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公開番号
2025060996
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025000099,2021501979
出願日
2025-01-06,2020-02-17
発明の名称
電子回路
出願人
国立研究開発法人科学技術振興機構
代理人
弁理士法人片山特許事務所
主分類
G06G
7/60 20060101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 消費電力を削減する電子回路を提供する。
【解決手段】 本発明は、入力端子に入力する入力電流の履歴に自己の内部状態が依存し、前記内部状態が閾値に達すると、単発のスパイク信号を出力端子に出力し、かつ、前記内部状態を初期値にリセットするスパイク生成回路と、前記スパイク生成回路から前記単発のスパイク信号を受信してアンテナに電磁波を出力する無線通信回路と、を備える電子回路である。
【選択図】図86
特許請求の範囲
【請求項1】
入力端子に入力する入力電流の履歴に自己の内部状態が依存し、前記内部状態が閾値に達すると、単発のスパイク信号を出力端子に出力し、かつ、前記内部状態を初期値にリセットするスパイク生成回路と、
前記スパイク生成回路から前記単発のスパイク信号を受信してアンテナに電磁波を出力する無線通信回路と、
を備える電子回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子回路に関する。
続きを表示(約 5,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ニューラルネットワークに用いられるニューロン回路等のスパイク生成回路が知られている(例えば特許文献1、2、6)。複数のインバータを多段接続する回路が知られている(例えば特許文献3-5)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-148619号公報
特開2006-243877号公報
特開2012-44265号公報
特開平8-242148号公報
特開2000-106521号公報
国際公開第2018/100790号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ニューロン回路のようなスパイク生成回路において、消費電力を小さくすることが求められている。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、消費電力を削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、入力端子に入力する入力電流の履歴に自己の内部状態が依存し、前記内部状態が閾値に達すると、単発のスパイク信号を出力端子に出力し、かつ、前記内部状態を初期値にリセットするスパイク生成回路と、前記スパイク生成回路から前記単発のスパイク信号を受信してアンテナに電磁波を出力する無線通信回路と、を備える電子回路である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、消費電力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1(a)および図1(b)は、実施例1およびその変形例1に係るスパイク生成回路の回路図である。
図2(a)は、実施例1の変形例2に係るスパイク生成回路の回路図、図2(b)は、ノードN1および出力端子Toutの電圧を示す図である。
図3(a)は、実施例1の変形例3に係るスパイク生成回路の回路図、図3(b)は、ノードNi、N1および出力端子Toutの電圧を示す図である。
図4(a)は、実施例1の変形例4に係るスパイク生成回路の回路図、図4(b)は、ノードN1および出力端子Toutの電圧を示す図である。
図5(a)は、実施例1の変形例5に係るスパイク生成回路の回路図、図5(b)は、ノードNi、N1および出力端子Toutの電圧を示す図である。
図6(a)は、実施例2に係るスパイク生成回路の回路図、図6(b)は、時間に対する各電圧を示す図である。
図7(a)は、実施例2の変形例1に係るスパイク生成回路の回路図、図7(b)は、時間に対する各電圧を示す図である。
図8は、実施例3に係るスパイク生成回路の回路図である。
図9(a)および図9(b)は、実施例3における時間に対する各ノードの電圧を示す図である。
図10(a)および図10(b)は、実施例3における時間に対する入力電圧、出力電圧および消費電流を示す図である。
図11(a)から図11(d)は、実施例3における時間に対する出力電圧を示す図である。
図12(a)から図12(d)は、実施例3における時間に対する出力電圧を示す図である。
図13(a)から図13(d)は、キャパシタC2の機能を説明する図である。
図14(a)および図14(b)は、実施例3におけるスパイク生成回路の回路図である。
図15(a)および図15(b)は、実施例3におけるスパイク生成回路の回路図である。
図16(a)から図16(d)は、実施例3におけるスパイク生成回路の時間に対する出力電圧を示す図である。
図17は、実施例3の変形例1のスパイク生成回路の回路図である。
図18は、実施例3の変形例1における時間に対する各ノードの電圧を示す図である。
図19(a)は、実施例3の変形例1に係るスパイク生成回路の別の例を示す回路図、図19(b)および図19(c)は、それぞれ実施例3の変形例2および3に係るスパイク生成回路の回路図である。
図20(a)および図20(b)は、実施例3の変形例3における時間に対する各ノードの電圧を示す図である。
図21は、実施例3の変形例4に係るスパイク生成回路の回路図である。
図22(a)および図22(b)は、実施例4に係るスパイク生成回路の回路図である。
図23(a)および図23(b)は、実施例4に係るスパイク生成回路の回路図である。
図24は、実施例4における時間に対する各端子およびノードの電圧を示す図である。
図25は、FET91が設けられていない場合の時間に対する各電圧を示す図である。
図26(a)および図26(b)は、実施例4の変形例1に係るスパイク生成回路の回路図である。
図27(a)および図27(b)は、実施例4の変形例2に係るスパイク生成回路の回路図である
図28(a)および図28(b)は、実施例4の変形例3に係るスパイク生成回路の回路図である。
図29(a)および図29(b)は、実施例4の変形例4に係るスパイク生成回路の回路図である。
図30(a)および図30(b)は、実施例4の変形例5に係るスパイク生成回路の回路図である。
図31は、実施例5に係るスパイク生成回路の回路図である。
図32(a)から図32(e)は、実施例5における時間に対するノードN1の電圧および出力電圧を示す図である。
