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公開番号2025059828
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170159
出願日2023-09-29
発明の名称空気調和システム及び制御装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類F24F 11/36 20180101AFI20250403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】利用ユニットにおいて冷媒が漏洩した場合に、他の利用ユニットにかかる冷媒センサの誤検知を抑制する。
【解決手段】空気調和システムは、第1利用ユニットと、第2利用ユニットと、第1熱源ユニットと、制御部と、冷媒センサと、を備える。第1利用ユニットは、複数の利用ユニットが設置された室内空間である第1室内空間、に設置された利用ユニットである。第2利用ユニットは、第1室内空間に設置された利用ユニットであって、第1利用ユニットと異なる。第1熱源ユニットは、利用ユニットとともに冷媒回路を構成する熱源ユニットである。制御部は、第1利用ユニットと、第2利用ユニットとを制御する。冷媒センサは、第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知する。制御部は、冷媒センサが第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、第2利用ユニット、を運転不可の状態にする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒と、室内空間の空気と、を熱交換する利用ユニットであって、複数の前記利用ユニットが設置された室内空間である第1室内空間(I1)、に設置された前記利用ユニットである第1利用ユニット(110A)と、
前記第1室内空間に設置された前記利用ユニットであって、前記第1利用ユニットと異なる第2利用ユニット(110B)と、
前記利用ユニットとともに冷媒回路(150A)を構成する熱源ユニットである第1熱源ユニット(120A)と、
前記第1利用ユニットと、前記第2利用ユニットとを制御する制御部(200)と、
前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知する、冷媒センサ(160A)と、
を備え、
前記制御部は、前記冷媒センサが前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、前記第2利用ユニット、を運転不可の状態にする、
空気調和システム(1)。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記制御部は、さらに、
前記冷媒センサが前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、前記第1室内空間において冷媒の漏洩が検知された旨を、
前記第2利用ユニットと、前記第2利用ユニットに接続する機器と、の少なくとも何れかにより報知させる第1報知制御、を行う、
請求項1に記載の空気調和システム。
【請求項3】
前記制御部は、さらに、
前記第1室内空間に設置された全ての前記利用ユニット、と接続し、
前記冷媒センサが前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、前記第1室内空間において冷媒の漏洩が検知された旨を、
前記全ての利用ユニットと、前記全ての利用ユニットのそれぞれに接続する機器と、の少なくとも何れかにより報知させる第2報知制御、を行う、
請求項2に記載の空気調和システム。
【請求項4】
前記制御部は、さらに、
前記第1室内空間と異なる室内空間である第2室内空間(I2)、に設置された前記利用ユニットである第3利用ユニット(110D)、と接続し、
前記冷媒センサが前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、前記第3利用ユニット、を運転可能の状態にする、
請求項1又は請求項2に記載の空気調和システム。
【請求項5】
前記制御部は、さらに、
前記冷媒センサが前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、前記第1室内空間において冷媒の漏洩が検知された旨を、
前記第3利用ユニットと、前記第3利用ユニットに接続する機器と、の少なくとも何れかにより報知させる第3報知制御、を行う、
請求項4に記載の空気調和システム。
【請求項6】
前記制御部は、さらに、
前記第1室内空間に設置された全ての前記利用ユニット、と接続し、
前記冷媒センサが前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、前記第1室内空間において冷媒の漏洩が検知された旨を、
前記全ての利用ユニットと、前記全ての利用ユニットのそれぞれに接続する機器と、の少なくとも何れかにより報知させる第2報知制御、を行い、
前記第3報知制御を、
前記第2報知制御の視覚的態様と異なる視覚的態様と、
前記第2報知制御の聴覚的態様と異なる聴覚的態様と、
前記第2報知制御の触覚的態様と異なる触覚的態様と、
の少なくとも何れかにより行う、
請求項5に記載の空気調和システム。
【請求項7】
前記第1利用ユニットで前記第1室内空間の空気と熱交換される冷媒と、
前記第2利用ユニットで前記第1室内空間の空気と熱交換される冷媒と、
は、前記第1熱源ユニットで熱源としての流体と熱交換される、
