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公開番号2025068476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178421
出願日2023-10-16
発明の名称加湿システム
出願人東京瓦斯株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F24F 6/12 20060101AFI20250421BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】屋外から取り込んで室内空間へ供給する空気を加湿する加湿能力を向上させる。
【解決手段】加湿システムは、屋外から空気を取り込んで室内空間へ供給する給気部と、前記室内空間から屋外へ空気を排出する排気部と、水道配管から供給された水を加熱する加熱部と、前記加熱部が加熱した水を、前記加熱部から、温水を使用する設備と、前記給気部と、へ向けて送る送水部と、前記送水部が前記給気部へ向けて送った前記水を用いて、前記給気部から前記室内空間へ供給される空気を加湿する加湿部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
屋外から空気を取り込んで室内空間へ供給する給気部と、
前記室内空間から屋外へ空気を排出する排気部と、
水道配管から供給された水を加熱する加熱部と、
前記加熱部が加熱した水を、前記加熱部から、温水を使用する設備と、前記給気部と、へ向けて送る送水部と、
前記送水部が前記給気部へ向けて送った前記水を用いて、前記給気部から前記室内空間へ供給される空気を加湿する加湿部と、
を備える加湿システム。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記排気部が前記室内空間から屋外へ排出する空気の相対湿度及び温度を検知する検知部と、
前記検知部の検知した相対湿度及び温度から絶対湿度を算出し、絶対湿度が目標絶対湿度になるように、前記加湿部を制御する制御部と、
を備える請求項1に記載の加湿システム。
【請求項3】
前記排気部が前記室内空間から屋外へ排出する空気の相対湿度を検知する検知部と、
前記検知部の検知した相対湿度が目標相対湿度になるように、前記加湿部を制御する制御部と、
を備える請求項1に記載の加湿システム。
【請求項4】
前記室内空間の相対湿度及び温度を検知する検知部と、
前記検知部の検知した相対湿度及び温度から絶対湿度を算出し、絶対湿度が目標絶対湿度になるように、前記加湿部を制御する制御部と、
を備える請求項1に記載の加湿システム。
【請求項5】
前記室内空間の相対湿度を検知する検知部と、
前記検知部の検知した相対湿度が目標相対湿度になるように、前記加湿部を制御する制御部と、
を備える請求項1に記載の加湿システム。
【請求項6】
前記給気部は、複数の前記室内空間の各々に分岐する分岐ダクトを有し、複数の前記室内空間の各々へ空気を供給し、
前記加湿部は、前記分岐ダクトに対する上流において、複数の前記室内空間の各々へ供給される空気を一括で加湿する
請求項1に記載の加湿システム。
【請求項7】
前記給気部は、複数の前記室内空間の各々に分岐する分岐ダクトを有し、複数の前記室内空間の各々へ空気を供給し、
前記加湿部は、前記分岐ダクトにおいて、複数の前記室内空間の各々へ供給される空気を個別で加湿する
請求項1に記載の加湿システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加湿システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、床暖房パネルと、床暖房パネルに温水を供給する熱源機と、床暖房コントローラと、湿度調節器と、を含む床暖房システムであって、床暖房コントローラは、室温センサと、湿度センサと、湿度調節器に対する発停信号送信手段と、を備え、湿度調節器は、床暖房コントローラからの発停信号受信手段を備え、さらに、床暖房コントローラの室温センサ及び湿度センサの検出値に基づいて、温水供給制御及び湿度制御を行うことにより、所定の快適室内環境条件を維持する手段を備えて成ることを特徴とする床暖房システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-32888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、床暖房システムにおいて、床暖房パネルが配置された居室を加湿する技術であり、換気システムにて加湿を実行するものではない。また、特許文献1では、床暖房パネルが配置された居室に設置された加湿器を用いており、加湿器の給水タンクへ水を補充する必要があるため、空気を連続的に且つ大量に加湿する加湿能力に限界がある。
【0005】
本発明は、屋外から取り込んで室内空間へ供給する空気を加湿する加湿能力を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様は、屋外から空気を取り込んで室内空間へ供給する給気部と、前記室内空間から屋外へ空気を排出する排気部と、水道配管から供給された水を加熱する加熱部と、前記加熱部が加熱した水を、前記加熱部から、温水を使用する設備と、前記給気部と、へ向けて送る送水部と、前記送水部が前記給気部へ向けて送った前記水を用いて、前記給気部から前記室内空間へ供給される空気を加湿する加湿部と、を備える。
【0007】
第1態様によれば、給気部が、屋外から空気を取り込んで室内空間へ供給し、排気部が、室内空間から屋外へ空気を排出する。加熱部は、水道配管から供給された水を加熱し、送水部は、加熱部から、温水を使用する設備と、給気部と、へ向けて水を送る。そして、加湿部が、送水部が給気部へ向けて送った水を用いて、給気部から室内空間へ供給される空気を加湿する。
【0008】
このように、第1態様では、水道配管から供給され且つ加熱された水を、送水部が加熱部から給気部へ向けて送り、当該水を用いて給気部から室内空間へ供給される空気を加湿する。このため、室内空間に設置され且つ水を補充する必要がある加湿器を用いて室内空間へ供給される空気を加湿する場合に比べ、当該空気を連続的に且つ大量に加湿できる。したがって、第1態様によれば、屋外から取り込んで室内空間へ供給する空気を加湿する加湿能力を向上させることができる。
【0009】
第2態様は、第1態様において、前記排気部が前記室内空間から屋外へ排出する空気の相対湿度及び温度を検知する検知部と、前記検知部の検知した相対湿度及び温度から絶対湿度を算出し、絶対湿度が目標絶対湿度になるように、前記加湿部を制御する制御部と、を備える。
【0010】
第2態様によれば、制御部が、室内空間から屋外へ排出される空気の絶対湿度が目標絶対湿度になるように、加湿部を制御する。このため、室内空間から屋外へ排出される空気の絶対湿度に応じて、適切な湿度に空気を加湿できる。
(【0011】以降は省略されています)

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