図33(a)から図33(d)は、実施例5における時間に対するノードN1の電圧および出力電圧を示す図である。
図34(a)および図34(b)は、実施例5における入力電圧に対するそれぞれ周波数および周期を示す図である。
図35は、実施例5の変形例1に係るスパイク生成回路の回路図である。
図36(a)は、実施例5の変形例2に係るスパイク生成回路の回路図、図36(b)は、実施例5の変形例2のタイミングチャートである。
図37は、実施例5の変形例3に係るスパイク生成回路の回路図である。
図38(a)および図38(b)は、実施例5の変形例3における時間に対するノードN1の電圧および出力電圧を示す図である。
図39は、実施例5の変形例4に係るスパイク生成回路の回路図である。
図40(a)および図40(b)は、実施例5の変形例4における時間に対するノードN1の電圧および出力電圧を示す図である。
図41は、実施例5の変形例5に係るスパイク生成回路の回路図である。
図42(a)は、実施例5の変形例6に係るスパイク生成回路の回路図、図42(b)は、実施例5の変形例6のタイミングチャートである。
図43(a)から図43(c)は、実施例6に係る情報処理回路のブロック図である。
図44は、実施例7に係る電力変換回路のブロック図である。
図45は、実施例7における判定回路の動作を説明する図である。
図46(a)から図46(c)は、実施例7におけるスパイク生成回路の記号を示す図である。
図47(a)から図47(c)は、実施例7におけるフリップフロップ回路の動作を示す図である。
図48は、実施例7における判定回路の回路図である。
図49は実施例7における時間に対する判定回路の各ノードの電圧を示す図である。
図50は、実施例7における整流回路を示す回路図である。
図51(a)から図51(c)は、実施例7における降圧回路の模式図である。
図52は、実施例7における降圧回路の回路図である。
図53は、実施例7における時間に対する降圧回路の各ノードの電圧を示す図である。
図54は、実施例7における時間に対するノードAおよびRの電圧を示す図である。
図55(a)から図55(c)は、実施例7における同期整流回路の模式図である。
図56は、実施例7における同期整流回路の回路図である。
図57は、実施例7における時間に対する同期整流回路の各ノードの電圧を示す図である。
図58は、実施例7における時間に対する同期整流回路によるキャパシタの充電電圧を示す図である。
図59は、実施例7における時間に対する発電電流およびキャパシタの電圧を示す図である。
図60(a)および図60(b)は、それぞれ実施例8およびその変形例1に係るスパイク生成回路の回路図である。
図61(a)および図61(b)は、シミュレーションに用いたそれぞれ実施例8の変形例1Aおよび1に係るスパイク生成回路の回路図である。
図62(a)から図62(d)は、実施例8の変形例1Aのシミュレーション結果を示す時間に対する電圧を示す図である。
図63(a)から図63(d)は、実施例8の変形例1のシミュレーション結果を示す時間に対する電圧を示す図である。
図64(a)から図64(c)は、それぞれ実施例8の変形例2から4に係るスパイク生成回路の回路図である。
図65は、実施例8の変形例5に係るスパイク生成回路の回路図である。
図66(a)および図66(b)は、シミュレーションに用いたそれぞれ実施例8の変形例5Aおよび5に係るスパイク生成回路の回路図である。
図67(a)および図67(b)は、実施例8の変形例5Aのシミュレーション結果を示す時間に対する電圧を示す図である。図67(c)および図67(d)は、実施例8の変形例5のシミュレーション結果を示す時間に対する電圧を示す図である。
図68(a)から図68(c)は、それぞれ実施例8の変形例6から8に係るスパイク生成回路の回路図である。
図69(a)から図69(c)は、それぞれ実施例8の変形例9から11に係るスパイク生成回路の回路図である。
図70(a)および図70(b)は、実施例8の変形例9における時間に対する各電圧を示す図である。
図71は、実施例9に係る検出器のブロック図である。
図72(a)および図72(b)は、実施例9に係る検出器の時間に対する各電圧を示す図である。
図73は、実施例9の変形例1に係る検出器のブロック図である。
図74は、実施例9の変形例1に係る検出器の時間に対する各電圧を示す図である。
図75は、実施例9の変形例3に係る同期整流回路の回路図である。
図76は、実施例9の変形例3に係る同期整流回路における時間に対する同期整流回路の各ノードの電圧を示す図である。
図77(a)および図77(b)は、比較例1および実施例10に係る電子回路のブロック図である。
図78(a)は、スパイク生成回路を示す図、図78(b)および図78(c)は、時間に対するそれぞれ内部状態Sおよび出力電圧Voutを示す図である。
図79(a)および図79(b)は、比較例1および実施例10に係る電子回路のブロック図である。
図80(a)および図80(b)は、実施例10に係る電子回路の例を示す図である。
図81(a)および図81(b)は、それぞれ実施例10の変形例1および2に係る電子回路のブロック図である。
図82(a)および図82(b)は、実施例10の変形例3に係る電子回路のブロック図、図82(c)は、実施例10の変形例3に係る電子回路のシンボルを示す図である。
図83(a)および図83(b)は、実施例10の変形例3における電子回路に入力するスパイク信号の例を示す図である。
図84(a)および図84(b)は、実施例10の変形例3における電子回路から出力するスパイク信号が用いられる回路例を示す図である。
図85(a)および図85(c)は、実施例10の変形例3における電子回路から出力するスパイク信号が用いられる例を示す回路図、図85(b)および図85(d)は、アンテナから出力される電磁波の大きさを示す図である。
図86は、実施例10の変形例4に係るネットワーク回路の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。
【実施例】
【0010】
図1(a)および図1(b)は、実施例1およびその変形例1に係るスパイク生成回路の回路図である。図1(a)に示すように、実施例1のスパイク生成回路130は、インバータ12、FET(Field Effect Transistor)14、反転回路16および遅延回路17を備える。インバータ12は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)インバータであり、NFET13a(NチャネルFET)およびPFET13b(PチャネルFET)を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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