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公開番号2025059572
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169732
出願日2023-09-29
発明の名称管路用治具
出願人東京瓦斯株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F16L 41/06 20060101AFI20250403BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】流路内を流れる流体の流通を維持した状態で開閉栓のメンテナンスを可能な管路用治具を提供する。
【解決手段】管路用治具10は、配管Pの流路を開閉する開閉栓GVに用いられる管路用治具10であって、開閉栓GVは、配管Pに固定されて流路の一部を構成する配管固定部VBと、流路Bfを貫通するように配管固定部VBに挿通され、流路を連通させる流路孔Chが形成された開閉栓本体VCと、開閉栓本体VCの挿通先端側に螺合され、開閉栓本体VCを配管固定部VBに固定する固定部材VNと、を有し、固定部材VNと係合して固定部材VNと共に回転し、外部に露出する被操作部54が形成された回転部材50と、配管Pまたは配管固定部VBに固定され、回転部材50を回転可能に支持する支持部材20と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配管の流路を開閉する開閉栓に用いられる管路用治具であって、
前記開閉栓は、
前記配管に固定されて前記流路の一部を構成する配管固定部と、
前記流路を貫通するように前記配管固定部に挿通され、前記流路を連通させる流路孔が形成された開閉栓本体と、
前記開閉栓本体の挿通先端側に螺合され、前記開閉栓本体を前記配管固定部に固定する固定部材と、を有し、
前記固定部材と係合して前記固定部材と共に回転し、外部に露出する被操作部が形成された回転部材と、
前記配管または前記配管固定部に固定され、前記回転部材を回転可能に支持する支持部材と
を備えた、管路用治具。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記支持部材は、前記配管を挟んで前記開閉栓本体の挿通の挿入元側に配置される第1支持部材と、挿入先端側に配置される第2支持部材を有し、前記第1支持部材と前記第2支持部材とがボルト締結されることにより、前記配管または前記配管固定部に固定されている、
請求項1に記載の管路用治具。
【請求項3】
前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、前記開閉栓の前記配管の延出方向と交差する方向の外側でボルト締結されている、
請求項2に記載の管路用治具。
【請求項4】
前記支持部材には、ノーブロー作業バッグを取り付けるバッグ取付部が形成されている、請求項1に記載の管路用治具。
【請求項5】
前記支持部材と前記回転部材との間をシールするシール部材を備えた、
請求項1に記載の管路用治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願の開示する技術は、開閉栓に適用される管路用治具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、配管の流路を開閉する開閉栓として、種々のものが用いられている。その中で、流通孔が形成された開閉部材をバルブ本体に挿入して流路に貫通させた後、この開閉部材の貫通先端部分にナット部材を螺合して捻じ込むタイプのもの( 以下、「ナット付栓」と称する)がある。このような「ナット付栓」では、「開閉部材」をメンテナンス等で着脱する際に、「開閉部材」および「ナット部材」の何れか一方を工具で回すと、他方が供回りしてしまう。そこで、特許文献1では、ナット部材の回転を規制する回転規制部を設け、開閉部材を回転させてナット部材との螺合を解除するための治具が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-207019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、開閉部材を回転させるため、開閉部材の流通孔の貫通方向が流路と直交する方向に配置されると、流路内を流れる流体の流通が遮断されてしまう。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、流路内を流れる流体の流通を維持した状態で開閉栓のメンテナンスを可能な管路用治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様の管路用治具は、配管の流路を開閉する開閉栓に用いられる管路用治具であって、前記開閉栓は、前記配管に固定されて前記流路の一部を構成する配管固定部と、前記流路を貫通するように前記配管固定部に挿通され、前記流路を連通させる流路孔が形成された開閉栓本体と、前記開閉栓本体の挿通先端側に螺合され、前記開閉栓本体を前記配管固定部に固定する固定部材と、を有し、前記固定部材と係合して前記固定部材と共に回転し、外部に露出する被操作部が形成された回転部材と、前記配管または前記配管固定部に固定され、前記回転部材を回転可能に支持する支持部材と、を備えている。
【0007】
第1の態様の管路用治具は、開閉栓に用いられる。この開閉栓は、流路の一部を構成する配管固定部が配管に固定され、流路を連通させる流路孔が形成された開閉栓本体が流路を貫通するように配管固定部に挿通され、固定部材が開閉栓本体の挿通先端側に螺合されて、開閉栓本体を配管固定部に固定している。
【0008】
管路用治具の回転部材は、開閉栓の固定部材と係合して固定部材と共に回転し、外部に露出する被操作部が形成されている。そして、管路用治具の支持部材は、配管または配管固定部に固定され、回転部材を回転可能に支持する。
【0009】
開閉栓のメンテナンス時には、開閉栓本体の挿入後端側の回転を規制しつつ、被操作部を把持して固定部材と開閉栓本体との螺合が解除される方向に回転させる。これにより、開閉栓本体の流通孔の方向を維持したまま、開閉栓本体を配管固定部から取り外すことができる。したがって、流路内を流れる流体の流通を維持した状態で開閉栓のメンテナンスを行うことができる。
【0010】
第2の態様の管路用治具は、前記支持部材は、前記配管を挟んで前記開閉栓本体の挿通の挿入元側に配置される第1支持部材と、挿入先端側に配置される第2支持部材を有し、前記第1支持部材と前記第2支持部材とがボルト締結されることにより、前記配管または前記配管固定部に固定されている。
(【0011】以降は省略されています)

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