TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025083879
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197528
出願日2023-11-21
発明の名称車両用開閉体のロック装置
出願人株式会社アンセイ
代理人弁理士法人ぱてな
主分類E05B 77/38 20140101AFI20250526BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ハウジング内で発生する騒音が外部に漏れることを抑制できる車両用開閉体のロック装置を提供する。
【解決手段】ロック装置1は、ロック機構5と、ハウジング60と駆動モータM1と伝達機構50とを有するアクチュエータ6と、ハウジング60の外部においてロック機構5の状態を検出するセンサSW1、SW2と、を備える。ロック装置1は、ハウジング60に設けられたコネクタ65と、一端WH1A、WH1BがセンサSW1、SW2に接続されてハウジング60内に導入され、他端WH1Cがコネクタ65に内蔵された各センサ接続端子65Sに接続されたワイヤハーネスWH1と、をさらに備える。ハウジング60は、ワイヤハーネスWH1を通過させるハーネス開口64と、ハーネス開口64とワイヤハーネスWH1との間に設けられ、ハウジング60内と外部との間で音を遮る遮音手段100と、を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
車体、及び前記車体に開閉可能に設けられた開閉体の一方に設けられ、前記開閉体を閉じた状態で保持するためのロック機構であって、駆動力が伝達される駆動対象を有する前記ロック機構と、
ハウジングと、前記ハウジングに収容されて前記駆動力を発生する駆動モータと、前記ハウジングに収容されて前記駆動モータから前記駆動対象に前記駆動力を伝達する伝達機構と、を有するアクチュエータと、
前記ハウジングの外部において前記ロック機構の状態を検出するセンサと、
を備えた車両用開閉体のロック装置であって、
前記ハウジングに設けられたコネクタであって、前記駆動モータと前記車体に搭載される制御部とを接続する複数のモータ接続端子と、前記センサと前記制御部とを接続する複数のセンサ接続端子と、を内蔵した前記コネクタと、
一端が前記センサに接続されて前記ハウジング内に導入され、他端が各前記センサ接続端子に接続されたワイヤハーネスと、
をさらに備え、
前記ハウジングは、前記ワイヤハーネスを通過させるハーネス開口と、
前記ハーネス開口と前記ワイヤハーネスとの間に設けられ、前記ハウジング内と前記外部との間で音を遮る遮音手段と、
を有していることを特徴とする車両用開閉体のロック装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記遮音手段は、前記ハウジングに形成され、前記ワイヤハーネスの径方向の内側に向かって延びる複数の第1壁と、
前記ハウジングに形成され、前記径方向において前記ワイヤハーネスに対して各前記第1壁とは反対側に位置して前記径方向の前記内側に向かって延びる複数の第2壁と、
を有し、
各前記第1壁は、前記ワイヤハーネスの周方向に延びて前記ワイヤハーネスの外周面に当接する第1当接端縁を有し、かつ、前記ワイヤハーネスの軸方向において互いに離隔し、
各前記第2壁は、前記周方向に延びて前記外周面に当接する第2当接端縁を有し、かつ、前記軸方向において互いに離隔している請求項1記載の車両用開閉体のロック装置。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記駆動モータ及び前記伝達機構を収容するアクチュエータケースと、
前記アクチュエータケースに組み付けられて前記アクチュエータケースを覆うアクチュエータカバーと、を有し、
前記ハーネス開口は、前記アクチュエータケースと前記アクチュエータカバーとの接合部に形成され、
各前記第1壁は、前記アクチュエータケースに形成され、
各前記第2壁は、前記アクチュエータカバーに形成されている請求項2記載の車両用開閉体のロック装置。
【請求項4】
前記遮音手段は、弾性材料からなるブッシュを有し、
前記ブッシュには、前記ワイヤハーネスの外周面に当接するブッシュ内周縁と、前記ハーネス開口の内周縁に当接するブッシュ外周縁と、が形成されている請求項1記載の車両用開閉体のロック装置。
【請求項5】
前記ハーネス開口と前記伝達機構との距離は、前記ハーネス開口と前記コネクタとの距離よりも大きい請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用開閉体のロック装置。
【請求項6】
前記ハウジングには、前記ワイヤハーネスにおける前記ハーネス開口から前記外部に延びる部分を上から覆う庇部が形成されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用開閉体のロック装置。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記駆動モータ及び前記伝達機構を収容するアクチュエータケースと、
