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公開番号
2025059513
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169643
出願日
2023-09-29
発明の名称
接着剤
出願人
三菱製紙株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C09J
201/00 20060101AFI20250403BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】感光性樹脂組成物を用いて作製した、微細なドットにより形成されたマスクパターンを被加工体上に強固に保持することができ、かつ水により非マスク部分の接着剤だけを容易に溶解除去することが可能な接着剤を提供する。
【解決手段】サンドブラスト加工用のマスク材を被加工体に接着する際に使用する接着剤であって、少なくとも親水性ポリマー(A)、及び分子内に水酸基を2つ以上有する可塑剤(B)を含有することを特徴とする接着剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
サンドブラスト加工用のマスク材を被加工体に接着する際に使用する接着剤であって、少なくとも親水性ポリマー(A)、及び分子内に水酸基を2つ以上有する可塑剤(B)を含有することを特徴とする接着剤。
続きを表示(約 79 文字)
【請求項2】
前記親水性ポリマー(A)が、ポリビニルピロリドン、またはビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマーである、請求項1に記載の接着剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サンドブラスト加工用のマスク材を被加工体に接着する際に使用する接着剤に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ガラス、石材、金属、プラスチック、セラミック等の被加工体を切削してレリーフ画像を形成するにあたり、サンドブラスト処理による加工(以下、サンドブラスト加工ともいう)が行われている。サンドブラスト処理とは、被加工体上にマスク材による遮蔽部を設けた後、露出した被加工体表面に砂の粒子やセラミック粒子、金属粒子等の研磨剤を吹き付けることで、選択的に被加工体を切削する処理である。
【0003】
上記したサンドブラスト処理用のマスク材としては、例えば、ポリエステルフィルムなどの支持体上に感光性樹脂層を有し、該感光性樹脂層上にカバーフィルムを貼り合わせたドライフィルムが用いられている。
【0004】
上記した感光性樹脂層を被加工体上に設ける工程において、熱圧着により感光性樹脂層を貼合する方法が知られている。例えば、特許文献1及び特許文献2においては、任意の温度に温めた被加工体に、ゴムローラ等を用いて感光性樹脂組成物層をラミネートすることで熱圧着する方法が記載されている。特許文献3には、被加工体に、ホットロールラミネータを用いて感光性樹脂組成物層をラミネートすることで熱圧着する方法が記載されている。
【0005】
しかしながら、上記した方法では、被加工体の表面を高温にする必要があり、作業の危険性が高く、かつ作業が煩雑であるという欠点を有していた。また、被加工体の表面が湾曲している場合や、被加工体が立体的な形状を有している場合には、任意の温度に温めた被加工体に対して、ゴムローラを用いて該感光性樹脂組成物層を熱圧着することや、被加工体に対してホットロールラミネータを用いて該感光性樹脂組成物層を熱圧着することが困難であった。
【0006】
一方、被加工体の表面を高温とすることなく、被加工体の表面に感光性樹脂組成物層を設ける方法として、互いに背向する少なくとも一対の面に粘着性を有する基材と、該基材の一方の面に設けられた感光性樹脂層とを有する積層体が知られている。例えば、特許文献4には、支持体の背向する一対の面に設けられる粘着性の層としてアクリル系粘着剤等が例示されている。特許文献5には、被加工材料であるポリカーボネート樹脂材料の表面に熱可塑性樹脂と、ロジンエステルタッキファイヤ(増粘付与剤)を含有する感圧接着剤を塗布し、この上に画像マスクを形成し、サンドエッチング加工を行う画像形成方法が開示されている。
【0007】
上記した接着剤の層や感圧接着剤には、サンドブラスト加工時において画像マスクが剥がれない良好な接着強度、例えば電子機材の保護パネルやタッチパネルに用いることができるガラス基板の製造などの用途においては、直径が500μm以下の微細なドットパターンであってもサンドブラスト加工時において画像マスクが剥がれないという良好な接着強度が求められる。一方では、非マスク部分の接着剤にはサンドブラスト加工後に容易に除去可能であることや、非マスク部分の接着剤を除去する際に、微細な画像パターン(例えばドットパターン)を剥離させないという優れた画像密着性が求められる。したがってこれら全ての要件を同時に満たすことが可能な接着剤が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平06-161098号公報
特開平08-054734号公報
特開平10-239840号公報
特開2008-183772号公報
特開2009-125824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の課題は、感光性樹脂組成物を用いて作製した、微細なドットにより形成されたマスクパターンを被加工体上に強固に保持することができ、かつ水により非マスク部分の接着剤だけを容易に溶解除去することが可能な接着剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題は、以下の発明により解決される。
(1)サンドブラスト加工用のマスク材を被加工体に接着する際に使用する接着剤であって、少なくとも親水性ポリマー(A)、及び分子内に水酸基を2つ以上有する可塑剤(B)を含有することを特徴とする接着剤。
(2)前記親水性ポリマー(A)が、ポリビニルピロリドン、またはビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマーである上記(1)に記載の接着剤。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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