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公開番号
2025065462
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025020486,2023189213
出願日
2025-02-12,2021-12-13
発明の名称
熱交換ユニット
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F28D
1/047 20060101AFI20250410BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】他の部材との摺動に起因する扁平管の破損を抑制することで製造コストの増加を抑制できる熱交換ユニットを提案する。
【解決手段】利用ユニット3は、利用熱交換器32と、第1部材34とを備える。利用熱交換器32は、複数の扁平管32aが伝熱フィン32bによって厚み方向へ所定の間隔を空けて積層されている。第1部材34は、利用熱交換器32に装着される。第1部材34は、本体34a及び本体34aから突き出る突起部34bを有する。突起部34bは、隣り合う扁平管32aの間に挿入されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の扁平管(32a)が伝熱フィン(32b)によって厚み方向へ所定の間隔を空けて積層された熱交換器(32)と、
前記熱交換器に装着され、前記熱交換器の動きを規制する第1部材(34)と
を備え、
前記第1部材は、
本体(34a)及び前記本体から突き出る突起部(34b)を有し、前記突起部が隣り合う前記扁平管の間に挿入されている、
熱交換ユニット。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第1部材は、
前記突起部を複数有する、
請求項1に記載の熱交換ユニット。
【請求項3】
前記熱交換器は、
複数の第1熱交換部(321、322、323)を含み、
前記第1部材は、
複数の前記第1熱交換部のそれぞれに対して複数の前記突起部を有する、
請求項1又は2に記載の熱交換ユニット。
【請求項4】
前記突起部は、
柱状である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換ユニット。
【請求項5】
前記突起部は、
前記扁平管に係合する爪部(34c)を有する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換ユニット。
【請求項6】
前記第1部材は、
樹脂を用いて製造されている、
請求項1から5のいずれか1項に記載の熱交換ユニット。
【請求項7】
前記第1部材は、
金属を用いて製造され、樹脂コーティングが表面に施されている、
請求項1から5のいずれか1項に記載の熱交換ユニット。
【請求項8】
前記第1部材は、
金属を用いて製造され、絶縁ゴムが表面に取り付けられている、
請求項1から5のいずれか1項に記載の熱交換ユニット。
【請求項9】
ケーシング(31)と、前記ケーシングに固定された第2部材(35)とをさらに備え、
前記第1部材は、
ビス止め又は係合により前記第2部材に対して固定されている、
請求項1から8のいずれか1項に記載の熱交換ユニット。
【請求項10】
前記第1部材は、
前記本体が前記伝熱フィンに当接している、
請求項1から9のいずれか1項に記載の熱交換ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
熱交換ユニットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
鉛直方向に所定の間隔を空けて略平行に配置された複数の伝熱管と、当該伝熱管に接合された複数の伝熱フィンとを有する熱交換器を備えた熱交換ユニットが知られている。
【0003】
特許文献1(国際公開第2018/128035号)は、薄く扁平した扁平管が伝熱管に用いられた熱交換器と、当該熱交換器を支持しながらその動きを規制する部材であるブラケットとを備える熱交換ユニット(室外熱交換器)を開示している。特許文献1の熱交換ユニットでは、ブラケットは、伝熱管を挿入する管孔が形成された板状部材である。管孔に挿入された伝熱管は、ロウ付けによりブラケットに接合されることで、筐体に対して固定されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロウ付けを用いた接合箇所は、経年により生じた腐食によってブラケットと伝熱管とを接合できなくなることがある。このような場合、熱交換ユニットの運転にともなう振動等によって、伝熱管がブラケットに形成された管孔に対して摺動する。特許文献1の熱交換ユニットのように肉厚が比較的薄く形成された扁平管が伝熱管として用いられる場合には、扁平管が管孔との摺動箇所から破損する恐れがあるため、扁平管に用いることができる材料の選択肢が限定され、製造コストが増加しやすいという課題があった。
【0005】
本開示は、他の部材との摺動に起因する扁平管の破損を抑制することで製造コストの増加を抑制できる熱交換ユニットを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1観点の熱交換ユニットは、熱交換器と、第1部材とを備える。熱交換器は、複数の扁平管が伝熱フィンによって厚み方向へ所定の間隔を空けて積層される。第1部材は、熱交換器に装着される。第1部材は、本体及び本体から突き出る突起部を有し、突起部が隣り合う扁平管の間に挿入されている。
【0007】
本熱交換ユニットによれば、ブラケットに設けた管孔に伝熱管を挿入して熱交換器の移動を制限する場合と比べて、扁平管と、扁平管に接触して移動を規制する部材(第1部材)との接触面積を大幅に減らすことができる。したがって、利用ユニットの運転による振動等によって第1部材と扁平管とが摺動しても、この摺動により扁平管が破損することが抑制される。この結果、扁平管に用いることができる材料の選択肢が増え、熱交換ユニットの製造コストが抑制される。
【0008】
第2観点の熱交換ユニットは、第1観点の熱交換ユニットであって、第1部材は、突起部を複数有する。
【0009】
本熱交換ユニットによれば、第1部材が複数の突起部を有することにより、熱交換器の移動が効果的に規制される。
【0010】
第3観点の熱交換ユニットは、第1観点又は第2観点の熱交換ユニットであって、熱交換器は、複数の第1熱交換部を含む。第1部材は、複数の第1熱交換部のそれぞれに対して複数の突起部を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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