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公開番号
2025060488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024169456
出願日
2024-09-27
発明の名称
熱交換器
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F28F
9/02 20060101AFI20250403BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】気相冷媒と液相冷媒の割合の偏りを小さく抑制させるように冷媒を分岐して流すことが可能な熱交換器を提供する。
【解決手段】液ヘッダ(60)と、液ヘッダ(60)に接続された複数の伝熱管(28)と、を備える室外熱交換器(11)であって、液ヘッダ(60)は、接続部(P)において互いに接続された第1流路(A)と第2流路(B)と第3流路(C)と、を有し、第1流路(A)は、鉛直方向である第1方向に延びており、第2流路(B)は、第2方向に延びており、第3流路(C)は、第3方向に延びており、第2方向と第3方向は、接続部(P)から鉛直方向に延びる線と、接続部(P)から扁平管(28)が延びる方向に延びる線と、を含む仮想面に対する対称性を有し、第1流路(A)は、第1絞り部(81)を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッダ(60)と、
前記ヘッダに接続された複数の伝熱管(28)と、
を備え、
前記ヘッダは、接続部(P)において互いに接続された第1流路(A)と第2流路(B)と第3流路(C)と、を有し、
前記第1流路は、鉛直方向である第1方向に延びており、
前記第2流路は、第2方向に延びており、
前記第3流路は、第3方向に延びており、
前記第2方向と前記第3方向は、前記接続部から鉛直方向に延びる線と、前記接続部から前記伝熱管が延びる方向に延びる線と、を含む仮想面に対する対称性を有し、
前記第1流路は、第1絞り部(81)を有する、
熱交換器(11)。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記第2方向と前記第3方向は、水平方向である、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記第1絞り部は、前記接続部と接続されている、
請求項1または2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記第1絞り部は、前記接続部よりも上方に位置する、
請求項3に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記ヘッダは、第1板部材(46)を含む複数の板部材(41、42、43、44、45、46、47)が積層された積層ヘッダであり、
前記第1板部材は、前記第1流路と前記第2流路と前記第3流路を形成している、
請求項1または2に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記第2流路は、第2絞り部(98)を有し、
前記第3流路は、第3絞り部(99)を有する、
請求項1または2に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記第2流路の流路面積と前記第3流路の流路面積とは、同じであり、
前記第2流路の流路長さと前記第3流路の流路長さとは、同じである、
請求項1または2に記載の熱交換器。
【請求項8】
前記第2流路に接続され、前記第2流路が延びる方向とは異なる方向に延びた第4流路(D)と、
前記第3流路に接続され、前記第3流路が延びる方向とは異なる方向に延びた第5流路(E)と、
をさらに備えた、
請求項1または2に記載の熱交換器。
【請求項9】
前記第4流路と前記第5流路の両方が上側に延びているか、
前記第4流路と前記第5流路の両方が下側に延びているか、
のいずれかである、
請求項8に記載の熱交換器。
【請求項10】
前記第2流路は、前記第2流路が延びる方向において、前記第2流路と前記第4流路との接続箇所に対して前記接続部側とは反対側に膨出した第1膨出部(83)を有し、
前記第3流路は、前記第3流路が延びる方向において、前記第3流路と前記第5流路との接続箇所に対して前記接続部側とは反対側に膨出した第2膨出部(85)を有する、
請求項8に記載の熱交換器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、冷凍サイクル装置において用いられる熱交換器として、複数の伝熱管が接続されたヘッダにおいて、冷媒を分流して各伝熱管に冷媒を分配して流すものが用いられている。
【0003】
例えば、特許文献1(国際公開第2015/049727号)に記載の熱交換器では、ヘッダ内部において、冷媒流路の分岐箇所を複数設けることにより、冷媒流れを複数に分けて各伝熱管に送ることが提案されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記熱交換器では、例えば、気相冷媒と液相冷媒のように比重が異なる冷媒が一緒にヘッダ内部を流れている場合に、ヘッダ内部で分岐した後の各冷媒の間で、冷媒量に偏りが生じてしまう場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1観点に係る熱交換器は、ヘッダと、複数の伝熱管と、を備えている。複数の伝熱管は、ヘッダに接続されている。ヘッダは、第1流路と第2流路と第3流路とを有する。第1流路と第2流路と第3流路とは、接続部において互いに接続されている。第1流路は、鉛直方向である第1方向に延びている。第2流路は、第2方向に延びている。第3流路は、第3方向に延びている。第2方向と第3方向は、接続部から鉛直方向に延びる線と、接続部から伝熱管が延びる方向に延びる線と、を含む仮想面に対する対称性を有する。第1流路は、第1絞り部を有する。
【0006】
この熱交換器では、ヘッダの第1流路を流れる冷媒は、第1絞り部を通過させる際に冷媒流速を高めて第2流路と第3流路とに分岐するため、各分岐流路における冷媒量の偏りを抑制させることが可能になる。
【0007】
第2観点に係る熱交換器は、第1観点に係る熱交換器において、第2方向と第3方向は、水平方向である。
【0008】
この熱交換器では、第2流路に分岐して流れる冷媒と第3流路に分岐して流れる冷媒との間の重力の影響による冷媒量の偏りを抑えることが可能になる。
【0009】
第3観点に係る熱交換器は、第1観点または第2観点に係る熱交換器において、第1絞り部は、接続部と接続されている。
【0010】
この熱交換器では、第1絞り部において冷媒流速を高めた直後に第2流路と第3流路とに分岐して流すことが可能になるため、各分岐流路における冷媒量の偏りをより抑制させることが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
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