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公開番号
2025026123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131506
出願日
2023-08-10
発明の名称
塗料組成物
出願人
藤倉化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
5/02 20060101AFI20250214BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】十分な可使時間を確保できる塗料組成物の提供。
【解決手段】水性樹脂分散体と、イソシアネート硬化剤と、グリコールエーテル系溶剤とを含み、前記グリコールエーテル系溶剤が、エチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、3-メトキシ-3-メチルブタノール、エチレングリコールモノ-2-エチルヘキシルエーテル及び2,2,4-トリメチルペンタン-1,3-ジオールモノイソブチラートから選ばれる1種以上である、塗料組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水性樹脂分散体と、イソシアネート硬化剤と、グリコールエーテル系溶剤とを含み、
前記グリコールエーテル系溶剤が、エチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、3-メトキシ-3-メチルブタノール、エチレングリコールモノ-2-エチルヘキシルエーテル及び2,2,4-トリメチルペンタン-1,3-ジオールモノイソブチラートから選ばれる1種以上である、塗料組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗料組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
建築資材向けの塗料組成物としては、臭気の問題が少ない水性樹脂分散体を含む塗料組成物が一般的に用いられている。
しかし、単に水性樹脂分散体が融着して塗膜を形成するだけでは必要な物性を確保しにくい場合があるため、塗料組成物に硬化剤を配合することによって架橋塗膜とすることがある。
【0003】
硬化剤としては、塗膜中の樹脂の水酸基と反応し、物性に優れるウレタン結合を形成することから、イソシアネート硬化剤が用いられる。
例えば特許文献1には、水酸基含有樹脂とポリイソシアネート硬化剤とを含む塗料組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-130812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のように、単に水酸基含有樹脂とイソシアネート硬化剤とを混合するだけでは、樹脂と硬化剤とを混合してから塗料組成物として使用できるまでの使用可能時間(可使時間)が短い。
本発明の目的は、十分な可使時間を確保できる塗料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の態様を有する。
[1] 水性樹脂分散体と、イソシアネート硬化剤と、グリコールエーテル系溶剤とを含み、
前記グリコールエーテル系溶剤が、エチレングリコールモノ-n-ブチルエーテル、3-メトキシ-3-メチルブタノール、エチレングリコールモノ-2-エチルヘキシルエーテル及び2,2,4-トリメチルペンタン-1,3-ジオールモノイソブチラートから選ばれる1種以上である、塗料組成物。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、十分な可使時間を確保できる塗料組成物を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の用語の定義は、本明細書及び特許請求の範囲にわたって適用される。
「(メタ)アクリレート」は、メタクリレート及びアクリレートの総称である。
「(メタ)アクリル酸」は、メタクリル酸及びアクリル酸の総称である。
「(メタ)アクリロイル基」は、メタクリロイル基及びアクリロイル基の総称である。
「塗膜」とは、本発明の塗料組成物より形成される塗膜であり、「硬化塗膜」又は「架橋塗膜」ともいう。
数値範囲を示す「~」は、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
【0009】
[塗料組成物]
本発明の塗料組成物は、以下に示す水性樹脂分散体と、イソシアネート硬化剤と、グリコールエーテル系溶剤とを含む水系塗料組成物である。
塗料組成物は本発明の効果を損なわない範囲内であれば、必要に応じて水性樹脂分散体、イソシアネート硬化剤及びグリコールエーテル系溶剤以外の成分(以下、「任意成分」ともいう。)をさらに含んでいてもよい。
【0010】
<水性樹脂分散体>
水性樹脂分散体は、水性樹脂が水性媒体に分散しているものであり、エマルション(水性樹脂エマルション)であってもよいし、ディスパージョン(水性樹脂ディスパージョン)であってもよい。
水性樹脂としては、例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、アクリルフッ素樹脂、アクリルポリオール樹脂、アクリルスチレン樹脂、アクリロニトリル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂などが挙げられる。これらの中でもアクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、アクリルフッ素樹脂、アクリルポリオール樹脂、アクリルスチレン樹脂、アクリロニトリル樹脂、エポキシ樹脂が好ましく、アクリル樹脂、ウレタン樹脂がより好ましく、アクリル樹脂が特に好ましい。すなわち、水性樹脂分散体の好ましい一例としては、アクリル樹脂分散体、ウレタン樹脂分散体等が挙げられ、その中でも、アクリル樹脂エマルション、アクリル樹脂ディスパージョン、ウレタン樹脂ディスパージョンがより好ましく、アクリル樹脂エマルションが特に好ましい。
また、水性樹脂としては、水酸基を有する水性樹脂が好ましい。すなわち、水性樹脂分散体としては、水酸基を有する水性樹脂分散体(以下、「水酸基含有水性樹脂分散体」ともいう。)が好ましく、その中でも特に、水酸基を有するアクリル樹脂分散体(以下、「水酸基含有アクリル樹脂分散体」ともいう。)が好ましく、水酸基含有アクリル樹脂エマルションがより好ましい。
水性樹脂は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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