通信とアウトバンド通信の両方を実行可能な送電装置および受電装置について考えた場合、そのような送電装置および受電装置における適切な通信制御については検討されていなかった。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、インバンド通信とアウトバンド通信の両方を実行可能な受電装置及び送電装置における適切な通信制御技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様による受電装置は、送電装置から無線で受電する受電手段と、前記送電装置と通信を行う通信手段と、を有し、前記通信手段は、第一の周波数において前記送電装置から第二の周波数での通信が可能であることを示す第一のパケットを受信した場合、前記第二の周波数で前記送電装置と通信を行い、前記通信手段は、前記第一の周波数において送信した第二のパケットに対して前記送電装置からNAKを示すパケットを受信した場合、送電停止を示すパケットを送信する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、インバンド通信とアウトバンド通信の両方を実行可能な受電装置及び送電装置において適切に通信制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
無線電力伝送システムの構成例を示すブロック図である。
送電装置の構成例を示すブロック図である。
受電装置の構成例を示すブロック図である。
送電装置の処理の流れの例を示すフローチャートである。
受電装置の処理の流れの例を示すフローチャートである。
無線電力伝送システムの動作シーケンス図。
Configuration Packetの構成を示す図である。
Power Transmitter Capability Packetの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施形態は一例であり、本発明を説明された範囲に限定することは意図されていない。本発明の技術的思想の範囲内で様々な変更及び変形が行われうる。
(【0011】以降は省略されています)

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