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公開番号
2025063868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2024174856
出願日
2024-10-04
発明の名称
塗料組成物、皮膜、物品及び軸受け
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人タス・マイスター
主分類
C09D
127/18 20060101AFI20250409BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】電食防止性および低摩擦性に優れる塗膜を形成することができる塗料組成物を提供する。
【解決手段】高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)を一部又は全部として含む
フッ素樹脂(A)、ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)、並びに、
有機溶剤(C)を含有する塗料組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)を一部又は全部として含むフッ素樹脂(A)、ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)、並びに、有機溶剤(C)を含有することを特徴とする塗料組成物。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記フッ素樹脂(A)は、さらに、テトラフルオロエチレンと、ヘキサフルオロプロピレンおよび/またはパーフルオロアルキルビニルエーテルからなる1種以上の共重合体(A-2)を含む請求項1記載の塗料組成物。
【請求項3】
前記共重合体(A-2)は、メルトフローレートが1~30(g/10分)である請求項2に記載の塗料組成物。
【請求項4】
前記高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)と、共重合体(A-2)の質量比が、(A-1)/(A-2)=10/90~90/10である請求項2または3に記載の塗料組成物。
【請求項5】
フッ素樹脂(A)とポリアミドイミド樹脂の質量比がフッ素樹脂(A)/ポリアミドイミド樹脂=40/60~70/30である請求項1又は2に記載の塗料組成物。
【請求項6】
ポリアミドイミド樹脂は、数平均分子量が10000~40000である請求項1又は2に記載の塗料組成物。
【請求項7】
フッ素樹脂(A)とエポキシ樹脂の質量比がフッ素樹脂(A)/エポキシ樹脂=30/70~70/30である請求項1又は2に記載の塗料組成物。
【請求項8】
エポキシ樹脂の数平均分子量が200~2500である請求項1又は2に記載の塗料組成物。
【請求項9】
前記ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)がポリアミドイミド樹脂であり、前記フッ素樹脂(A)は、さらに、テトラフルオロエチレンと、ヘキサフルオロプロピレンおよび/またはパーフルオロアルキルビニルエーテルからなる1種以上の共重合体(A-2)を含み、前記共重合体(A-2)は、メルトフローレートが1~30(g/10分)であり、前記高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)と、共重合体(A-2)の質量比が、(A-1)/(A-2)=5/95~55/45であり、フッ素樹脂(A)とポリアミドイミド樹脂の質量比がフッ素樹脂(A)/ポリアミドイミド樹脂=40/60~70/30であり、ポリアミドイミド樹脂は、数平均分子量が10000~40000である請求項1記載の塗料組成物。
【請求項10】
前記ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)がエポキシ樹脂であり、前記フッ素樹脂(A)は、さらに、テトラフルオロエチレンと、ヘキサフルオロプロピレンおよび/またはパーフルオロアルキルビニルエーテルからなる1種以上の共重合体(A-2)を含み、前記共重合体(A-2)は、メルトフローレートが1~30(g/10分)であり、前記高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)と、共重合体(A-2)の質量比が、(A-1)/(A-2)=5/95~55/45であり、フッ素樹脂(A)とエポキシ樹脂の質量比がフッ素樹脂(A)/エポキシ樹脂=30/70~70/30であり、エポキシ樹脂の数平均分子量が200~2000である請求項1記載の塗料組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、塗料組成物、皮膜、物品及び軸受けに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1~4には、軸受けに対して塗装を行うことが記載されている。近年は、電気自動車が大きな広がりを見せている。これらの文献に記載された軸受は、このような電気自動車に使用された場合の問題についての検討がなされていない。
特許文献5には、カーエアコンコンプレッサーピストンにおける耐摩耗性や摺動特性を維持できる塗料が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-15720号公報
特表2022-42162号公報
特開2008-280485号公報
特開2013-85441号公報
特開2005-198372号公報
特開2022-15680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、電食防止性であり、かつ、低摩擦性であることから耐摩耗性に優れる塗膜を形成することができる塗料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、
高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)を一部又は全部として含むフッ素樹脂(A)、
ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)、並びに、有機溶剤(C)を含有することを特徴とする塗料組成物である。
【0006】
前記フッ素樹脂(A)は、さらに、テトラフルオロエチレンと、ヘキサフルオロプロピレンおよび/またはパーフルオロアルキルビニルエーテルからなる1種以上の共重合体(A-2)を含むことが好ましい。
【0007】
前記共重合体(A-2)は、メルトフローレートが1~30(g/10分)であることが好ましい。
上記塗料組成物は、上記高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)と、共重合体(A-2)の質量比が、(A-1)/(A-2)=10/90~90/10であることが好ましい。
上記塗料組成物は、フッ素樹脂(A)とポリアミドイミド樹脂の質量比がフッ素樹脂(A)/ポリアミドイミド樹脂=40/60~70/30であることが好ましい。
ポリアミドイミド樹脂は、数平均分子量が10000~40000であることが好ましい。
【0008】
上記塗料組成物は、フッ素樹脂(A)とエポキシ樹脂の質量比がフッ素樹脂(A)/エポキシ樹脂=30/70~70/30であることが好ましい。
上記塗料組成物は、エポキシ樹脂の数平均分子量が200~2500であることが好ましい。
【0009】
上記塗料組成物は、前記ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)がポリアミドイミド樹脂であり、前記フッ素樹脂(A)は、さらに、テトラフルオロエチレンと、ヘキサフルオロプロピレンおよび/またはパーフルオロアルキルビニルエーテルからなる1種以上の共重合体(A-2)を含み、前記共重合体(A-2)は、メルトフローレートが1~30(g/10分)であり、前記高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)と、共重合体(A-2)の質量比が、(A-1)/(A-2)=5/95~55/45であり、フッ素樹脂(A)とポリアミドイミド樹脂の質量比がフッ素樹脂(A)/ポリアミドイミド樹脂=40/60~70/30であり、ポリアミドイミド樹脂は、数平均分子量が10000~40000であることが好ましい。
【0010】
上記塗料組成物は、前記ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)がエポキシ樹脂であり、前記フッ素樹脂(A)は、さらに、テトラフルオロエチレンと、ヘキサフルオロプロピレンおよび/またはパーフルオロアルキルビニルエーテルからなる1種以上の共重合体(A-2)を含み、前記共重合体(A-2)は、メルトフローレートが1~30(g/10分)であり、前記高分子量ポリテトラフルオロエチレン(A-1)と、共重合体(A-2)の質量比が、(A-1)/(A-2)=5/95~55/45であり、フッ素樹脂(A)とエポキシ樹脂の質量比がフッ素樹脂(A)/エポキシ樹脂=30/70~70/30であり、エポキシ樹脂の数平均分子量が200~2000であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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