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公開番号
2025078485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023191090
出願日
2023-11-08
発明の名称
パネル切断用ガイド装置
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B23D
47/02 20060101AFI20250513BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】フレーム材と面材との間に段差がある場合にも正確にパネルの切断を行う。
【解決手段】2つの横胴縁21の間に面材を備えたフェンス20を、ベース33から突出するブレード31を有した電動カッタ装置30によって切断する場合に適用されるパネル切断用ガイド装置30であって、2つの横胴縁21に架け渡して配置され、ブレード31が裏面から突出した状態で表面にベース33がスライド可能に載置されるスライドガイド11と、スライドガイド11の上面11gから突出し、スライドガイド11に載置されたベース33に当接するガイドレール12とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
2つのフレーム材の間に面材を備えたパネルを、ベースから突出するブレードを有した電動カッタ装置によって切断する場合に適用されるパネル切断用ガイド装置であって、
前記2つのフレーム材に架け渡して配置され、前記ブレードが裏面から突出した状態で表面に前記ベースがスライド可能に載置されるスライドガイドと、
前記スライドガイドの表面から突出し、前記スライドガイドに載置されたベースに当接するガイドレールと
を備えることを特徴とするパネル切断用ガイド装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記ガイドレールは、直線状に延在するガイド面を介して前記ベースに当接するものであり、前記スライドガイドに対して前記ガイド面に交差する方向に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパネル切断用ガイド装置。
【請求項3】
前記スライドガイドには、前記ガイド面に交差する方向に沿って長孔が設けられ、
前記ガイドレールには、前記長孔を介して前記スライドガイドの裏面側に挿通され、周面にネジ溝を有した軸部材が設けられ、
前記軸部材には、前記ガイドレールとの間に前記スライドガイドを挟持するナット部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のパネル切断用ガイド装置。
【請求項4】
前記スライドガイドの裏面には、前記ナット部材を収容する収容部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のパネル切断用ガイド装置。
【請求項5】
前記スライドガイドの裏面には、少なくとも前記フレーム材に当接する部分にクッション材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパネル切断用ガイド装置。
【請求項6】
前記スライドガイドには、薄板状のクランプ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパネル切断用ガイド装置。
【請求項7】
前記スライドガイドの表面には、低摩擦処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル切断用ガイド装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フェンス等のパネルを切断する際に適用されるパネル切断用ガイド装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
フェンス等のパネルを設置する場合には、予め製造工場において定形サイズに構成されたものを適用し、これを設置現場において所望の寸法に切断することが行われる。パネルの切断には、丸鋸等のブレードを有した電動カッタ装置及び電動カッタ装置をガイドするガイド部材が用いられる。すなわち、パネルを水平に配置した状態でその上面に切断位置に沿ってガイド部材を配置し、電動カッタ装置のベースをガイド部材に沿って移動させることでパネルの切断を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-62840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、切断対象となるパネルには、2つのフレーム材の間に格子やネット等の面材を配設したものがある。この種のパネルでは、面材に対してフレーム材の幅が広く構成されている場合、面材とフレーム材との間に段差が生じる。こうしたパネルに対しては、ガイド部材を2つのフレーム材に架け渡した場合にガイド部材と面材との間に隙間ができるため、電動カッタ装置をガイド部材に沿って移動させる際にこの隙間に電動カッタ装置のベースが入り込むおそれがある。ベースがガイド部材と面材との間の隙間に入り込んだ場合には、電動カッタ装置をガイド部材に沿って移動させることが困難となり、切断位置がずれる等の問題を来す懸念がある。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、フレーム材と面材との間に段差がある場合にも正確にパネルの切断を行うことのできるパネル切断用ガイド装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るパネル切断用ガイド装置は、2つのフレーム材の間に面材を備えたパネルを、ベースから突出するブレードを有した電動カッタ装置によって切断する場合に適用されるパネル切断用ガイド装置であって、前記2つのフレーム材に架け渡して配置され、前記ブレードが裏面から突出した状態で表面に前記ベースがスライド可能に載置されるスライドガイドと、前記スライドガイドの表面から突出し、前記スライドガイドに載置されたベースに当接するガイドレールとを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、フレーム材に架け渡して配置されるスライドガイドの表面に電動カッタ装置のベースが載置されるため、フレーム材と面材との間に段差があった場合にも、ガイドレールに沿って電動カッタ装置を移動させることができ、パネルを正確に切断することが可能となる。しかも、パネルと電動カッタ装置のベースとが直接接触しないため、切断作業に先立ってパネルに養生を行う必要がなく、パネルの切断作業を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態であるパネル切断用ガイド装置を適用してパネルを切断する状態を概念的に示した斜視図である。
図1に示したパネル切断用ガイド装置をクランパによってクランプさせるとともにスライドガイドに電動カッタ装置を載置させた状態の要部拡大図である。
図1に示したパネル切断用ガイド装置を適用して電動カッタ装置によりフェンスを切断している状態を示す図である。
図1に示したパネル切断用ガイド装置を適用して切断するパネルの具体例を示す正面図である。
図4に示したパネルの縦断面図である。
図1に示したパネル切断用ガイド装置を示すもので、(a)は比較的大型のベースを載置させた状態の断面図、(b)は比較的小型のベースを載置させた状態の断面図である。
図1に示したパネル切断用ガイド装置を示すもので、(a)はガイドレールの外面からのスライドガイドの幅寸法を最大化した状態の平面図、(b)は(a)の状態からガイドレールを移動してスライドガイドの幅寸法を縮小した状態の平面図である。
図1に示したパネル切断用ガイド装置を適用してパネルを切断する方法例を順に示すもので(a)は枕木を設置した状態の平面図、(b)は枕木の上面にパネルを載置した状態の平面図、(c)はパネルの切断位置にけがき線を施した状態の平面図、(d)はパネルの上面にパネル切断用ガイド装置を配置した状態の平面図、(e)はクランパによってパネル切断用ガイド装置のスライドガイドをパネルに取り付けた状態の平面図、(f)は電動カッタ装置をスライドさせてパネルを切断した状態の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るパネル切断用ガイド装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態であるパネル切断用ガイド装置の適用例を示すものである。ここで例示するパネル切断用ガイド装置10は、予め定形(例えば、左右方向の幅が2m)に構成したフェンス(パネル)20を設置現場において電動カッタ装置30により所望の幅寸法に切断する場合に適用するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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