TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025059986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170442
出願日
2023-09-29
発明の名称
開口制限部品及び建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
E05C
17/46 20060101AFI20250403BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】障子の開き量を規制する機能を容易に備えることが可能な開口制限部品を提供する。
【解決手段】開口を形成する枠に回動自在に支持されて前記開口を閉鎖及び開放可能な障子に設けられ、回転操作により前記開口を閉鎖した状態が維持される閉鎖位置と、前記開口を開放可能な開放位置と、に変位可能なハンドルに取り付けられ、前記ハンドルに固定される固定部と、前記枠に係合可能な係合部と、を有し、前記係合部は、前記ハンドルが前記閉鎖位置の状態で前記枠と見込み方向に対向せず、前記ハンドルが前記開放位置の状態で前記枠と見込み方向に間隔を空けて対向する開放時対向部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を形成する枠に回動自在に支持されて前記開口を閉鎖及び開放可能な障子に設けられ、回転操作により前記開口を閉鎖した状態が維持される閉鎖位置と、前記開口を開放可能な開放位置と、に変位可能なハンドルに取り付けられ、
前記ハンドルに固定される固定部と、前記枠に係合可能な係合部と、を有し、
前記係合部は、前記ハンドルが前記閉鎖位置の状態で前記枠と見込み方向に対向せず、前記ハンドルが前記開放位置の状態で前記枠と見込み方向に間隔を空けて対向する開放時対向部を有することを特徴とする開口制限部品。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の開口制限部品であって、
前記開放時対向部は、前記ハンドルが前記開放位置に変位した状態で前記障子が開放されたときに、前記障子の施錠時に前記ハンドルが当接される前記枠の部位に係合することを特徴とする開口制限部品。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の開口制限部品であって、
前記係合部は、前記ハンドルが前記閉鎖位置の状態で前記枠と見込み方向に間隔を空けて対向する閉鎖時対向部を有することを特徴とする開口制限部品。
【請求項4】
請求項3に記載の開口制限部品であって、
前記閉鎖時対向部は、前記ハンドルの前記回転操作の方向において前記開放時対向部の両側に設けられていることを特徴とする開口制限部品。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の開口制限部品であって、
前記ハンドルに加工を施すことなく固定されることを特徴とする開口制限部品。
【請求項6】
請求項5に記載の開口制限部品であって、
前記固定部は、前記ハンドルを覆う覆い部と、前記覆い部と繋がり前記ハンドルを挟んで互いに対向する一対の対向板部と、を有し、
前記一対の対向板部は、前記ハンドルの前記覆い部とは反対側にて、互いに近接させて前記ハンドルを挟持する固定具により固定されることを特徴とする開口制限部品。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の開口制限部品が前記ハンドルに取り付けられていることを特徴とする建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開口を形成する枠に回動自在に支持された障子の開き量を規制する開口制限部品及び建具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、開口を形成する枠に回動自在に支持された障子を備えた建具は知られている(例えば、特許文献1参照)。この建具は、例えば、縦すべり出し窓、横すべり出し窓、内倒し窓及び外倒し窓等であり開口を形成する枠に建具用ステーを介して障子が、開閉自在に支持されている。そして、障子は、閉じた状態と、全開に開いた状態との間で開閉可能に設けられている。
【0003】
また、枠と開閉自在な障子との間に設けられて、障子を所定の開放位置において開放規制する開量制限装置を備えた建具も知られている(例えば、特許文献2参照)。この開量制限装置は、枠に固定した支軸に揺動可能に支持された牽制アームと、障子に固定された連結ピンと、が係合することにより、障子の開き量を規制することができるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-216203号公報