前記アクチュエータケースに組み付けられて前記アクチュエータケースを上から覆うアクチュエータカバーと、を有し、
前記アクチュエータケースには、上向きに突出して前記駆動モータを囲む周壁が形成され、
前記アクチュエータカバーには、前記周壁の上端面に当接する当接面が形成され、
前記上端面には、上向きの凸条をなして前記上端面に沿って延びる嵌合リブが形成され、
前記当接面には、前記嵌合リブが嵌入する嵌合溝が形成されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用開閉体のロック装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両用開閉体のロック装置に関する。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の車両用開閉体のロック装置(以下、単に「ロック装置」という。)の一例が開示されている。このロック装置は、ロック機構、アクチュエータ及び2つのセンサを備えている。
【0003】
ロック機構は、車体に開閉可能に設けられたバックドアに設けられている。ロック機構は、バックドアを閉じた状態で保持するためのものであって、駆動力が伝達される駆動対象、すなわちラッチ及びラチェットを有している。
【0004】
アクチュエータは、ハウジング、駆動モータ及び伝達機構を有している。駆動モータは、ハウジングに収容されて駆動力を発生する。伝達機構は、ハウジングに収容されて駆動モータから駆動対象に駆動力を伝達する。
【0005】
各センサはリミットスイッチであり、ハウジングの外部においてロック機構の状態、すなわちラッチの回動位置を検出する。
【0006】
ロック装置は、コネクタ及びワイヤハーネスをさらに備えている。コネクタは、ハウジングに設けられている。コネクタは、複数のモータ接続端子及び複数のセンサ接続端子を内蔵している。各モータ接続端子は、駆動モータと車体に搭載される制御部とを接続する。各センサ接続端子は、各センサと制御部とを接続する。
【0007】
ワイヤハーネスは、一端が各センサに接続されてハウジング内に導入され、他端が各センサ接続端子に接続されている。ハウジングは、ワイヤハーネスを通過させるハーネス開口を有している。
【0008】
このロック装置は、1つのコネクタで、駆動モータ及びセンサと制御部とを電気的に接続できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2020-111959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、上記従来のロック装置のようなロック装置では、駆動モータ及び伝達機構の作動により騒音がハウジング内で発生するが、車両の静粛性向上のため、その騒音が外部に漏れることを抑制することが求められている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社アンセイ
ロック装置
15日前
株式会社アンセイ
車両用開閉体のロック装置
1日前
リョービ株式会社
ヒンジ装置
13日前
株式会社SKB
引き戸装置
15日前
リョービ株式会社
ドアクローザ
25日前
マツ六株式会社
引戸用鎌錠
7日前
株式会社ナスタ
荷物受取容器
1か月前
株式会社ナスタ
荷物受取容器
19日前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
今日
株式会社アイシン
ドア支持装置
1か月前
マツ六株式会社
引戸の引手部材
18日前
株式会社アイシン
開閉体制御装置
15日前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
1か月前
株式会社アイシン
障害物判定装置
15日前
株式会社アイシン
開閉体制御装置
15日前
ミネベアミツミ株式会社
車両用ドア
26日前
株式会社ユーシン
ドアハンドル装置
8日前
株式会社ユーシン
ドアハンドル装置
8日前
株式会社ユーシン
ドアハンドル装置
8日前
株式会社ユーシン
ドアハンドル装置
25日前
株式会社アンセイ
ロック装置
15日前
株式会社オカムラ
間仕切
2か月前
株式会社アイシン
制御システム
11日前
株式会社アイシン
キーユニット
20日前
タキゲン製造株式会社
掛け金
今日
三和シヤッター工業株式会社
引き違い戸
21日前
三菱自動車工業株式会社
車両の開口部の開閉装置
1か月前
株式会社シブタニ
ロック装置
2か月前
株式会社LIXIL
電気錠システム
2か月前
マツ六株式会社
ラッチ錠
1か月前
株式会社ノムラテック
補助錠装置
2か月前
株式会社ノムラテック
補助錠装置
12日前
ミネベアミツミ株式会社
車両用ドアラッチ装置
26日前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
YKK AP株式会社
建具
1か月前
続きを見る