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公開番号2025062897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172258
出願日2023-10-03
発明の名称検出装置、検出方法、プログラム
出願人ダイキン工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G01N 27/12 20060101AFI20250408BHJP(測定;試験)
要約【課題】花粉、カビ、ダニ等のアレルゲンを同定又は定量する技術を提供すること。
【解決手段】検出装置は複数の半導体センサを使用する。複数の半導体センサは、同じガス成分に対し相対的に異なる応答特性を示す。検出装置は、複数の半導体センサが検出した信号パターンを取得し、複数の前記信号パターンからアレルゲンを同定又は定量し、同定又は定量した結果を出力する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
対象空間のアレルゲンを同定又は定量する検出装置であって、
制御部が、
同じガス成分に対し相対的に異なる応答特性を示す複数の半導体センサが検出した信号パターンを取得し、
前記複数の半導体センサから取得した複数の前記信号パターンからアレルゲンを同定又は定量し、
同定又は定量した結果を出力する検出装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記複数の半導体センサは、ガス成分が吸着することにより前記信号パターンが変化する請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記信号パターンは、前記半導体センサにガス成分が吸着することにより変化する電流、電圧、電気伝導率又は抵抗のパターンを含む請求項2に記載の検出装置。
【請求項4】
前記信号パターンは、前記半導体センサに吸着したガス成分が離脱することにより変化する電流、電圧、電気伝導率又は抵抗のパターンを含む請求項3に記載の検出装置。
【請求項5】
前記ガス成分は、加圧又は液化されることなく前記半導体センサに導入される請求項1~4のいずれか1項に記載の検出装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記複数の半導体センサの複数の信号パターンとアレルゲンの種類又は量の関係を機械学習することで生成したモデルに、前記複数の信号パターンを入力することで、対象空間のアレルゲンを同定又は定量する請求項1~4のいずれか1項に記載の検出装置。
【請求項7】
前記複数の半導体センサは2種類以上の半導体センサを含み、前記2種類以上の半導体センサは異なる金属酸化物を組成とする請求項1に記載の検出装置。
【請求項8】
前記電気伝導率は低下と回復を1サイクルとして繰り返すものであり、
前記制御部は、前記電気伝導率の極大値と極大値の間、又は、極小値と極小値の間の1つの波形を前記信号パターンとして抽出し、前記信号パターンを用いて繰り返し、アレルゲンを同定又は定量する請求項4に記載の検出装置。
【請求項9】
前記制御部は、定量したアレルゲンの量が閾値を超えた場合、又は、時間に対するアレルゲンの量の傾きが閾値を超えた場合、アレルゲンの量を低減するように又は増大しないように環境機器を制御する請求項8に記載の検出装置。
【請求項10】
前記制御部は、時間に対するアレルゲンの量の変化をアレルゲンの種類ごとに表示する請求項1に記載の検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、検出装置、検出方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
空気中に浮遊するアレルゲンを原因とするアレルギーは多くの人々を悩ませている。代表的なアレルゲンとして花粉、カビ(真菌)、ハウスダスト(ダニ)等が知られているが、中でも花粉症は日本で患者数の多いアレルギーである。花粉飛散量は花粉症の発症やその程度に相関するため、従来から花粉飛散量の測定が行われている。カビ(真菌)やハウスダスト(ダニ)についても、形態学的方法と免疫学的方法で従来から測定が行われている。
【0003】
レーザーを用いて微小な粒子を検出する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、レーザー光が所定粒子径を有する粒子により回折された光を検出することで、所望の粒子径の粒子を簡単な受光手段で検出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平07-294415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術では、アレルゲンと大きさが近い粒子であれば、アレルゲン以外の粒子も検出する可能性があり、アレルゲンの同定が困難である。このため、各アレルゲンの定量も困難である。
【0006】
本開示は、花粉、カビ、ダニ等のアレルゲンを同定又は定量する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様における検出装置は、
対象空間のアレルゲンを同定又は定量する検出装置であって、
制御部が、
同じガス成分に対し相対的に異なる応答特性を示す複数の半導体センサが検出した信号パターンを取得し、
前記複数の半導体センサから取得した複数の前記信号パターンからアレルゲンを同定又は定量し、
同定又は定量した結果を出力する。
【0008】
本開示の第1の態様によれば、花粉、カビ、ダニ等のアレルゲンを同定又は定量することができる。
【0009】
本開示の第2の態様における検出装置は、第1の態様に記載の検出装置であって、
前記複数の半導体センサは、ガス成分が吸着することにより前記信号パターンが変化する。
【0010】
本開示の第3の態様における検出装置は、第2の態様に記載の検出装置であって、
前記信号パターンは、前記半導体センサにガス成分が吸着することにより変化する電流、電圧、電気伝導率又は抵抗のパターンを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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