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公開番号
2025065309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025017620,2024006318
出願日
2025-02-05,2024-01-18
発明の名称
テトラフルオロエチレン系ポリマー、電気化学デバイス用バインダー、電極合剤、電極、及び、二次電池
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
H01M
4/62 20060101AFI20250410BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電気化学デバイスの粉体成分と均一に混合することができ、また、強度及び柔軟性に優れる合剤シートを得ることができる電気化学デバイス用バインダー用テトラフルオロエチレン系ポリマー、並びに、それを用いた電気化学デバイス用バインダー、電極合剤、電極、及び、二次電池を提供する。
【解決手段】電気化学デバイス用バインダーに使用されるテトラフルオロエチレン系ポリマーであって、リダクションレシオ2500における押出圧力が100MPa以下であり、水分を実質的に含まないテトラフルオロエチレン系ポリマーである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気化学デバイス用バインダーに使用されるテトラフルオロエチレン系ポリマーであって、
リダクションレシオ2500における押出圧力が100MPa以下であり、
水分を実質的に含まないテトラフルオロエチレン系ポリマー。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
実質的にテトラフルオロエチレン系ポリマーのみからなる電気化学デバイス用バインダーであって、
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーは、
リダクションレシオ2500における押出圧力が100MPa以下であり、
水分を実質的に含まない電気化学デバイス用バインダー。
【請求項3】
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーのリダクションレシオ2500における押出圧力が45MPa以上、65MPa以下である請求項2記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項4】
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーは、標準比重が2.200以下である請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項5】
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーは、吸熱ピーク温度が320℃以上である請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項6】
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーがポリテトラフルオロエチレンである請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項7】
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーは、テトラフルオロエチレン単位、及び、テトラフルオロエチレンと共重合可能な変性モノマーに基づく変性モノマー単位を含む請求項2又は3記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項8】
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーにおいて、前記変性モノマー単位の含有量が10質量%以下である請求項7記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項9】
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーにおいて、前記変性モノマー単位の含有量が0.25質量%以下である請求項8記載の電気化学デバイス用バインダー。
【請求項10】
前記変性モノマーは、下記一般式(I)で表される化合物である請求項8記載の電気化学デバイス用バインダー。
CX
1
X
2
=CX
3
X
4
(I)
(式中、X
1
~X
3
は、それぞれ独立して、H又はFである。X
4
は、F、Cl、CF
3
、Rf又はO-Rfである。Rfは、パーフルオロ有機基である。)
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、テトラフルオロエチレン系ポリマー、電気化学デバイス用バインダー、電極合剤、電極、及び、二次電池に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池等の二次電池は、高電圧、高エネルギー密度で、自己放電が少ない、メモリー効果が少ない、超軽量化が可能である、等の理由から、ノート型パソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレットパソコン、ウルトラブック等小型で携帯に適した電気・電子機器等に用いられるとともに、更には、自動車用等の駆動用車載電源や定置用大型電源等に至るまでの広範な電源として実用化されつつある。二次電池には、更なる高エネルギー密度化が求められており、電池特性の更なる改善が求められている。
【0003】
特許文献1には、少なくとも1種の硫化物ベースの固体イオン電導性無機粒子と、少なくとも1種のテトラフルオロエチレン(コ)ポリマーとを含む自立型固体複合電解質膜が記載されている。
【0004】
特許文献2には、カソード及びアノードのうち少なくとも一方が、ポリテトラフルオロエチレン混合バインダー材を含むエネルギー貯蔵装置が記載されている。
【0005】
特許文献3~7には、ポリテトラフルオロエチレンを電池のバインダーとして使用することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2022-546129号公報
特表2017-517862号公報
国際公開第2021/181887号
国際公開第2021/181888号
国際公開第2021/192541号
国際公開第2022/138942号
国際公開第2022/138939号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、電気化学デバイスの粉体成分と均一に混合することができ、また、強度及び柔軟性に優れる合剤シートを得ることができる電気化学デバイス用バインダー用テトラフルオロエチレン系ポリマー、並びに、それを用いた電気化学デバイス用バインダー、電極合剤、電極、及び、二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示(1)は電気化学デバイス用バインダーに使用されるテトラフルオロエチレン系ポリマーであって、
リダクションレシオ2500における押出圧力が100MPa以下であり、
水分を実質的に含まないテトラフルオロエチレン系ポリマーである。
【0009】
本開示(2)は実質的にテトラフルオロエチレン系ポリマーのみからなる電気化学デバイス用バインダーであって、
前記テトラフルオロエチレン系ポリマーは、
リダクションレシオ2500における押出圧力が100MPa以下であり、
水分を実質的に含まない電気化学デバイス用バインダーである。
【0010】
本開示(3)は前記テトラフルオロエチレン系ポリマーのリダクションレシオ2500における押出圧力が45MPa以上、65MPa以下である本発明(2)記載の電気化学デバイス用バインダーである。
(【0011】以降は省略されています)
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