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公開番号2025066069
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2024167354
出願日2024-09-26
発明の名称貯蔵システムおよび庫内冷却システム
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F25D 23/00 20060101AFI20250415BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】貯蔵庫内に配置されるコンテナ内の温度制御を向上させる。
【解決手段】冷凍装置(10)により第1ケーシング(2)内の第1空間(3)の空気が冷却される貯蔵庫(1)に設けられる貯蔵システムであって、第1空間(3)の内部に配置され、貯蔵物が保管される第2空間(62)を形成する第2ケーシング(61)と、第2空間(62)へ供給する空気の組成を調整する空気調節装置(50)と、空気調節装置(50)により空気の組成が調節された第1ガスを第2空間(62)へ供給するガス供給路(275)と、ガス供給路(275)の少なくとも一部に設けられ、第1ガスを冷却する冷却機構(70)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷凍装置(10)により第1ケーシング(2)内の第1空間(3)の空気が冷却される貯蔵庫(1)に設けられる貯蔵システムであって、
前記第1空間(3)の内部に配置され、貯蔵物が保管される第2空間(62)を形成する第2ケーシング(61)と、
前記第2空間(62)へ供給する空気の組成を調整する空気調節装置(50)と、
前記空気調節装置(50)により空気の組成が調節された第1ガスを前記第2空間(62)へ供給するガス供給路(275)と、
前記ガス供給路(275)の少なくとも一部に設けられ、前記第1ガスを冷却する冷却機構(70)とを備える
貯蔵システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記冷却機構(70)は、前記第1空間(3)内の空気により前記ガス供給路(275)内の前記第1ガスを冷却する
請求項1に記載の貯蔵システム。
【請求項3】
前記冷却機構(70)は、前記ガス供給路(275)の一部を構成する第1管部(70)を有し、
前記第1管部(70)は、該第1管部(70)以外の前記ガス供給路(275)を構成する材料よりも熱伝導率の高い材料で構成される
請求項1または2に記載の貯蔵システム。
【請求項4】
前記冷却機構(70)は、前記ガス供給路(275)の少なくとも一部を構成する金属製またはガラス製の第1管部(70)を有する
請求項1または2に記載の貯蔵システム。
【請求項5】
前記ガス供給路(275)を流れる前記第1ガスと液体とを分離する気液分離器(80)をさらに備え、
前記気液分離器(80)は、前記冷却機構(70)における前記第1ガスの流れ方向の下流寄り、または、前記冷却機構(70)よりも前記第1ガスの流れ方向の下流側に配置される
請求項1または2に記載の貯蔵システム。
【請求項6】
前記空気調節装置(50)は、ゼオライトまたはMOF(Metal-Organic Framework)を使用した気体分子の吸脱着システムにより前記第2空間に供給する前記第1ガスを調整する
請求項1または2に記載の貯蔵システム。
【請求項7】
前記第1ケーシング(2)は、前記第2ケーシング(61)よりも断熱性の高い素材で構成される
請求項1または2に記載の貯蔵システム。
【請求項8】
前記第2ケーシング(61)は、前記第2空間(62)の内部を視認できる透明な素材を有する
請求項1または2に記載の貯蔵システム。
【請求項9】
前記第1空間(3)には、複数の前記第2ケーシング(61)が配置され、
前記ガス供給路(275)は、
一端が前記空気調節装置(50)に接続される第1流路(275A)と、
一端が前記第1流路(275A)の他端に接続され、かつ、他端が前記第2ケーシング(61)のそれぞれに接続される複数の第2流路(275B)とを有し、
前記冷却機構(70)は、前記第1流路(275A)に設けられる
請求項1または2に記載の貯蔵システム。
【請求項10】
請求項1または2に記載の貯蔵システムと、
前記第2ケーシング(61)が配置される前記第1空間(3)を形成する第1ケーシング(2)と、
前記第1空間(3)内の空気を冷却する冷凍装置(10)とを備えた
庫内冷却システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、貯蔵システムおよび庫内冷却システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の青果物の貯蔵方法は、青果物が収容される複数のコンテナを冷蔵室に配置し、ホースを介して所定の貯蔵ガスを各コンテナ内(収容空間)に供給する。このように、冷蔵室にコンテナを配置することで、冷蔵室内で区画された収容空間を設け、該収容空間を青果物の貯蔵に最適な空気組成に調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-30638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の貯蔵方法では、冷蔵室のような貯蔵庫内に配置されたコンテナの内部(収容空間)の空気組成を調整できるが、収容空間の空気温度は、貯蔵庫内の空気温度に連動して変化するのみであり、該収容空間の温度を適切に制御できない。
【0005】
本開示の目的は、貯蔵庫の内部で区間された収容空間の温度を適切に制御することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、
冷凍装置(10)により第1ケーシング(2)内の第1空間(3)の空気が冷却される貯蔵庫(1)に設けられる貯蔵システムであって、
前記第1空間(3)の内部に配置され、貯蔵物が保管される第2空間(62)を形成する第2ケーシング(61)と、
前記第2空間(62)へ供給する空気の組成を調整する空気調節装置(50)と、
前記空気調節装置(50)により空気の組成が調節された第1ガスを前記第2空間(62)へ供給するガス供給路(275)と、
前記ガス供給路(275)の少なくとも一部に設けられ、前記第1ガスを冷却する冷却機構(70)とを備える貯蔵システムである。
【0007】
第1の態様では、冷却機構(70)によって冷却された第1ガスを第2空間(62)へ供給できる。これにより、冷凍装置(10)により冷却された庫内空気のみで第2空間(62)の空気温度を調節するよりも適切に第2空間(62)の空気温度を制御できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、
前記冷却機構(70)は、前記第1空間(3)内の空気により前記ガス供給路(275)内の前記第1ガスを冷却する。
【0009】
第2の態様では、冷却機構(70)は、ガス供給路(275)を通る第1ガスから第1空間(3)内の冷却された空気へ伝熱することで第1ガスを冷却できる。これにより、冷却機構(70)に特別な装置を設ける必要がなく、簡便に第1ガスを冷却できる。
【0010】
第3の態様は、第1または第2の態様において、
前記冷却機構(70)は、前記ガス供給路(275)の一部を構成する第1管部(70)を有し、
前記第1管部(70)は、該第1管部(70)以外の前記ガス供給路(275)を構成する材料よりも熱伝導率の高い材料で構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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