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公開番号2025055393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164717
出願日2023-09-27
発明の名称駆動装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E05F 15/75 20150101AFI20250401BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ドアなどの平板状の部材の構造を簡素化した上で、平板状の部材の移動を補助する制御を実現することができる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置20は、モータ22と、モータ22のトルクを平板状の部材に伝える駆動機構23と、平板状の部材をユーザが手動操作によって移動させるときに、平板状の部材に加わる操作力を検出するセンサと、検出された操作力に基づいてモータ22を制御することにより、移動を補助する力を平板状の部材に加える制御部21と備える。センサは、駆動機構23に設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータのトルクを平板状の部材に伝える駆動機構と、
前記平板状の部材をユーザが手動操作によって移動させるときに、前記平板状の部材に加わる操作力を検出するセンサと、
検出された前記操作力に基づいて前記モータを制御することにより、前記移動を補助する力を前記平板状の部材に加える制御部と備え、
前記センサは、前記駆動機構に設けられる
駆動装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記駆動機構は、前記平板状の部材に接続される接続部を備え、
前記センサは、前記接続部に設けられ、前記平板状の部材の、移動方向における変位をセンシングすることにより、前記操作力を検出する
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記駆動機構は、
前記モータのロータの回転に応じて回転する駆動プーリと、
従動プーリと、
前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻掛けられるベルトとを備え、
前記接続部は、前記ベルトに接続される第一接続部と、前記平板状の部材に接続される第二接続部とを備え、
前記センサは、前記移動方向における、前記第一接続部に対する前記第二接続部の変位をセンシングする
請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記駆動機構は、
前記モータのロータの回転に応じて回転する駆動プーリと、
従動プーリと、
前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻掛けられるベルトと、
前記ベルトと、前記平板状の部材とを接続する接続部とを備える
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記センサは、前記ベルトに設けられ、前記ベルトの伸縮をセンシングすることにより、前記操作力を検出する
請求項4に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記センサは、前記駆動機構に設けられ、前記モータのトルクを前記モータの外側からセンシングすることにより、前記操作力を検出する
請求項1に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記センサによって検出された前記操作力である第一操作力と、前記モータを流れる電流に基づいて推定される前記操作力である第二操作力とに基づいて、前記移動を補助する力を前記平板状の部材に加える
請求項1~6のいずれか1項に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記平板状の部材は、ドアである
請求項1に記載の駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ドアの開閉に関する様々な技術が提案されている。特許文献1には、モータの出力により人の操作力に対するアシスト駆動を行うドアの開閉システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-278444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ドアなどの平板状の部材の構造を簡素化した上で、平板状の部材の移動を補助する制御を実現することができる駆動装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る駆動装置は、モータと、前記モータのトルクを平板状の部材に伝える駆動機構と、前記平板状の部材をユーザが手動操作によって移動させるときに、前記平板状の部材に加わる操作力を検出するセンサと、検出された前記操作力に基づいて前記モータを制御することにより、前記移動を補助する力を前記平板状の部材に加える制御部と備え、前記センサは、前記駆動機構に設けられる。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様に係る駆動装置は、平板状の部材の構造を簡素化した上で、平板状の部材の移動を補助する制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施の形態に係るドア開閉制御システムの構成を示す図である。
図2は、駆動機構の構造の一例を示す模式図である。
図3は、アシスト制御のフローチャートである。
図4は、アシスト制御における、ドアの移動速度を決定するための関係式の一例を示す図である。
図5は、接続部の内部構造の一例を示す断面図である。
図6は、接続部の内部構造の別の一例を示す断面図である。
図7は、ベルトの伸縮をセンシングするセンサの一例を示す図である。
図8は、モータのトルクをモータの外側からセンシングするセンサの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0009】
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
【0010】
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係るドア開閉制御システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係るドア開閉制御システムの構成を示す図である。図1においては、各構成要素の大まかな配置についても模式的に図示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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