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公開番号
2025059505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169631
出願日
2023-09-29
発明の名称
障子保持ユニット
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
E05C
17/36 20060101AFI20250403BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】取り付け及び取り外しが容易な障子保持ユニットを提供する。
【解決手段】建具が備える枠体に障子を保持する障子保持ユニットであって、前記枠体と前記障子の間に突出する軸部と、前記軸部の先端に設けられ当該軸部よりも外径が大きな拡径部と、を有し、前記枠体及び前記障子の少なくともいずれか一方に取り付けられる突出部材と、両端部に前記枠体又は前記障子に係止される係止部を備え、少なくともいずれか一方が前記突出部材に挿通されて係止されるワイヤーと、前記係止部が挿通された前記突出部材に取り付けられる保持部材と、を有し、前記保持部材は、前記拡径部の前記外径よりも小さな内径の環状をなし、当該内径が前記拡径部より大きく弾性変形可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建具が備える枠体に障子を保持する障子保持ユニットであって、
前記枠体と前記障子の間に突出する軸部と、前記軸部の先端に設けられ当該軸部よりも外径が大きな拡径部と、を有し、前記枠体及び前記障子の少なくともいずれか一方に取り付けられる突出部材と、
両端部に前記枠体又は前記障子に係止される係止部を備え、少なくともいずれか一方が前記突出部材に挿通されて係止されるワイヤーと、
前記係止部が挿通された前記突出部材に取り付けられる保持部材と、
を有し、
前記保持部材は、前記拡径部の前記外径よりも小さな内径の環状をなし、当該内径が前記拡径部より大きく弾性変形可能であることを特徴とする障子保持ユニット。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の障子保持ユニットであって、
前記係止部は環状をなしていることを特徴とする障子保持ユニット。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の障子保持ユニットであって、
前記突出部材は、段付きねじであることを特徴とする障子保持ユニット。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の障子保持ユニットであって、
前記障子は、前記枠体に回動自在に支持されており、
2つの前記係止部の1つは、前記障子と前記枠体との間に渡って取り付けられるダンパーの端部が支持される支持部の一方に係止されることを特徴とする障子保持ユニット。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の障子保持ユニットであって、
前記建具は、外倒し窓用であることを特徴とする障子保持ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、障子を枠に保持する障子保持ユニットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、障子を枠体に保持する障子保持ユニットとしては、たとえば、外倒し窓の施工時に用いられ外倒し窓に設けられるダンパーの一端側を取り付ける縦材側ブラケットと他端側を取り付ける障子側ブラケットに亘って取り付けられている開放規制部品は知られている(例えば、特許文献1参照)。この開放規制部品は、所定長さのひも状部材をなすワイヤー部の両端部に係止環部が形成されており、各係止環部はそれぞれダンパー取り付け前の縦材側ブラケットの支持軸及び障子側ブラケットの支持軸に係止されている。開放規制部品の取り付けは、例えば各係止環部を縦材側ブラケットの支持軸または障子側ブラケットの支持軸に通した後に、ダンパー取り付けのためのナットを各支持軸に螺合することにより取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-175139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
開放規制部品は、外倒し窓を取り付けた後に、施工現場にて、枠をなす縦材と障子とに亘ってダンパーを取り付ける際に、障子が開きすぎてしまうことを防止するために、予め取り付けられ、ダンパー取り付け時には取り外される部品である。このため、開放規制部品の両端の係止環部がいずれもナットが螺合されて取り付けられていると、開放規制部品の取り付け時及び取り外し時に、縦材と障子との狭い空間でいずれも2つのナットを回さなければならず、作業が繁雑であるという課題があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取り付け及び取り外しが容易な障子保持ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的を達成するための主たる発明は、建具が備える枠体に障子を保持する障子保持ユニットであって、前記枠体と前記障子の間に突出する軸部と、前記軸部の先端に設けられ当該軸部よりも外径が大きな拡径部と、を有し、前記枠体及び前記障子の少なくともいずれか一方に取り付けられる突出部材と、両端部に前記枠体又は前記障子に係止される係止部を備え、少なくともいずれか一方が前記突出部材に挿通されて係止されるワイヤーと、前記係止部が挿通された前記突出部材に取り付けられる保持部材と、を有し、前記保持部材は、前記拡径部の前記外径よりも小さな内径の環状をなし、当該内径が前記拡径部より大きく弾性変形可能であることを特徴とする障子保持ユニットである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、取り付け及び取り外しが容易な障子保持ユニットを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る障子保持ユニットが障子を開いた状態の建具に取り付けられている状態を示す縦断面図である。
障子に係止されているワイヤーを示す図である。
本実施形態に係る障子保持ユニットが障子を閉じた状態の建具に取り付けられている状態を示す縦断面図である。
図3におけるA矢視図である。
段付きねじを示す図である。
ワイヤーを示す図である。
枠体に設けられている段付きねじにワイヤーが係止されている状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る障子保持ユニットの一実施形態について図を参照して説明する。
本実施形態においては、枠体と障子とを備える建具の一例として、障子が回動自在に枠体に取り付けられた外倒し窓用の建具を例に挙げ、当該外倒し窓用の建具の取り付け施工時に、障子保持ユニットを使用する例について説明する。
【0009】
障子保持ユニット1は、図1~図4に示すように、ダンパー2が取り付けられていない外倒し窓用の建具(以下、建具という)3の枠体5と障子4との間に取り付けられており、障子4が室外側に所定量開いた位置で開き量が規制されるように構成されている。障子保持ユニット1は、建具3を建物等に取り付けた後に、障子4を開いて取り外され、ダンパー2が取り付けられる。
【0010】
建具3の枠体5は、上枠5a、下枠5b及び左右の縦枠5cを有して、矩形状に枠組みされている。障子4は、上框40a、下框40b、及び左右の縦框40cを有する框40を有し、下框40bが下枠5bの長手方向い沿う軸回りに回動して開閉するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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