特開2017-155473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような開量制限装置は、枠と障子との間に設けられているので、開き量を規制する装置が設けられていない建具に取り付ける場合には、例えば一旦障子を取り外すなど、専門の技能を備えた作業者による大がかりな工事が必要となる。このため、建具に障子の開き量を規制する機能を備えるためには、繁雑で多大な時間を要する作業が必要であるという課題があった。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、障子の開き量を規制する機能を容易に備えることが可能な開口制限部品及び建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するための主たる発明は、開口を形成する枠に回動自在に支持されて前記開口を閉鎖及び開放可能な障子に設けられ、回転操作により前記開口を閉鎖した状態が維持される閉鎖位置と、前記開口を開放可能な開放位置と、に変位可能なハンドルに取り付けられ、前記ハンドルに固定される固定部と、前記枠に係合可能な係合部と、を有し、前記係合部は、前記ハンドルが前記閉鎖位置の状態で前記枠と見込み方向に対向せず、前記ハンドルが前記開放位置の状態で前記枠と見込み方向に間隔を空けて対向する開放時対向部を有することを特徴とする開口制限部品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、障子の開き量を規制する機能を容易に備えることが可能な開口制限部品及び建具を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る開口制限部品が取り付けられる建具の一例を示す姿図である。
本実施形態に係る開口制限部品と施錠部材とを示す斜視図である。
図3(a)は、施錠時のハンドルの状態を示す断面図であり、図3(b)は、解錠時のハンドルの状態を示す断面図であり、図3(c)は、障子を開いた状態を示す断面図である。
図4(a)は、開口制限部品を屋内側から見た図であり、図4(b)は、図4(a)におけるA矢視図であり、図4(c)は、図4(a)におけるB矢視図である。
ハンドルに取り付けられた開口制限部品を示す斜視図である。
図6(a)は、施錠時の開口制限部品の状態を示す斜視図であり、図6(b)は、解錠時の開口制限部品の状態を示す斜視図であり、図6(c)は、障子を開いた状態における開口制限部品の状態を示す斜視図である。
図7(a)は、施錠時の開口制限部品の状態を示す断面図であり、図7(b)は、解錠時の開口制限部品の状態を示す断面図であり、図7(c)は、障子を開いた状態における開口制限部品の状態を示す断面図である。
図8(a)は、開口制限部品の第1変形例を示す斜視図であり、図8(b)は、開口制限部品の第2変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の開口制限部品の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態においては、縦すべり出し窓用の建具が備える施錠部材4のハンドルに取り付けられた開口制限部品を例に挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三協立山株式会社
建具
1か月前
株式会社ベスト
軸釣装置
24日前
個人
ドア用のスライドラッチ錠
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
サンユウテック株式会社
窓ロック装置
1か月前
株式会社アイシン
ドア支持装置
今日
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
10日前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
10日前
株式会社ゴール
電気錠認証管理システム
1か月前
株式会社オカムラ
間仕切
15日前
アルプスアルパイン株式会社
開閉制御装置
1か月前
三菱自動車工業株式会社
車両の開口部の開閉装置
9日前
株式会社LIXIL
電気錠システム
14日前
株式会社シブタニ
ロック装置
13日前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
16日前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
16日前
株式会社ノムラテック
補助錠装置
13日前
株式会社LIXIL
開閉装置及び建具
16日前
マツ六株式会社
ラッチ錠
9日前
株式会社シブタニ
収納式ハンドル
22日前
大阪金具株式会社
吊り戸の下部振止装置
1か月前
ナブテスコ株式会社
手動解錠装置
1か月前
YKK AP株式会社
建具
8日前
株式会社デンソー
開閉制御システム
1か月前
株式会社LIXIL
軸固定装置及び建具
16日前
株式会社LIXIL
ハンドル装置及び建具
16日前
株式会社ベスト
垂れ防止具、ヒンジ、扉支持構造
1か月前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
電動式のドア装置
9日前
磯川産業株式会社
引き戸の制動装置
14日前
タキゲン製造株式会社
ロック機構付きキャッチクリップ装置
27日前
YKK AP株式会社
戸車ユニット
16日前
三菱電機株式会社
ラッチ機構
16日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
駆動装置
9日前
YKK AP株式会社
障子保持ユニット
7日前
ミネベアミツミ株式会社
扉開放補助装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る