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公開番号2025054563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163676
出願日2023-09-26
発明の名称表示対象抽出装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人,個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20250331BHJP(計算;計数)
要約【課題】決まった動きの人物に限定せず、実空間または仮想空間の雰囲気を伝えられるような人物を表示対象として抽出するときの管理者の負担を低減する。
【解決手段】盛り上がり判定部12は、複数の人物が存在する実空間または仮想空間において、実空間または仮想空間全体が盛り上がっているか否かを判定する。人物抽出部15は、複数の人物の中から特定の人物を抽出する。第1対象者判定部16は、盛り上がり判定部12が実空間または仮想空間全体が盛り上がっていると判定した場合に、人物抽出部15が抽出した人物の動きと模範リズムとの差が第1の範囲内であり、且つ、人物抽出部15が抽出した人物の動きの特徴量と模範動作の特徴量との差が第2の範囲外である場合、人物抽出部15が抽出した人物を第1対象者として決定する。表示制御部17は、第1対象者判定部16が決定した第1対象者を表示装置に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の人物が存在する実空間または仮想空間において、前記実空間または仮想空間全体が盛り上がっているか否かを判定する盛り上がり判定部と、
前記複数の人物の中から特定の人物を抽出する人物抽出部と、
前記盛り上がり判定部が前記実空間又は仮想空間全体が盛り上がっていると判定した場合に、前記人物抽出部が抽出した前記人物の動きのリズムと模範リズムとの差が第1の範囲内であり、且つ、前記人物抽出部が抽出した前記人物の動きの特徴量と模範動作の特徴量との差が第2の範囲外である場合、前記人物抽出部が抽出した前記人物を第1対象者として決定する第1対象者判定部と、
前記第1対象者判定部が決定した前記第1対象者を表示装置に表示する表示制御部と、
を備える表示対象抽出装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、
前記第1対象者判定部が前記第1対象者を決定していない場合に、前記人物抽出部が抽出した人物を第2対象者として、前記表示装置に前記第2対象者を表示し、
前記表示装置に前記第2対象者を表示した後に、前記第1対象者判定部により前記第1対象者が決定されたか否かを判定し、
前記第1対象者判定部により前記第1対象者が決定された場合には、前記第2対象者の表示を終了して、前記表示装置に前記第1対象者を表示し、
前記第1対象者判定部により前記第1対象者が決定されていない場合には、前記第2対象者の表示を所定時間継続する
請求項1に記載の表示対象抽出装置。
【請求項3】
前記複数の人物の各々が実空間において身体に装着するセンサから、各時刻における前記複数の人物の各々の各部位の座標を取得する座標取得部をさらに備え、
前記第1対象者判定部は、各時刻における、前記人物抽出部が抽出した前記人物の各部位の座標に基づいて、前記人物抽出部が抽出した前記人物の動きの特徴量と前記模範動作の特徴量との差が前記第2の範囲外であるか否かを判定する
請求項1または2に記載の表示対象抽出装置。
【請求項4】
前記座標取得部は、前記センサから、各時刻における前記複数の人物の各々の各部位の角速度をさらに取得し、
前記第1対象者判定部は、各時刻における、前記人物抽出部が抽出した前記人物の各部位の前記座標及び前記角速度に基づいて、前記人物抽出部が抽出した前記人物の動きの特徴量と前記模範動作の特徴量との差が前記第2の範囲外であるか否かを判定する
請求項3に記載の表示対象抽出装置。
【請求項5】
前記盛り上がり判定部は、
前記複数の人物のうち、少なくとも前記模範リズムと現在の動きのリズムとの差が第3の範囲内である人物の割合を算出し、
前記割合が閾値以上となる場合に、前記実空間または仮想空間全体が盛り上がっていると判定する
請求項1または2に記載の表示対象抽出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示対象抽出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、抽出用リズム情報と、動画像内のオブジェクトのリズム情報との類似度が所定の閾値以上であるリズム情報によって動きが表現されているオブジェクトを、動画像から抽出する電子機器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-28419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている電子機器は、動画像から抽出用リズム情報と類似する動きのオブジェクトを抽出する。このため、例えばライブ会場などにおいて会場内の人物を撮影し、会場内のスクリーンなどに撮影した人物の映像を表示するために、表示対象の人物を抽出するような場合に特許文献1の電子機器を適用した場合、決まった動きの人物ばかりを抽出してしまう。決まった動きの人物に限定せず、ライブ会場などの空間の雰囲気を伝えられるような人物を表示対象として抽出したい場合には、管理者が手動で表示対象となる人物を抽出する必要があり、管理者に負担がかかる恐れがある。
【0005】
本発明は、決まった動きの人物に限定せず、空間の雰囲気を伝えられるような人物を表示対象として抽出するときの管理者の負担を低減できる表示対象抽出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数の人物が存在する実空間または仮想空間において、前記実空間または仮想空間全体が盛り上がっているか否かを判定する盛り上がり判定部と、前記複数の人物の中から特定の人物を抽出する人物抽出部と、前記盛り上がり判定部が前記実空間または仮想空間全体が盛り上がっていると判定した場合に、前記人物抽出部が抽出した前記人物の動きのリズムと模範リズムとの差が第1の範囲内であり、且つ、前記人物抽出部が抽出した前記人物の動きの特徴量と模範動作の特徴量との差が第2の範囲外である場合、前記人物抽出部が抽出した前記人物を第1対象者として決定する第1対象者判定部と、前記第1対象者判定部が決定した前記第1対象者を表示装置に表示する表示制御部と、を備える表示対象抽出装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る表示対象抽出装置によれば、決まった動きの人物に限定せず、実空間または仮想空間の雰囲気を伝えられるような人物を表示対象として抽出するときの管理者の負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る表示対象抽出装置とその周辺機器の構成例を示すブロック図である。
図2は、ジャイロセンサの装着位置及びジャイロセンサにより測定される座標を示す図である。
図3は、一実施形態に係る表示対象抽出装置が第1対象者を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
図4は、一実施形態に係る表示対象抽出装置による第1の盛り上がり判定の処理の一例を示すフローチャートである。
図5は、一実施形態に係る表示対象抽出装置による第2の盛り上がり判定の処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、一実施形態に係る表示対象抽出装置が第2対象者を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態の装置について、添付図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0010】
(表示象抽出装置の構成)
図1を参照して、一実施形態に係る表示対象抽出装置10とその周辺機器の構成例を説明する。一実施形態に係る表示対象抽出装置10は、マイク20、ジャイロセンサ30、撮影装置40と有線または無線により接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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