請求項1又は請求項2に記載の空気調和システム。
【請求項8】
前記第1利用ユニットで前記第1室内空間の空気と熱交換される冷媒は、前記第1熱源ユニットで熱源としての流体と熱交換され、
前記第2利用ユニットで前記第1室内空間の空気と熱交換される冷媒は、前記第1熱源ユニットと異なる前記熱源ユニットである第2熱源ユニット(120B)で熱源としての流体と熱交換される、
請求項1又は請求項2に記載の空気調和システム。
【請求項9】
冷媒と、室内空間の空気と、を熱交換する利用ユニットであって、複数の前記利用ユニットが設置された室内空間である第1室内空間、に設置された前記利用ユニットである第1利用ユニットと、
前記第1室内空間に設置された前記利用ユニットであって、前記第1利用ユニットと異なる第2利用ユニットと、
を制御する制御装置(200)であって、
前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知する冷媒センサ、により前記第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩が検知された場合、前記第2利用ユニット、を運転不可の状態にする停止制御部(203)、
を備える制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
空気調和システム及び制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2023-119146号公報)は、冷媒漏洩の報知指示を迅速に行い得る空調システムを開示している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1は、冷媒の漏洩の誤検知の抑制、については開示していない。
【0004】
本開示は、利用ユニットにおける冷媒の漏洩時に、他の利用ユニットにおける冷媒の漏洩が検知される誤検知、を抑制できる空気調和システムを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1観点の空気調和システムは、第1利用ユニットと、第2利用ユニットと、第1熱源ユニットと、制御部と、冷媒センサと、を備える。第1利用ユニットは、冷媒と、室内空間の空気と、を熱交換する利用ユニットであって、複数の利用ユニットが設置された室内空間である第1室内空間、に設置された利用ユニットである。第2利用ユニットは、第1室内空間に設置された利用ユニットであって、第1利用ユニットと異なる。第1熱源ユニットは、利用ユニットとともに冷媒回路を構成する熱源ユニットである。制御部は、第1利用ユニットと、第2利用ユニットとを制御する。冷媒センサは、第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知する。制御部は、冷媒センサが第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、第2利用ユニット、を運転不可の状態にする。
【0006】
本開示に係る空気調和システムは、第1室内空間の第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩が検知された場合、第1室内空間の第2利用ユニットを運転不可の状態にする、制御部を備える。従って、本空気調和システムは、第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩時に、第2利用ユニットにおける冷媒の漏洩が検知される誤検知、を抑制できる。
【0007】
第2観点の空気調和システムは、第1観点の空気調和システムであって、制御部が、さらに、第1報知制御を行う。第1報知制御は、冷媒センサが第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、第1室内空間において冷媒の漏洩が検知された旨を、第2利用ユニットと、第2利用ユニットに接続する機器と、の少なくとも何れかにより報知させる制御である。
【0008】
第3観点の空気調和システムは、第1観点又は第2観点の空気調和システムであって、制御部が、さらに、第1室内空間に設置された全ての利用ユニット、と接続する。制御部は、さらに、第2報知制御を行う。第2報知制御は、冷媒センサが第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、第1室内空間において冷媒の漏洩が検知された旨を、全ての利用ユニットと、全ての利用ユニットのそれぞれに接続する機器と、の少なくとも何れかにより報知させる制御である。
【0009】
第4観点の空気調和システムは、第1観点から第3観点のいずれかの空気調和システムであって、制御部が、さらに、第1室内空間と異なる室内空間である第2室内空間、に設置された利用ユニットである第3利用ユニット、と接続する。制御部は、さらに、冷媒センサが第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、第3利用ユニットを運転可能の状態にする。
【0010】
第5観点の空気調和システムは、第4観点の空気調和システムであって、制御部が、さらに、第3報知制御を行う。第3報知制御は、冷媒センサが第1利用ユニットにおける冷媒の漏洩を検知した場合、第1室内空間において冷媒の漏洩が検知された旨を、第3利用ユニットと、第3利用ユニットに接続する機器と、の少なくとも何れかにより報知させる制御である。
(【0011】以降は省略されています)

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